一人何役?なんでもこなすフルスタックエンジニアとは | サービス | プロエンジニア

    一人何役?なんでもこなすフルスタックエンジニアとは

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    公開日:2019年3月25日

    近年、フルスタックエンジニアという言葉が徐々に浸透してきており、エンジニアのキャリアパスとしても注目度が高まっています。
    一方で、開発現場においてフルスタックエンジニアの存在を目にする機会が必ずしもあるわけではないことも多く、実態はよくわからないという方もいらっしゃるかと思います。

    本記事ではフルスタックエンジニアの概要や求められるスキルなどについて詳しく説明します。

    目次

    1. フルスタックエンジニアとは

    フルスタックエンジニア(full-stack engineer)という言葉は、「full = いっぱいの」「stack = 積み重ね」と訳すことができ、それを合わせた「full-stack」には「IT関連の複数分野に関する知識や技術を持っている」という意味があります。
    フルスタックエンジニアは、その名の通り、複数のIT専門分野に関する知識や技術を積み重ねたスキルを備え、システム開発におけるすべての工程でスキルを活用できるオールラウンダーなエンジニアを指します。

    1.1 フルスタックエンジニアの主な仕事内容

    フルスタックエンジニアには明確な定義がありません。そのため、企業や各プロジェクトによって、求められるスキルも経験も仕事内容も違ってきます。
    多く見られるケースとしては、通常は分業スタイルでシステム開発を進めていくところを、フルスタックエンジニアは一人で「システム構築・設計」「実装」「設計」「運用」を担います。

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    2. フルスタックエンジニアに求められるスキル

    複数の専門分野に精通しているフルスタックエンジニア。
    実際にどんな技術や知識が必要なのでしょう?

    2.1 フロントエンドサイドの開発スキル

    フロントエンドとは、ユーザ側から目に見える部分のことで、Webサイトの見た目に関する部分を指します。
    HTML, CSS, JavaScript, WordPressなどを用いた設計、構築、実装のスキルが必要とされます。

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    2.2 バックエンドサイドの開発スキル

    バックエンドとは、ユーザ側からは見えない部分のことで、データ処理、保存などのWebサーバー側を指します。
    各種プログラミング言語の知識、一例を挙げるとJava, Python, PHP, Rubyなどがあり、さらにデーターベースやセキュリティの知識も必須です。

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    2.3 モバイルサービス関連スキル

    スマホの普及により、モバイルアプリケーション開発をはじめとするモバイルサービス対応の技術は欠かせなくなっています。
    モバイルアプリケーション開発言語には、Java, Python, JavaScriptに加え、近年ではAndroidであればkotlin、iOSであればSwift などがあります。

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    2.4 クラウドサービス関連スキル

    近年、クラウドサービスの普及が進み、クラウドサービスを活用する企業が増えています。
    例えば、現在クラウドサービスの主要なものとして、AWS(Amazon Web Service)、Azure(Microsoft)、GCP(Google Cloud Platform)などがあります。
    フルスタックエンジニアにも、クラウドサービスの採択をし、設計・構築を行い、運用につなげ、インフラまわりを整えるスキルが求められてきています。

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    2.5 マネジメントスキル

    システム開発の広範部分を担うフルスタックエンジニアですが、必ずしもたった一人で業務を進めるわけではなく、開発チームとコミュニケーションを取りながら、連携していく必要があります。プロジェクトを進める中で、進捗管理や適切な人員配置なども含め、プロジェクトの円滑な推進のためにもマネジメントスキルが求められます。

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    3. フルスタックエンジニアが必要とされる理由

    ITの技術革新が著しい現在、フルスタックエンジニアが求められている理由と、今後の期待されるフルスタックエンジニアの在り方について解説します。

    3.1 システム開発期間の短期化による影響

    近年、システム開発の手法に変化が見られるようになってきました。

    従来の主流な開発手法:ウォーターフォール開発(最初に期間や順序を設定し、計画的に開発を行う)
    近年増加している開発手法:アジャイル開発(短い期間での開発を繰り返しながら、修正・改善を重ねていく手法)
    アジャイル開発が増えている現在、システム開発に対応するエンジニアも大勢である必要がなくなってきています。

    【フルスタックエンジニアに期待される役割】
    システム全般の開発に携わり、仕様変更などへの柔軟な対応

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    3.2 システムリリース後の対応増

    システムをリリースするまでが役割だった従来とは違い、システム開発が短期化する中、システムリリース後の運用や機能の改善・機能追加などの要望が増えています。

    【フルスタックエンジニアに期待される役割】
    リリース後の運用や、改修・機能追加などへの臨機応変な対応

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    3.3 ITエンジニアの価値の変化

    近年は、ITエンジニアになるハードルも下がってきています。
    その背景には、ITスキルを習得するためのオンライン学習やスクールなどの充実、クラウドサービスの普及やフレームワークの活用によるシステム開発の簡易化などがあります。
    それにより、同じ雇うならスキルの高いエンジニアが求められる傾向があり、単純なプログラミング作業部分などは人件費が安くすむオフショア開発を活用する企業も増えています。

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    4. フルスタックエンジニアになるには

    フルスタックエンジニアになるために特別な資格は必要ありません。資格を持つことよりもむしろ、どれだけ多くの経験と実績を積み、自分が携わるシステム開発でどんなスキルを発揮できるかが大事です。

    4.1プロジェクト開発の経験と実績を積む

    実際の開発に携わるうちに、様々な業務を経験することになります。そうして技術や経験を積み重ねた結果として、フルスタックエンジニアとしてのスキルが自然と身に付きやすいと言えるでしょう。
    また、求人サイトの中には、未経験もしくはエンジニア歴の浅い人でも「フルスタックエンジニアを目指せます」と明記している企業もあり、フロントエンドからサーバーサイドまで幅広く携わり、経験を積んでいくことも可能です。

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    4.2 IT業界の動向の情報収集や分析力を磨く

    一年のうちにもどんどん技術進化がみられるIT業界。プログラミング言語の進化、開発手法の変化、システム開発を担うエンジニアは常に新しい技術と向き合いながら業務を進めます。
    フルスタックエンジニアになるのであれば、当然ながらIT業界の情報収集力や分析力は必須と言えます。

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    4.3 継続性のある技術の研鑽と実践

    フルスタックエンジニアには幅広い知識と技術が求められます。専門分野のスキルを磨くことや、新しい技術へのチャレンジなどを通して、継続して常にスキルを磨くことが大切であり、さらには実際の開発現場で実践して身に着けていくことが非常に重要です。
    自分の持つスキルの幅が広がれば、エンジニアとして活躍できる場の幅も広がります。

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    5. まとめ

    広範なIT技術の知識とスキルを求められるフルスタックエンジニアは、前述したようなスキルを備えておくことで、様々なシステム開発の現場で重宝されます。
    そして、フルスタックエンジニアは、企業側が「痒い所に手が届くような」仕事を任せられるというような、幅広い業務をこなす力量のあるエンジニアでもあると考えられます。
    そのため、現在必ずしもすべてのスキルがそろっていなくても、自分の強みをさらに強化することや、IT業界の動向を把握しつつ常にスキルを磨くことに意識を向けて実践していくことで、企業や顧客に求められるフルスタックエンジニアへの道につながるでしょう。

    1人で複数の役割を持つフルスタックエンジニアは大変なイメージがあるかもしれませんが、自分の強みを持ち、システム開発全体を把握できるスキルは、転職にも有利であり、エンジニアとしての活躍の場が広がるやりがいのあるキャリアの1つであると言えます。


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