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2015年9月17日と18日の2日間、幕張メッセにて大規模なイベントが開催されました。その名も「東京ゲームショウ」。国内外から多くのゲーム好きが集まる一大イベントです。
東京ゲームショウ http://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2015/
一般社団法人コンピューターエンターテインメント主催。
1996年より毎年、年2回開催。E3、Gamescomと並ぶ世界三大ゲーム見本市。
今回の総来場者数は歴代2位の26万8446人。
(ちなみに歴代1位は2013年の27万197人)
1. 『もっと自由に、GAMEと遊ぼう』
今回のイベントのテーマは『もっと自由に、GAMEと遊ぼう』。
そのテーマを表すように、家庭用ゲーム、PC、スマートフォンといった、様々なプラットフォームに向けた新作ゲームが作られており、イベントの参加者はそれらのゲームを実際に会場でプレイすることができるようになっています。
また、対象のプラットフォームが幅広いことに加えて、参加企業の国が幅広いのも特徴。参加国は、中国、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、ベトナム、フィリピン、タイ、インドネシア、ブルネイ、トルコ、アメリカ、カナダ、オランダ、ドイツ、フィンランド、スウェーデン、スペイン、リトアニア、コロンビアと多岐にわたっており、日本だけにとどまらず、多様な国のゲームを体験することが可能です。
2. 新しいゲームの可能性 続々登場するVR
今回は、新しいゲームのお披露目があったりと話題のイベントが目白押しの中、これまでとは違う新しいゲームの可能性を感じさせる仮想現実対応型ヘッドマウントディスプレイ、通称VR HMDが注目を集めていました。
VR HMDとはバーチャルリアリティヘッドアップディスプレイの略で、頭に装着したディスプレイを通して、現実世界とは別で作られた疑似世界を体験できるというもの。海外のゲームイベントでも同じ様に注目を浴びるようになっており、今年の6月にロサンゼルスで開催された世界最大のゲームショウの一つであるE3でも、VR HMDは大盛況で、まさに世界が注目している新しいスタイルと言えます。
今回ですと、シマダシステムによる「水没都市」。
ディスプレイを装着すると、目の前に広がるのは海底に水没してしまった新宿の光景。プレイヤーは、ディスプレイを通して、あたかも水中に潜ったり、進んでいるかの様な体験をすることができます。
シマダシステム「水没都市」:http://shimadasystem.com/
その他にも、Oculus VRが高品質のVRの世界を実現していたり、Logbar Incはディスプレイにプラスして指にリングもはめ、VRの世界でその指のリングを通してアクションを起こすことができるサービスを作り出しています。
Oculus VR https://www.oculus.com/en-us/
Logbar Inc http://logbar.jp/ring/ja
これまでのゲームの可能性を更に広げていってくれるだろうVR HMD、これからも目が離せません!
3. ゲームイベントの楽しみ方VR
今回、はじめてゲームイベントに参加した私が感じたことは、「これは単なるイベントではなく、最早ゲームのアミューズメントパークだ!」ということです。最新のゲームを体験する為に、配布される整理券を確保して列を作って並ぶ、整理券をもらえなかった場合には、キャンセル待ちをするというのは、まるでアミューズメントパークの様でした。
次回、イベントの参加を考えている方に、素人視点で恐縮ですが、 東京ゲームショウの楽しみ方をご提案します!
①事前にプレイしてみたいゲームを調べて、到着したらまずはそのゲームの整理券を確保する。
参加者のゲームへの参加意欲はものすごく、覚悟を持って臨まないとゲームを体験する為のチケットの獲得はできません。ゲームを体験することができない上に、人の多さから、その流れに入るとなかなか止まることができず、広い会場をひたすら歩くことに。。(まさに私がそれでした泣)ですので、しっかりと予習をした上で、気合いを持って臨みましょう。
ゲームと同等か、あるいはそれ以上に注目されるのが、コンパニオンとコスプレイヤーの存在。作りこまれた衣装で着飾った精鋭達が、会場を華やかに盛り上げていました。
コスプレエリアという独立したスペースもあり、そこに多くのコスプレイヤーたちが集まっています。彼女・彼らを撮影する為に集まっている人たちの熱気はすさまじく、人気のある方にはものすごい人だかりができていて、近づくことができないレベルでした。
色々なコスチュームの方々がいるので目で見て楽しむのもよし、あるいは写真撮影をしてみるもよし、お気に入りのキャラクターのコスプレをしている方を見つけたならば話して盛り上がってみるもよし、是非ゲームと同様に自分なりに楽しんでみてください。
4. ゲームプログラマー専門学校の話を聞いてみる。
会場には、ゲーム制作会社だけでなく、ゲーム制作を学ぶことのできる専門学校もブースを出展しており、今回だとその数は39。ゲームをプレイするだけでなく、「自分でもゲームを作ってみたい!」「将来はゲームに関わる仕事がしたい!」と考えている方は、一度ブースを訪れて、スクールの話も聞いてみてはいかがでしょう。
いかがでしたでしょうか?
今回参加された方はもちろん、まだ参加されていない方も、是非次回この熱気あるイベントに参加して、最先端のゲームが集う中、自分なりの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。