PHPのフリーランスエンジニアは、主にシステム開発企業でPHPを使ったプログラミングや各種コードレビュー等を行います。構築可能なシステムはWebアプリケーションだけでなく、ソーシャルゲームの開発やECサイトの開発など、その用途は様々です。
PHPのみの開発経験を求められることは少なく、フレームワークのLaravelやCakePHP、インフラ環境をセットにしたLAMP環境の開発経験などを求められます。
PHPで開発された有名サービスには「Facebook」や「Wikipedia」、「Slack」などが挙げられます。
2022年現在、プロエンジニアではPHPの案件を281件ほど公開(※非公開案件も取り扱っています)。
月収の平均は77万円程度。最高は100万円、最低は50万円程度。Web系の開発が多く、在宅案件も豊富です。
関連するフレームワーク・言語
市場動向とニーズ
2021年のGitHubのランキングでは6位となっており、2022年も既存のシステムの改修案件や新規開発案件が増えて来るのではないでしょうか。
また、コロナ禍でECサイトの需要が高くなってきたこともあり、ECサイト構築に役立つパッケージ「EC-CUBE」を活用した案件が増えてくる可能性もあります。
単価
| 平均月額単価 |
770,000 円 |
| 最高月額単価 |
1,000,000 円 |
※プロエンジニア調べ
在宅案件
プロエンジニアで取り扱っているPHPのフリーランス案件では、2022年9月時点ではおよそ3分の1の案件がリモートワーク可となっています。
フルリモートや時短勤務を取り入れている企業もあり、柔軟な働き方への対応が進んでいます。
なおリモートに関しては、経験豊富なエンジニアの方は比較的相談しやすいです。一方でコミュニケーションを重視している現場等では、週1出社週4リモートのようなハイブリッド型も多いです。普段はリモートでも「重要なMTGの際は出社をお願いしたい」というような形態も増えていますね。
必要なスキル
プロエンジニアで扱っているPHP求人に応募するには、PHP、LaravelまたはCakePHP、LAMPを活用した2年以上の開発経験が求められます。
既にPHPで構成されているサービスも多いため、今後は保守・運用のニーズもより拡大していきます。直接の開発経験だけでなく、PHPを用いたサービスのテスト仕様の作成や、PM経験などもあればさらに応募の幅が広がるでしょう。
役立つ資格
一般社団法人 PHP技術者認定機構が展開している「PHP技術者認定試験」です。 経済産業省が定めるITスキル標準に登録されている唯一のPHP認定試験であり、試験範囲を勉強することでPHPの基礎から必要なものを学ぶことができます。
ただし「資格が無くては案件を受注できない」ということはないため、十分な実務経験があれば、資格取得はマストではありません。
将来性
今後もPHP案件の需要は続きます。CMSではWordPress、開発環境で言えばLAMP環境などIT業界を長く支えてきた技術はいずれもPHPです。こうした技術に基づいて開発されたサイトやアプリの保守運用案件は中長期的に需要が発生します。
なおPHPのフリーランスエンジニア向け案件は、今なおLaravelの人気が拡大傾向にあります。LAMP環境は2022年現在でも多く使用されています。特にオンプレミス環境では、今後も間違いなく使用される代表的な環境です。クラウド環境では、LAMP以外の採用例も増加しています。
関連する案件
LAMP環境システムの開発案件や、ビッグデータを活用した広告プラットフォームの開発案件など多岐に渡ります。
弊社「プロエンジニア」のおすすめ案件は、以下に詳しくまとめています。また非公開案件も多数あるため、PHP案件をお探しのフリーランスの方はお気軽にお問い合わせください。
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