• Techcrunch Tokyo 2016  スタートアップの祭典@渋谷 が今年もやって来ました!

    公開日:2016年11月19日 最終更新日:2021年12月27日

    毎年、秋の時期になると開催されるスタートアップのイベントが、11月17日(木)と18日(金)の2日間、渋谷ヒカリエで開催されました。
    イベント名は「Techcrunch Tokyo 2016」。国内外のインターネット情報を発信するテクノロジーメディアとして成長を続けるTechCrunchの日本版であるTechCrunch Japan(https://jp.techcrunch.com/)が開催しているイベントです。(昨年の様子はこちら)

    今年で6回目の開催となった本イベント。日本はもちろん海外のスタートアップが参戦しており、また、その中で活躍するトップたちの話を直接聞くことができるので、テクノロジーの最先端を知ることができる、貴重なイベントだといえると思います。

    渋谷のど真ん中で盛り上がったスタートアップの祭典。その模様をお伝えします!

    目次

    1. 今のテクノロジーの最先端とは スタートアップたちをご紹介

    TechcrunchTokyo2016_02

    Techcrunch Tokyoの特徴は、メイン会場にて常時、テクノロジーの第一線をいく企業のトップやスタートアップのトップたちの様々なセッションが行われるという点と、別会場にて、イベントに参戦・出展している30以上のスタートアップと直接対談をすることができる、という点です。

    まずは、会場に集結したスタートアップブースの様子をお伝えします。

    echcrunch Tokyo_02

    株式会社 ZERO TO ONEの『nori-na(ノリーナ)』(http://www.norina.jp/#c01)
    国内最大級の中古車用品サイトを運営する同社が開発した、ドライバーと移動したい人をマッチングさせる相乗りアプリです。

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    株式会社クオリアの『カロナビ』(https://www.qualia.tokyo/)
    食事の写真を撮影して送ると、栄養管理士が、カロリーや栄養素についてアドバイスをしてくれるサービス。プランによって、オリジナルのダイエットサービスやカウンセリングがつくようになっており、24時間365日、栄養士から指導を受けることも可能だといいます。

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    株式会社ハカルス(https://hacarus.com/ja/)
    京都を拠点とするヘルスケアベンチャーで、スマホ向けのヘルスケアサービスを展開。日々の食事や運動についての情報をスマホアプリに記録していくことで、同社と京都大学が共同開発した独自人工知能による、様々な生活改善のアドバイスを届けます。
    日々のデータを入力する際は、アプリ単体ででもできますが、専用のキッチンスケールに食材を乗せ、その食材の名前を声でスマホに向かって伝えればOK。しばらくすると、料理に関するアドバイスがスマホに届きます。その後も、データを記録していくことで、一人一人の目的に応じた健康管理のアドバイスを受けることができます。

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    株式会社SCOUTER(https://corp.scouter.co.jp/)
    日本で唯一のソーシャルヘッドハンティングを展開。同社独自の審査に通過したスカウターが、友人・知人などで転職を考え中の人に求人情報をシェア、そして企業への推薦文の作成を行います。企業への就職が決まれば、両者に転職祝い金が支給される人材紹介サービスです。

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    株式会社シェアのり(https://sharenori.com/)
    車を持っている人と持っていない人を繋げ、個人間で車をシェアするカーシェアリングサービスを展開。

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    株式会社MOSO mafiaの『Carel(ケアエル)』(https://care-l.jp/)
    美容・健康関連のサロンを探して予約ができたり、家やオフィスにプロを出張として呼ぶことができるアプリサービスを展開。プロの人で、独立したばかりで店舗を持たない場合にすぐに仕事がスタートできたり、在宅の女性の方が空いた時間に仕事をしたりと、色々なシーンでの利用可能性を見越しているといいます。

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    株式会社AIトラベル(https://aitravel.jp/)
    出張の要件を入力するだけで、人工知能が最適なプランを提供してくれるアプリサービスを展開。

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    ADAWARP ROBOTICS(https://adawarp.com/)
    VRを使った、遠隔でロボットを操作するシステムを開発。

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    貸し会議室・レンタルスペースの予約サイト『Spacee』(https://www.spacee.jp/)を運営する株式会社スペイシー。
    小さな個室から大規模なセミナーホールまで、様々な用途で利用可能な物件を貸し借りすることができます。また、屋外の壁やお店の壁、レジ横などを広告スペースとして貸し借りする『AsSpacee』(https://adspacee.com/)も展開中。

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    電玉(https://dendama.co.jp/index.html)
    アプリと連動されたけん玉で、一人で遊ぶのはもちろん、対戦プレイをすることも可能であり、搭載されたセンサーによって、技を出すと相手にダメージとなって伝えることができます。

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    2. VRゾーンで体験する 新しいシチュエーション

    2016年の今回は、新しく「VRゾーン」というエリアが作られ、会場にてVRコンテンツを体験できるようになっていました。

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    株式会社クリーク・アンド・リバー社
    中国のIdealens Technology Co., Ltd.のVRデバイス『IDEALENS K2』(http://www.idealens.com/en/home)を使ってのコンテンツやコンテンツプラットフォームを開発。ゲームだけではなく、医療や教育、旅行、スポーツ、ファッション、不動産や建築など、幅広い業界への展開に取り組んでいるといいます。

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    株式会社エジェの『TELEPOD』(https://www.eje-c.com/telepod/)
    映画やライブ、野球、カーレースといった幅広いエンターテイメントを体感できるVRとVRコンテンツと連動したボディソニックシートを展開。

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    こちらは会場で実際に体験できたエジェのコンテンツ。VRの世界では「ウェルカムパーティー」が開催されており、そのイベントをリアルに体験できるようになっていました。

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    HoloEyes株式会社(https://holoeyes.jp/)
    3Dデータ化した人体をVRで直感的に閲覧できるサービスを開発。右下の写真のように、スマホでも利用することができます。医師である杉本真樹さんとエンジニアである谷口直嗣さんがタッグを組んでスタートした同社は、医療分野のVR化を進めることを目指しているといいます。

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    FOVE(https://www.getfove.com/)
    世界初の視線追跡型VRヘッドセット。視線によって操作し、アクションを起こすことができ、コンテンツの中に出現するキャラクターとアイコンタクトを取り、コミュニケーションすることも可能だといいます。米国時間の2016年11月2日より、先行予約が開始されました。

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    会場にセルフサービスで用意されていたTechcrunchマカロン!疲れた体に甘い物がありがたく染み渡りました。。。

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    3. ベンチャー6社! スタートアップバトル・ファイナルラウンド

    そして、いよいよイベントが終盤近くになったころ。最後の最後にに行われたのがTechcrunch Tokyo最大の目玉ベントであるスタートアップバトルです。
    今回は募集段階で114社からエントリーがあり、そこから審査によって、最終的に6社が勝ち残りました。

    代表者6人によって展開されたファイナルラウンド。その彼らの熱いピッチをお伝えしてきます!

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    株式会社Combinator(https://refcome.com/)
    社員の知人や友人を紹介・推薦してもらうことで、社員を採用するリファラル採用を活性化させるサービス『refcome(リフカム)』を展開。

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    株式会社Kids Public(https://syounika.jp/)
    インターネットを通してオンライン上で小児科医に相談することができる『小児科オンライン』を展開。

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    株式会社タウンWiFi(https://townwifi.jp/company/)
    料金や通信量といった制約を気にしないで通信ができる世の中を目指し、WiFi利用サービスを展開。

    タシナレッジ

    タシナレッジ株式会社(http://www.taci.jp/)
    予算管理を簡単にできるセルフサービス型のツールを開発。

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    先にも紹介した株式会社SCOUTER(https://corp.scouter.co.jp/)
    現在、登録企業約600社、掲載求人数約2,200件に拡大しているとのこと。

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    株式会社FOLIO(https://folio-sec.com/)
    「自動運転」や「東京オリンピック」といった様々なテーマから投資先をび、独自のアルゴリズムの元、簡単かつ効率的な投資ができる資産運用サービスを展開。

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    このファイナルラウンドの審査員には、赤坂優さん(エウレカ/共同創業者)、川田尚吾さん(ディー・エヌ・エー/顧問)、木村新司さん(AnyPay/代表取締役)、国光宏尚さん(gumi/代表取締役)、西村賢さん(TechCrunch Japan編集長)、松本大さん(マネックスグループ/代表執行役社長CEO)、宮田拓弥さん(Scrum Ventures/ゼネラルパートナー)と、いずれも業界のトップが集結。
    ステージでは、彼ら審査員から6人に対して多くの質問が上がり、トークセッションが繰り広げられました。

    6人のピッチが無事終わり、審査が行われる間、過去のTechcrunch Tokyoのスタートアップバトルに参戦したベンチャーのトップ3名によるトークッションが行われました。
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    株式会社マネーフォワード(https://corp.moneyforward.com/) 資産管理、家計簿管理ツール『Money Forward』を展開。「日本でNO.1のお金のプラットフォーム」を 目指し、その他にも、会計ソフト・確定申告ソフト、請求書ソフト、給与ソフト、マインバー管理ソフト、経費ソフトの運営もしています。
    金融機関9社と連携をし、現在、資金調達サービス「MFクラウドファイナンス」の開発にも取り組んでいるといいます。

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    ウェルスナビ株式会社(https://www.wealthnavi.com/) ロボアドバイザーの自動運用による、個人向けの資産運用サービスを展開。来年春には「おつりをコツコツ投資」という、ショッピングをした後のお釣りを積立て、それを資産運用していくサービスをリリース予定だといいます。

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    AgIC Inc.(https://agic.cc/ja)
    インクジェット印刷での基板製造技術を開発しており、簡単に電子回路を作ることができる回路製造サービスと回路制作用の製品を展開しています。

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    4. 大手よりスタートアップ企業へ 表彰式

    そして審査が終わり、いよいよ受賞者の発表が行われました。まずは、本イベントのスポンサーからの、各賞の受賞式からスタート。

    IBM賞:株式会社Combinator

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    AWS賞:株式会社FOLIO

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    さくらインターネット賞:株式会社 Spectee(https://www.spectee.co.jp/)
    人工知能を駆使し、ソーシャルメディアで発信された情報を集約・配信するプラットフォームを展開。

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    PRTIMES賞:株式会社SCOUTER

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    ぐるなび賞:株式会社ハカルス

    ぐるなび賞

    Microsoft BizSpark Plus賞:株式会社XSHELL(https://xshell.io/)
    Iotを可能とするソフトウェアおよびハードウェアを開発。

    XSHELL

    FUJITSU MetaArc AWARD賞:タシナレッジ株式会社

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    Domo Award:株式会社Link Sports(https://linksports.co.jp/)
    スポーツを楽しむ人向けのチームマネジメントツール『TeamHub』を展開。

    TeamHub

    特別賞:株式会社タウンWiFi

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    5. そしてファイナリスト発表…!!

    スポンサーからの各賞の表彰が終わり、ついにTechcrunch Tokyo 2016のファイナリストの発表が行われました。

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    Techcrunch Tokyo編集長の西村賢さんの口からファイナリストが発表されます。

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    Techcrunch Tokyo2016 ファイナリスト小児科オンライン!!
    最優秀賞として、小児科オンラインには100万円が贈呈されました。同社のサービスは、2016年12月1日からは月額3980円(税抜)の新料金でスタートします。

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    いかがでしたでしょうか?
    テクノロジーの最先端を体感することができた本イベント。

    今回、感じたのは、
    ・よりB to Cのサービスが増えている。個人のスキルや、余っている資産をシェアするなどして有効活用させるモノが多い。
    ・資産運用系のサービスが増えている。
    ・VRが、ゲーム以外のコンテンツ開発に広がってきている。
    ということです。

    これからも、ITやスタートアップに注目し、業界の動向や、そこから生まれるサービスについてキャッチアップし、みなさんにお伝えしてきいきます。

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