NetScreenは、米国ジュニパーネットワークス(JuniperNetworks)の製造・販売する高信頼性のファイアウォール・VPNを搭載したネットワーク機器です。Firewall・VPN機器としては圧倒的なシェアを誇ります。NetScreenは、1997年にYan Ke、Ken Xie、Feng Dengの3名によって米国で設立されたNetScreen Technologiesが元となっています。NetScreen Technologiesha,2004年4月にジュニパーネットワークスに買収され、その後はジュニパーネットワークスはファイアウォール製品のNetScreenシリーズを強化した次世代のUTMシリーズである「SSG(Secure Service Gateway)」の開発・販売を強化しています。
NetScreenは、移動通信事業者、ISP、大手SIer、官公庁、インターネット企業など多くの企業に導入されています。ネットワークエンジニアとしてキャリアをスタートするには、セキュリティ機器から勉強するのは適切ではないでしょう。通常は、シスコシステムズのルーターやSwitchの操作を身に着け、その後にFirewallやUTMのセキュリティ分野に進むのが良いでしょう。IDCジャパンは、2014年のセキュリティアプライアンス市場は前年比0.4%増の414億円で、2019年には516億円まで拡大まですると予測しており、引き続きFirewall、UTMをはじめとするセキュリティ市場は拡大していくと考えられます。