• 【最新版】プログラミング言語別稼げる平均年収ランキング

    公開日:2021年06月04日 最終更新日:2022年09月01日

    最新の国内外の調査を元に、プログラミング言語別の平均年収を稼げる順にランキング形式で紹介します。これからプログラミング言語を学ぼうとしている方は、ぜひ言語選びの参考にしてください。

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    1. 【最新版】プログラミング言語別年収ランキング

    【最新版】プログラミング言語別稼げる平均年収ランキング
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    プログラミング言語は需要の移り変わりが激しく、エンジニアの年収はプログラミング言語の需要に連動して推移します。

    今回は2020年にかけて実施された最新調査をベースに、プログラミング言語別の平均年収をランキング形式で紹介します。
    これからプログラミング言語を学習しようと考えている方は、学習する言語の選ぶ基準の1つとして参考にしてください。

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    1.1 【総括】20代~40代でR言語が高年収!Pythonも安定

    転職サービス「doda」に会員登録を行った20代~50代のITエンジニアを対象にした調査を元に平均年収を解説します。

    20代~40代で平均年収が一番高い言語は「R言語」でした。一方で、平均年収が一番低い言語は20代では「F#」の312万円、30代では「PHP」の467万円、40代では「Go」の539万円でした。

    50代で平均年収が一番高い言語は「C++」の635万円、一番低い言語は「Objective-C」の403万円という結果です。

    また20代~50代通して、平均年収が高い位置をキープしている言語は「Python」でした。日本国内でのAI(人工知能)の需要が高まっており、AI(人工知能)の開発で採用されることが多い「Python」の需要も高まっていることが要因だと考えられます。

    参照:2020年プログラミング言語別年収ランキング|TECH Street

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    1.1.1 調査概要

    調査は、パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda」に会員登録を行った20代~50代のITエンジニアを対象に以下の期間で実施されました。

    • 2019年1月1日から同年9月30日
    • 2020年1月1日から同年9月30日

    5,599人からの有効回答を元に年代別のプログラミング言語の平均年収を集計しています。
    それでは、2019年以前の調査と比較しながら、2020年の平均年収を解説していきます。

    参照:2020年プログラミング言語別年収ランキング|TECH Street

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    1.2 2019年以前とのランキングの傾向の違い

    2019年と2020年で平均年収を比べると、平均年収の順位に大きな変化はありませんでした。順位に大きな変化がない要因として、言語の需要に大きな変化がないことが考えられます。


    【2019年の平均年収が高い言語 TOP3】

    ■ 20代

    • 「Go」の 512万円
    • 「R言語」の 464万円
    • 「Scala」の 457万円

    ■ 30代

    • 「Scala」の 666万円
    • 「R言語」の 662万円
    • 「Go」の 623万円


    【2019年の平均年収が低い言語 ワースト3】

    ■ 20代

    • 「C# .NET」の 384万円
    • 「VB.NET」の 375万円
    • 「VC・VC++」の 375万円

    ※F#は、調査結果なし

    ■ 30代

    • 「Swift」の 492万円
    • 「PHP」の 481万円
    • 「Objective-C」の 455万円

    参照:プログラミング言語別年収(2019年と2020年の比較)|TECH Street

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    2. 【2020年最新版】プログラミング言語別年収ランキング

    【最新版】プログラミング言語別稼げる平均年収ランキング
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    2020年のプログラミング言語別・年代別で年収を紹介します。

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    2.1 20代


    順位 言語 年収
    1 R言語 476万円
    2 Scala 440万円
    3 Objective-C 407万円
    4 COBOL 406万円
    5 Perl 405万円
    6 VC・VC++ 404万円
    7 Python 403万円
    8 Swift 398万円
    9 Ruby 397万円
    10 Go 397万円
    11 SQL 392万円
    12 PL/SQL 391万円
    13 C++ 390万円
    14 C 388万円
    15 VB 382万円
    16 C#.NET 381万円
    17 Java 380万円
    18 JavaScript 378万円
    19 VB.NET 373万円
    20 PHP 361万円
    21 F# 312万円

    出典:【20代部門】プログラミング言語別年収ランキング|TECH Street


    20代の言語別年収では、1位が「R言語」 476万円、2位は「Scala」 440万円、3位は「Objective-C」 407万円という結果になりました。

    「R言語」はAI(人工知能)の向けの言語です。同分野で利用される「Python」も7位 403万円と高順位にいることからも、AI(人工知能)の国内需要の高まりが平均年収に反映されたものと考えられます。

    2位の「Scala」は、高い生産性と堅牢性※1 を兼ね備えていることから、採用する企業が増え、求人の需要が高まり、平均年収も高まっています。

    ※1堅牢性とは、システムが壊れにくい設計になっていることをいいます。システムは複雑になると、開発者がシステムをコントロールできず、バグを埋め込んでしない、壊れることがありますが、Scalaは壊れにくい設計になっています。

    参照:プログラミング言語別年収中央値を発表、求人検索エンジン「スタンバイ」調べ|ビズリーチ

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    2.2 30代


    順位 言語 年収
    1 R 569万円
    2 Go 562万円
    3 Perl 555万円
    4 F# 550万円
    5 Python 546万円
    6 C++ 521万円
    7 C 521万円
    8 Ruby 520万円
    9 Objective-C 519万円
    10 COBOL 514万円
    11 Scala 512万円
    12 Java 505万円
    13 VB 504万円
    14 SQL 500万円
    15 JavaScript 497万円
    16 C#.NET 495万円
    17 PL/SQL 493万円
    18 VC・VC++ 489万円
    19 VB.NET 486万円
    20 Swift 479万円
    21 PHP 467万円

    出典:【30代部門】プログラミング言語別年収ランキング|TECH Street


    30代の言語別年収では、1位が「R言語」 569万円、2位は「Go」 562万円、3位は「Perl」 555万円という結果になりました。

    「R言語」は20代同様に1位です。同じAI(人工知能)の分野で利用される「Python」も5位 546万円と高順位です。

    2位の「Go」は、Googleで設計されたC言語の置き換え言語です。Webアプリやスマートフォンアプリ、ドローン開発の分野で利用でき、インターネットサービスを提供する企業を中心に採用されています。

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    2.3 40代


    順位 言語 年収
    1 R 753万円
    2 C++ 633万円
    3 Python 624万円
    4 C#.NET 616万円
    5 Scala 608万円
    6 Java 608万円
    7 PL/SQL 606万円
    8 C 605万円
    9 Ruby 603万円
    10 Swift 599万円
    11 Perl 595万円
    12 COBOL 595万円
    13 Objective-C 595万円
    14 VC・VC++ 593万円
    15 PHP 586万円
    16 VB 584万円
    17 JavaScript 583万円
    18 VB.NET 583万円
    19 SQL 582万円
    20 Go 539万円
    21 F# -

    出典:【40代部門】プログラミング言語別年収ランキング|TECH Street


    40代の言語別年収では、1位が「R言語」 753万円、2位は「C++」 633万円、3位は「Python」 624万円という結果になりました。

    「R言語」が20代・30代と同様に1位です。また3位に同じAI(人工知能)の分野で利用される「Python」がランキングインしていることからもAI(人工知能)の分野への需要の高さがわかります。

    2位の「C++」は、C言語を拡張した言語です。ゲームから家電製品まで機械をコントロールするシステムで利用されています。

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    2.4 50代


    順位 言語 年収
    1 C++ 635万円
    2 Java 629万円
    3 C 621万円
    4 COBOL 618万円
    5 Scala 600万円
    6 Perl 592万円
    7 VB 590万円
    8 PL/SQL 588万円
    9 Ruby 585万円
    10 VC・VC++ 583万円
    11 Python 582万円
    12 JavaScript 580万円
    13 SQL 576万円
    14 R 575万円
    15 VB.NET 570万円
    16 C#.NET 550万円
    17 PHP 547万円
    18 Go 530万円
    19 Swift 447万円
    20 Objective-C 403万円
    21 F# -

    出典:【50代部門】プログラミング言語別年収ランキング|TECH Street


    50代の言語別年収では、1位が「C++」 635万円、2位は「Java」 629万円、3位は「C」 621万円という「20年以上前から利用されている言語」が上位を3位を独占する結果となりました。

    40代の年収で2位になっていた「C++」が1位となりました。2位の「Java」は、WebシステムからAndroidのアプリ、業務システムまで様々な分野で利用される言語です。3位の「C」は、OSやロボット、ゲームなど様々な分野で利用される言語です。

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    3. 【2020年最新版】主なプログラミング言語

    【最新版】プログラミング言語別稼げる平均年収ランキング
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    20代~50代の年収ランキングを紹介してきました。年代によって年収が高い言語、低い言語に違いがあることをご理解いただけたでしょう。

    紹介した言語の中からメジャーなプログラム言語で年収が高水準だった言語と低水準の言語をいくつかピックアップして紹介します。

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    3.1 年収が高水準のプログラミング言語

    ここでは20代~50代の年代別のランキングで平均年収が比較的高い水準だったプログラム言語を紹介します。

    言語の概要から言語を採用した事例まで紹介しますので、ぜひ学習する言語選びの参考にしてみてください。

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    3.1.1 R言語

    R言語とは統計解析に特化したプログラム言語です。特にデータをグラフ化することを得意としています。AI(人工知能)の需要の高まりから、言語の需要も高まっています。

    文法が比較的簡単なため、プログラム言語を習得する難易度は低いです。一方で統計分析を使いこなすには、統計学などの数学の知識が必要になります。

    ■ 公式サイトURL

    https://www.r-project.org/

    ■ 最新バージョン

    4.1.0

    ■ 主な採用事例

    Googleのデータ検索、Facebookのユーザー動向予測

    ■ ダウンロード方法

    https://cran.r-project.org/

    ■ 20代の平均年収

    476万円

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    3.1.2 Scala

    Scalaは、オブジェクト指向言語と関数型言語の良いところを兼ね備えた言語です。生産性が高く、システムが壊れにくい設計のため、インターネットサービスで採用されることが多いです。

    Javaという他の言語の知識が必要なため、プログラム言語を習得する難易度が高いです。

    ■ 公式サイトURL

    https://www.scala-lang.org/

    ■ 最新バージョン

    2.12.13

    ■ 主な採用事例

    Twitter、ニコニコ生放送

    ■ ダウンロード方法

    https://www.scala-lang.org/download/

    ■ 20代の平均年収

    440万円

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    3.1.3 Python

    PythonはAI(人工知能)の分野で広く採用されている言語です。AI(人工知能)以外にもWebアプリやIoT家電など様々な分野で利用されています。

    文法が簡単で、プログラムが読み易いことから、プログラム言語を習得する難易度が低いです。

    ■ 公式サイトURL

    https://www.python.org/

    ■ 最新バージョン

    3.9.5

    ■ 主な採用事例

    Skyscannerの格安航空券の検索システム、Uber Technologiesの自動車配車ウェブサイトおよび配車サービスの提供

    ■ ダウンロード方法

    https://www.python.org/downloads/

    ■ 20代の平均年収

    403万円

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    3.1.4 C++

    C++は、C言語にオブジェクト指向※2 という考えを取り入れ、改良したプログラミング言語です。家庭用ゲーム機から家電製品・車の自動運転まで機械をコントロールする様々なシステムで利用されています。

    オブジェクト指向の理解が必要なため、プログラム言語を習得する難易度が高いです。

    ※2モノの性質や役割をベースに設計する開発手法

    ■ 公式サイトURL

    https://isocpp.org/

    ■ 最新バージョン

    21.04

    ■ 主な採用事例

    車の自動運転の制御システム、家庭用ゲーム機(PS4や3DSなど)

    ■ ダウンロード方法

    https://www.embarcadero.com/jp/free-tools/ccompiler/free-download

    ■ 20代の平均年収

    390万円

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    3.2 年収が低水準のプログラミング言語

    ここでは20代~50代の年代別のランキングで平均年収が比較的低い水準だったプログラム言語を紹介します。

    言語の概要から言語が採用された事例まで紹介しますので、ぜひ学習する言語選びの参考にしてみてください。

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    3.2.1 PHP

    PHPはWebアプリに特化したプログラミング言語です。ブログサイトの多くは、PHPで動作するWordPressやEC-CUBEといったコンテンツ管理システム(CMS)で運営されています。

    年収が低水準の理由は、習得難易度が比較的簡単で、PHPのエンジニアが増えた一方、PHPを新規採用する企業が落ち着き、需要が安定したためと考えられます。

    ■ 公式サイトURL
    https://www.php.net/

    ■ 最新バージョン
    8.0.6

    ■ 主な採用事例
    WordPress(※3)、EC-CUBE(※3)、グラブルファンタジー
    ※3 サイトやブログが画面操作で作成できるシステム

    ■ ダウンロード方法
    https://www.php.net/downloads

    ■ 20代の平均年収
    361万円

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    3.2.2 F#

    F#とは、Windows OSなどを開発するMicrosoftが提供する「.NET Framework」向けの関数型言語です。

    関数型言語と.NET Frameworkの理解が必要なため、比較的難しい言語です。日本企業での需要が少ないため、収入が低水準だと考えられます。

    ■ 公式サイトURL
    https://fsharp.org/

    ■ 最新バージョン
    0.16

    ■ 主な採用事例
    設計図の作成ツール(CAD)の機能拡張

    ■ ダウンロード方法
    ▸ Windows
    https://fsharp.org/use/windows/
    ▸ Mac
    https://fsharp.org/use/mac/

    ■ 20代の平均年収 312万円

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    4. 海外のプログラミング言語別年収ランキング


    順位 言語 年収
    1 Go $112,092
    2 Ruby $104,988
    3 Swift $101,589
    4 Objective-C $101,285
    5 Java $101,192
    6 Python $100,742
    7 C++ $100,500
    8 Perl $98,199
    9 JavaScript $97,039
    10 C $94,264
    11 CSS $94,113
    12 Visual Basic $78,271

    出典:12 Programming Languages That Pay Ultra-High Salaries


    アメリカ国内の求人情報を収集・分析するBurning Glass社がメジャーな12言語の平均年収を調査しました。あわせて、各言語の10年間の成長率や各言語を必要とするエンジニアの割合なども調査しました。

    平均年収の1位は「Go」の$112,092、2位は「Ruby」の$104,988、3位は「Swift」の$101,589という結果です。日本の平均年収の上位の言語とは異なる言語が上位を独占しています。

    なぜこのような結果になったのか、一つひとつ解説していきます。

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    4.1 今後10年間の各言語のプロジェクト数の成長率に注目

    今後10年間の12言語のプロジェクトの成長率予測を見てみると、「Go」が49.80%、「Swift」が28.60%、「Python」が21.40%と飛躍的に成長するという予測です。成長率が横這いの言語は、「JavaScript」の1.40%のみで、他の言語は減少傾向にあると予測しています。

    特に「Visual Basic」(-46.60%)、「Objective-C」(-34.50%)、「Perl」(-22.10%)の3言語については、20%以上のプロジェクト数が減少する見込みです。

    参照:12 Programming Languages That Pay Ultra-High Salaries

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    4.2 Goの人気拡大が顕著

    Goは現在の年収で1位を納め、今後10年間の成長率も著しいです。これは、JavaやC ++のようにパフォーマンスが速く、PythonやJavaScriptのように文法が簡単なことが理由にあげられます。

    米HackerRank社が2020年に実施した162か国・116,648人のエンジニアを対象にした学びたい言語(2020 Developer Skills Report)では、Goが1位でした。世界的にもGoが注目されているため、今後も成長すると考えられます。

    参照:HackerRank's 2020 Developer Skills Report

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    4.3 プロジェクト数が減少している言語の傾向

    次にプロジェクト数が減少している言語の傾向を解説します。

    まず、一番マイナス成長が見込まれる「Visual Basic」は、開発環境のサポートが2008年に終了し、実行環境のサポートもWindows10のみを残すのみです。いつサポートが終了するか、わからない状況のため、「Visual Basic」のプロジェクトが減少することが考えられます。

    次にマイナス成長が見込まれる「Objective-C」は、今までiOSのアプリで採用されていました。しかし、最近はiOSのアプリは「Swift」での開発が主流となり、「Objective-C」から「Swift」へ移行するプロジェクトも多々あり、プロジェクトが減少すると思われます。

    最後に「Perl」はソースが読みづらく、他の言語に代替えできることから、新規のプロジェクトで採用されることが考えにくく、プロジェクトが減少していくでしょう。

    このようにプロジェクト数が減少する言語は、サポートが終了間近であったり、他の言語に代替えできることから、採用を見送られる傾向があります。

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    5. プログラミング言語別の年収についてよくある質問

    【最新版】プログラミング言語別稼げる平均年収ランキング
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    言語別の年収についてよく寄せられる質問にお答えします。ぜひ参考にしてください。

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    5.1 年収が高い言語と低い言語の違いは?

    年収が高い言語と低い言語の違いは、20代~40代までは言語の需要が年収に大きく反映されます。

    国内の需要としては、AI(人工知能)やビックデータ解析の需要が高く、RやPythonといった言語が人気です。また、既存のシステムを生産性が高い言語や学習コストの低い言語に乗せ換え、将来的なコストを削減する動きがあります。

    特に、生産性が高く、Javaとの相性がよいScalaや高い堅牢性と低い学習コストを持ち合わせたGoが人気です。

    一方、年収が低い言語には2種類の傾向があります。

    1つ目の傾向は、言語のサポートが終了し、新規開発がなく、需要がないため年収が下がるというものです。例としてVisual Basicがあげられます。

    2つ目の傾向は、新規開発件数が落ち着いて運用フェーズに入ったことで、需要が下がり、年収が下がるというモノです。例としてPHPがあげられます。

    なお、50代は現在の言語の需要ではなく、10年前程に需要が高かった言語のエンジニアが年功賃金により年収が高い水準となる傾向があります。

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    5.2 日本国内の調査と海外の調査で言語別の年収に差がある理由は?

    日本国内の調査と海外の調査で言語別の年収に差があることを不思議に思う方も多いでしょう。理由は2つあります。

    • 市場規模の違い
    • 古い言語に一定の需要がある

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    5.2.1 市場規模の違い

    海外と日本のエンジニアの年収の差は、市場規模の違いがあげられます。

    日本のIT業界市場規模が約3.3%、日本のGDPシェアが5.7%と比較すると、日本のIT業界市場規模が小さいため、年収も低くなる傾向があります。

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    5.2.2 古い言語に一定の需要がある

    日本では海外に比べ、古くからあるシステムを他の言語に乗せ換えず、運用し続けることがあります。

    そのため、COBOLなどの海外では需要が少ない言語が、日本では一定の需要があり、言語別の年収に差が出ています。

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    5.3 年収が「安定的に高水準」な言語は何?

    今後も年収が安定的に高水準な言語は、Python、JavaScript、Java、Rubyが考えられます。

    Pythonは、国内外でも今後も人工知能(AI)やビックデータ解析の需要が高く、Pythonの需要が見込まれることがあげられます。

    JavaScript、Java、Rubyは次の理由があげられます。

    • Burning Glass社の調査で10年後も海外で一定の需要が見込まれること
    • 今後もWebアプリの需要が高く、Webアプリでよく採用されるJavaScript、Java、Rubyの需要の維持が想定されること

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    5.4 案件への採用例が非常に少ない古い言語でも年収が高いケースがあるのはなぜ?

    採用例が少ない言語でも年収が高いケースがある理由は、言語を扱えるエンジニアが少ないことが考えられます。

    例えば、COBOLなど古い言語で保守や新システムへの置き換えで、エンジニアを募集しても、古い言語を扱えるエンジニアが集まらないため、年収が高くなるケースがあります。

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    6. まとめ

    20代~50代までの年代別のプログラミング言語の平均年収について紹介しました。20代~40代までは市場の需要が平均年収に反映される傾向があります。

    今後プログラミング言語を学ぼうと考えている方は、年収が高水準の言語を学んでみてはいかがでしょうか。

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