AWSフリーランス案件（求人）動向｜業務内容・オンプレとの違い・単価・将来性をプロが解説

インターノウス株式会社　ITアウトソーシング事業部
コンサルタント 菊池文

企業様とエンジニアの方のマッチング作業とフォローがメイン業務です。エンジニアの方に対しては、採用面談の練習やアドバイスはもちろん、採用後も密なフォローを心掛け、普段からコミュニケーションを取っています。 どのエージェントよりもあなたの年収を上げる自信があります。人生に大きく関わる自覚を持ち、長期的な目線で親密で良好な関係を築けるよう精いっぱい努めて参ります！

インターノウス株式会社　ITアウトソーシング事業部
コンサルタント 秋澤拓実

ITアウトソーシング事業部のクライアントチームメンバーとして、エンジニアの募集ニーズがある企業様に対し提案をしています。特にスピード感を持った提案、ご契約頂いた後のフォロー対応を細かく行う事を意識し、同業他社が多い中でも差別化出来る様に取り組んでおります。また、電話や問合せ、社外のリファラル活動による新規企業の開拓も行っております。

インターノウス株式会社　ITアウトソーシング事業部
コンサルタント 碓井良輔

インターノウスITアウトソーシング事業部の発足メンバーとして参画。コンサルタントとして10年以上のキャリアを持つ。高単価かつスピード感のある提案はもちろん、参画後の報酬増の戦略、IT業界の慣習についての相談など幅広くきめ細やかな対応が強みです。あなたのご経験を存分に発揮できるお仕事をご紹介致します。まずはお気軽にご相談ください。

AWSのフリーランス向け案件は「非常に多い」－ オンプレとの違いは？求められるスキルは？

AWS（Amazon Web Services）とは、2006年3月にAmazon社が開始したクラウドコンピューティングサービスです。従来の大きな投資を伴う固定資産型のITインフラに対し「初期費用無償」「従量課金のサービス利用型」を主とする新しいIT基盤を確立したクラウドサービスの先駆け的な存在です。サービス開始より10年以上の歳月を経て、現在、世界中で数百万の利用者がおり、日本でも10万を超える利用者がいます。オンプレミスからの置き換えニーズも強く、AWSの製品知識とオンプレミス双方のスキルがあることが望ましいです。

コンサルタント

菊池文

【Q】近年、オンプレミスと比較してAWSはニーズが拡大。導入する企業も非常に増えています。AWSとオンプレミスの大きな違いや「AWSが選ばれる理由」は何でしょう？

オンプレミスは自社内に物理サーバーを設置する運用体制、AWSをはじめとするクラウドは主にクラウドコンピューティング環境をインターネット経由で利用するものです。近年はクラウドのシェアが拡大しており、古いウェブサービスでもオンプレミスからの置き換えが進んでいる傾向にありますね。

オンプレミスとの大きな違いは、やはり物理サーバーの有無。
オンプレミスの

といったデメリットは管理コストとして無視できません。クラウドなら初期費用が安く、物理サーバーは不要。災害復旧/障害復旧なども早く、冗長化も低コストで実現できます。

米国調査会社のSynergy Research Groupが発表した「2020年第2四半期のクラウドインフラ市場規模調査」によるとAmazon（Amazon Web Services）、Google（Google Cloud Platform）、Microsoft（Azure）の3社が世界の6割超のシェアを占めています。この中でももっとも人気があるのは、やはりAWSです。仮想サーバーを作成する「コンピュートサービス」、データを格納したり配信したりできる「ストレージサービス」、データベースとしての「リレーショナルデータベースサービス」など様々なサービスが提供されており、柔軟に使えるのが特徴ですね。

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【Q】AWSのメリット・デメリットは何ですか？

イニシャルコストが安く、可用性と拡張性も高いことが最大のメリットです。数クリックの画面操作でサーバーの台数、CPU、メモリ、ストレージのサイズなどを変更することができます。また障害にも基本的には強いです。組み合わせ次第で高度な構成やセキュリティを実現できます。

一方で構成やセキュリティが必要以上に複雑になりやすいデメリットもあります。データの利用量が膨らみやすいということでもあるので、AWSの使用料金が想定よりかさむこともあります。だからこそ確かな製品知識があり、シンプルな構成を実現できるエンジニアへのニーズは大きいです。

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【Q】AWSはEC2、Lightsail、Lambdaなどコンピューティング系からストレージ、ブロックチェーンまで製品が多岐に渡ります。クライアント側の採用ニーズが高いAWSエンジニアに求められるスキルセットや製品知識は主にどのようなものですか？

AWS構築および運用経験がスキルとして求められます。主な業務内容としては以下のようなものが代表的です。

構築であれば、設計書をもとにEC2、ECS、S3を用いて構築した経験。設計では構築したAWS環境のセキュリティ、サーバー増設、機能のアップデート、動作の監視などの運用経験などが必要です。

特に、EC2、ECS、S3、RDS、Elastic Search、Lambdaなどの製品知識や経験を問われることが多いですね。また「オンプレミスの知識」もあると、紹介できる案件の幅は広がります。

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【Q】なぜ「オンプレミスの知識がある」と紹介できる案件の幅が広がるのですか？

前述の通り、オンプレミスからAWSへの置き換えニーズがあるためです。 置き換えの時には、以下の作業が発生します。

なおかつ構成の分析にはサーバの知識が必要です。移行前のサーバやハードウェアの状態を詳しく調べて、構成や状態を知る必要があるためです。そのためには、サーバに関する以下の知識が必要です。

さらに置き換えの作業をする時、システム停止時間を最短にするにはどのような作業手順にするべきかを検討しなければいけません。

オンプレミスとAWS運用の双方の経験が少ないと、これらに対応することができないケースがあります。よって経験値が少ないうちは、案件の幅が狭まることがあります。

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【Q】AWSフリーランス案件の単価相場はどのくらいですか？

80-100万程度が相場です。

インフラ（AWS）設計／構築～運用までの経験があると、参画先の企業のやりたいことを実現したり解決できるため、より好条件になる傾向が高まります。

逆に設計～構築までの経験がなく、運用のみとなると既に出来上がったもののサービスの対応となる為、好条件を引き出しづらいのも現実です。

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キャリアコンサルタントがおすすめするAWSフリーランス案件

キャリアコンサルタントがおすすめするAWSのフリーランス案件を、業務内容、単価とともに一気にご紹介します！

コンサルタント

菊池文

【Q】現在プロエンジニアでおすすめしているAWS案件にはどのようなものがありますか？

インフラエンジニア★物流・商社向け新規AWS基盤構築

コンサルタント
秋澤拓実

担当者より

新規案件のため、ゼロから環境構築し、ドキュメント作業も行うなど幅広く業務に携わることができます。

※担当者は変更になる場合がございます

SREエンジニア★地域密着型見積もりプラットフォームのインフラ構築

コンサルタント
碓井良輔

担当者より

拡大フェーズ且つ、常に新しい技術を採用し、快適な開発環境を構築している企業です。

※担当者は変更になる場合がございます

システムエンジニア★国内大手EC向け販促支援システムの開発・運用

コンサルタント
菊池文

担当者より

AWSエンジニアとしての業務の他に、開発業務にも携われる案件です。

※担当者は変更になる場合がございます

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【Q】より月収のラインが高い、ハイクラス層向けの案件にはどのようなものがありますか？

インフラエンジニア★某大手ネット銀行向けAWS構築要員募集

コンサルタント
菊池文

担当者より

要件により、サービス選定からの対応が入るのでAWS・インフラの豊富な経験が求められる為ハイクラス向けとなっております。

※担当者は変更になる場合がございます

インフラエンジニア★ライブ配信アプリのインフラ構築

コンサルタント
碓井良輔

担当者より

設定構築～運用保守まで一貫して対応する為。また希望に応じてiOS側の開発やAPI開発など開発にも携わることができる現場の為、開発スキルもあると望ましいです。

※担当者は変更になる場合がございます

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【Q】経験が浅い初心者でも可能なおすすめ案件はありますか？

インフラエンジニア★某企業向けインフラ保守運用

コンサルタント
菊池文

担当者より

保守運用がメイン且つ、弊社エンジニアも参画している為、フォロー体制が整っております。

※担当者は変更になる場合がございます

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AWSエンジニアが案件受注する際のポイント｜リモートでの案件受注も可

【Q】AWSはクラウド上のサービスですが、フリーランスとして案件を受注する際はリモート稼働可能ですか？それとも常駐が前提でしょうか？

弊社で稼働しているAWSエンジニアの場合は、基本的にリモートを推奨している案件が多いですね。但し、検証作業や構築作業が発生する場合については、都度出社の相談をする可能性もあります。

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【Q】フリーランスエンジニアの場合、「設計・構築」や「運用」などには柔軟に関われても現実的に「監視」は難しいこともあります。監視を除く上流工程に絞って、案件の受注が可能か相談することはできますか？

勿論、監視も対応できると良いですが、監視自体は各現場の正社員エンジニアが対応するケースがありますので、そのような相談も可能です。

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【Q】AWS案件で中長期の運用を続けると、サービス拡大に伴って業務範囲が広がることもあるはず。単価の見直しなど、柔軟に相談することは可能ですか？

はい、単価の見直しは可能です。業務範囲などにもよりますが、その場合5-10万程度を想定しています。

例として、「元々構築又は運用のポジションで参画したが、構築だけではなく設計も対応する事になった」「運用だけではなく、別プロジェクトの構築業務も対応することになったため業務範囲が増えた」といったように既に経験があって、途中からプラスで作業を振られる、又は業務移行するパターン。他にも「経験がない場合でも、本人意向があれば任される」といったパターンが考えられます。

AWS案件は工数が段々やってるうちに増えていくことが多いので、単価見直しの重要性が高めな案件になりますね。

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【Q】「個人開発でAWSを利用したことがある」程度の経験値でも、案件を受注することは可能ですか？何か持っていると有利な資格などはありますか？

可能です。ただし、現場での経験がない場合、最初のうちは、フロントエンド開発（サーバーサイド開発）をメインにサブ的なポジションでAWSの業務に関わることになります。

AWSの実務経験が無い、又は少ない場合でも知識はある程度あると認識される為、以下アソシエイトレベルの3つの資格の内、いずれかの資格を取っておくとベターです。

経験者の場合では、以下のプロフェッショナルレベルの2つの資格の内、どちらかの資格を取っておくと、経験（経歴）に加えて、信憑性が増し、信頼に繋がります。

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AWSエンジニアの将来性｜市場拡大と採用ニーズ拡大が見込まれる

【Q】フリーランスAWSエンジニアの市場価値や今後の将来性について教えてください

クラウド環境への移行が進んでいることは勿論、AWSサービスが多様化している為、今後もAWSエンジニアの需要は伸びていくでしょう。株式会社MM総研が実施した「2019年国内クラウドサービス需要動向調査」によると、クラウドサービス市場全体として右肩上がりの成長率ですが、特に、パブリッククラウド市場においては2018年度の6,165億円で前年度比34.1%増となり、2018年度以降の平均成長率は21.7％と予測されています。

またスタートアップ企業や開発組織が小規模体制の企業の場合、テックリード、CTO、何でも屋さんなどがクラウドの対応も行っているケースが多い為、そこを切り離して業務をお任せできる方であれば、高単価な条件且つ責任あるポジションで案件に参画することもできます。

上記のような参画を求めている場合は、AWSエンジニアとしてのスキルは勿論ですが、各企業のサービスの特性や開発組織について把握することやチームメンバーや経営層とのコミュニケーションも重要となります。

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【Q】フリーランス案件申し込みの流れをおしえてください

無料会員登録フォーム、または案件エントリーフォームよりご登録下さい。
登録時間は1分程度です。ご登録後には自動返信メールが届きます。1営業日以内に、プロエンジニア担当キャリアコンサルタントより、お電話及びメールにてご連絡させて頂きます。

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コンサルタントから最後に一言

AWSの構築や設計経験があり年収をアップしたい方、クラウドスキルを今後経験積みたい方は、エージェントの利用がおすすめです。
経験ある方に対しては、好条件の案件を提供します。クラウドスキルを今後経験積みたい方に対しては、これまでのスキルや経験を活かせる業務且つ、クラウドスキルの経験を積める案件を提供することができます。
まずはお気軽にご要望をお知らせください。お待ちしております。

この記事を書いた人

プロエンジニア編集部
横田 京子

外資系大手ITメーカー人事部採用アシスタント、某大手人材会社でキャリアカウンセラーを経てインターノウスにジョイン。 IT人材の採用支援とキャリアサポートの手助けができるよう、コンサルタントと共通認識を持つことを意識しながら執筆・編集作業をしています。

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