自社の社員や顧客から上がってくるITについての幅広い問合せに日々対応するのが、ヘルプデスクの業務内容です。問題が発生している状況を把握・分析し、原因を見つけて解決する為の対応が求められます。
対応する内容としては、例えばOA機器の管理やメンテナンステ・使い方のサポート、PCのセットアップ、社内のサーバやネットワークの管理・メンテナンス、ソフトウェアの導入サポート、ユーザーがシステムを効率良く使えるようにする為のツールの作成、Word・Excelなどofficeの使い方のサポート、 エンジニアのサポートなど、多岐にわたります。
必要なのは、Word・Excel・Power PointといったPCの基本操作スキルです。さらに、PCをセットアップする為のOSインストールや設定が出来たり、ExcelのマクロやVBAの知識やWEBサイト更新のためのHTML基礎知識を持っているとキャリアにとってプラスになります。 また、中にはクレーム対応もある為、ITの専門的な知識とスキルだけでなく、傾聴力や忍耐力も必要といえます。
ヘルプデスクの業務をしていく上でポイントになるのが、業務を回しコストを削減する為の運用ノウハウを構築することであり、リーダー・マネージャーになると、この運用ノウハウの構築と業務及びメンバーのマネジメントをすることが求められます。
キャリアプランとしては、ヘルプデスクの経験を現場で積んだ後、マネジメント方面に進んだり、中には技術を身に付けて開発エンジニアやサーバ・ネットワークエンジニア、社内SEにキャリアチェンジをすることもあります。
ヘルプデスクでキャリアを積んでいく場合には、年収は20代で320万円前後、30代で400万円前後、40代で500万円前後となっています。