ゲームプログラマーとは、広義ではゲーム開発に携わるプログララマーを指します。近年のゲームの多様化により、ゲーム業界は「ゲーム機・パッケージソフト」と、「オンラインゲーム・ソーシャルゲーム」、そして「アーケードゲーム」の3つに大きく分けられます。またゲーム業界は、「ゲーム機器メーカー」、「オンラインゲームやソーシャルゲームのプラットフォーム企業」、「ゲームメーカー」、「ソフトハウス」に分けられます。
使用される技術は何のゲーム開発に関わるかにより異なります。コンシューマーゲームでは、C、C++が中心であり、オンラインゲームやソーシャルゲームでは、C#、PHP、Objective-C(Swift)、Java、JavaScript等の技術が求められます。また、近年では、Cocos2DやUnityなどのゲーム開発エンジンも頻繁に使用されるようになりました。
変化の速いゲーム業界では、自主的に業務に取り組める人、自主的にスキルUP出来る方が求められる傾向にあります。また、ユーザー志向、技術志向というのも当然に重視されるポイントです。反対にゲーム好きというのは最低条件である為にアピールポイントにはならないでしょう。全くの未経験者にとって、ゲーム業界のハードルは高く、多くの企業では何らかのプログラミングの業務経験が求められます。
2013年の一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会の調査によると、ゲームプログラマーの平均年収は、512.6万円、週の残業時間は8.3時間という調査結果が出ています。また、プログラマーの 72.1%は「ゲーム産業以外の仕事に就いたことがない」と回答しており、「66.9%が働ける限り、ゲーム産業で仕事を続けるつもりである」と回答しています。