Google が開発したプログラミング言語であるGoのフリーランスエンジニアは、主にシステム開発企業でGoを使った開発やレビュー等を行います。その用途は幅広く、Webアプリケーションやスマホアプリ開発だけでなくIoT開発やビッグデータ解析にも用いられています。大手レシピサイトや動画配信サービスに採用されているだけでなく、「GoBot」というフレームワークを使うことで、ドローンの制御プログラム開発にも使われています。
2022年現在、プロエンジニアではGoの案件を45件ほど公開(※非公開案件も取り扱っています)。
月収の平均は83万円程度。最高は150万円、最低は30万円程度。
関連するフレームワーク・言語
市場動向とニーズ
GoはC言語に劣らない高速な処理能力とクロスプラットフォームに対応する汎用性があるにも関わらず、構文がシンプルで学習しやすいという特徴があります。そのため大手企業での利用が広がっており、フリーランスの求人数も右肩上がりに増加しています。
今成長しつつある言語であり、今後も発展が見込めるでしょう。
単価
| 平均月額単価 |
830,000 円 |
| 最高月額単価 |
1,500,000 円 |
※プロエンジニア調べ
在宅案件
プロエンジニアで取り扱っているGoのフリーランス案件では、2022年9月時点ではおよそ6割の案件がリモートワーク可となっています。
フルリモートや時短勤務を取り入れている企業もあり、柔軟な働き方への対応が進んでいます。
必要なスキル
プロエンジニアで扱っているGo求人に応募するには、Goでの開発経験が最低でも1年以上、API開発やIoT開発など進みたい方向がある場合はその経験もあるのが望ましいでしょう。
役立つ資格
Goに特化した資格はありません。強いてあげるなら、ITの基礎を幅広く学ぶ「基本情報技術者試験」などが有効です。
Go言語が未経験でこれから学習を始める場合、まず「A Tour of Go」という公式チュートリアルを一通りこなすことがおすすめです。
さらに理解を深めたい方には、Goチームの開発ブログ「The Go Blog」で、充実した情報が公開されています。
Go言語の習得には、静的型付けへの理解の有無が重要です。先に資料の多いCやC++、Javaなどを学び、静的型付けへの理解を深めるのも有効な一手と言えます。
将来性
IoT開発やビッグデータ解析分野では、Go言語のニーズは年々高まっている状況です。
IoTフレームワークの「Gobot」を活用して開発ができるため、IoT技術の伸びとともに今後も伸びていくことが予想されます。
またWebサーバー構築などもできるため、RubyやPythonなどのWeb系言語とセットでスキルを求められることもあります。
平行処理が優秀なので、API開発の案件もこれから増えていく可能性が高いです。
関連する案件
大規模RPGゲームや大手IPタイトルのゲーム開発案件や、SaaS連携型データ活用プラットフォーム開発案件などがあります。
非公開案件も多数あるため、Go案件をお探しのフリーランスの方はお気軽にお問い合わせください。