360度どこから見ても真正面?円筒型ディスプレイを開発(産総研) | サービス | プロエンジニア

    360度どこから見ても真正面?円筒型ディスプレイを開発(産総研)

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    公開日:2016年05月26日 最終更新日:2019年09月30日

    目次

    2016年5月9日、産業技術総合研究所(以下「産総研」)は、360度どの方向から見ても画像が正面を向いて見える円筒型ディスプレイのプロトタイプを開発したと発表しました。 この表示技術には特殊なレンズ構造が用いられており、これまでの表示全般にあった見難い角度や死角がなく、次のような状況でも常に全ての利用者に対して見やすい画像が表示されるようです。

    ・円筒の周りを複数の利用者が同時に取り囲んで見た場合
    ・移動しながら見た場合

    fig1
    従来の表示と新しい表示の比較
    fig2
    赤の利用者には赤い面が、青の利用者には青い面が
    まるで柱の中に設置されているように見える効果が実現できるとのことです。

    1. どういった場面で利用されるのか

    今回試作されたプロトタイプはペンシルサイズの小さなもの(高さ約8 cm、直径約8 mm)ですが、この技術の適用には大きさの制限がほぼなく、高層ビルの壁面などあらゆるサイズでの利用が可能です。

    この技術では、大きく分けて次の3つの効果が期待されています。

    一つ目は、駅や空港、病院などの公共施設の案内板に利用し、多くの人が立ち止まったり回り込んだりせずに有用な情報を得られるようにすることです。死角による見落としもなくなり、また立ち止まることによって発生する混雑や、衝突の危険性を回避してスムーズな人の流れが作られることが見込まれます。

    二つ目は、広告宣伝効果の向上です。どの角度から見ても正面から表示されるため、わざわざ立ち止まってもらわなくても正しい情報を伝えることが可能になると考えられます。

    三つめは、数多くの利用者が平等に同じ画面を見られることによる、一体感です。大型施設でのパブリックビューイングなどに適用すると、席配置の良し悪しによる不平等感もなく、観客はより一体感を持って鑑賞できると期待されています。

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    2. 実用化はいつ?

    今後は、2年以内に公共施設で静止画ディスプレイを実用化することを目指しているとのことです。また動画用のディスプレイも試作が進められており、2020年にはイベントや商業施設など業務用として実用化。さらに2030年までには一般家庭でも楽しめるよう、開発が進められています。なお一般家庭向けへは、文房具やおもちゃなどへの活用が検討されているようです。

    混雑するホームで案内表示が見やすくなるのは、とても便利そうですね!
    駅での実用化は近々とのこと。実際に見かける日が楽しみです。

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