武田さんプロフィール(36歳)
大学卒業後、法律事務所で司法書士関連の仕事に従事。2015年に転職し、Webデザイナー、マークアップエンジニアとして正社員で勤務。2018年にフリーランスに転身すると同時に、収入アップを求めWebエンジニアにキャリアチェンジ。主にPHPやRubyを元にサーバーサイド開発の経験を積み、現在はフロントエンドの開発にも携わりフルスタックに活躍中。
❶ 技術習得、収入アップを求め、正社員からフリーランスに転身すると同時に、WebデザイナーからWebエンジニアにキャリアチェンジ
【Q】フリーランスエンジニアとして働く前は、どのようなお仕事をされていましたか?
元々は法律事務所で司法書士関係の仕事をしていたのですが、クリエイターの道に進みたいと思うようになり、2015年から約2年間Webデザイナー、マークアップエンジニアとして正社員で働いていました。
主にデザイン業務に携わりつつ、PHPやJavaScriptを使用し開発業務も行っていました。
厳しい上司の元、がむしゃらに仕事に向き合う毎日でしたが、プライベートで友人から『Webサイトを作ってほしい』と言われたときは、自分の成長を感じとても嬉しかったのを覚えています。
その後、2018年にフリーランスに転身しました。
【Q】フリーランスに転身したのはなぜですか?
正社員時代、2社にお世話になったのですが、2社とも上下関係がかなり厳しく、上司から理不尽なルールや働き方を強いられることが多かったため、どこか委縮しながら働いていたんです。
仕事自体にはやりがいを感じていましたが、似通った内容の業務が多かったため、下積みができ次第、独立しようと考えるようになりました。
Webデザインだけでなく、サーバーサイドやマーケティングのスキルも身につけていきたいと考えていたので、独立すれば1つの会社に縛られることなく、多くの経験や技術に触れることができるのが魅力でした。
【Q】フリーランスになったばかりの頃は、Webデザイナーとして働いていたのですか?
当初はWebデザイナーの仕事を探していましたが、その時お世話になったエージェントから複数の案件を紹介いただきまして、そこでWebデザイナー職とWebエンジニア職では大きく収入の差があることを目の当たりにしたんです…(笑)
「これは今後エンジニアにならなければ将来自分の理想の収入を得るのは難しいかもしれない…」と感じ、それ以降徐々にWebデザイナーからWebエンジニアにキャリアチェンジしていきました。
❷ プロエンジニアはサイトUIが見やすく、一つ一つの案件の情報量が多いのが魅力。マージン率が公開されていて、サポートも充実してるので、快適に仕事ができています
【Q】どのようなきっかけでプロエンジニアに出会いましたか?
新たな案件を探す際に、規模が大きすぎず、サポートが充実してそうなエージェントを探していたところ、プロエンジニアを見つけました。
初めてプロエンジニアのサイトを利用した時の印象は、非常に見やすいUIと、使いやすい検索機能で、案件の探しやすさが際立っていました。
掲載されている案件は、商流の浅いものが多く、明確に最低月単価が表記されておりそれぞれの案件に関する情報が詳細に記載されていたため、しっかりエージェントが案件先の企業にヒアリングしている印象を受け、とても信頼感がありました。
現在でもプロエンジニアを定期的にチェックしていて、その使い勝手の良さから私のお気に入りの媒体です。
【Q】プロエンジニアを利用してみて良かった点、悪かった点を教えてください
良かった点しかないです!
何というか、その時々によって、臨機応変に対応してくださるので、いい意味でかっちりしすぎていないんですよね。
最初のキャリアコンサルタントとの面談では、客観的な市場価値や契約条件に関して、丁寧に説明していただき、信頼できるエージェントだと感じました。案件探しの期間も親身にサポートしてくれましたが、執拗な営業や無駄な連絡はありませんでした。現在もいい塩梅でサポートしてくれているので、個人的にとてもやりやすいと感じています。
もう一つ決定的なところがあって、マージン率を公開してくれているところです。
フリーランスにとっては、ここが公開されているかされていないかでは大きく違います。
エージェントに不信感を抱きながら仕事をすると、後々しわ寄せがくることもあります。公開されていればそこには打算的な関係はありません。この透明性が非常に心強く、快適に仕事ができる理由の1つだと思います。
❸ 案件参画直後に実績を上げ、希望通りの働き方が実現。どんな案件でもまずは実績を上げることが重要
【Q】武田さんはフリーランス経験が長いですが、これまでどのような基準で案件を選んできましたか?
フリーランスになった当初は安価でも、フリーランスとしての実績が積める案件を探していました。
2~3年経った頃には、案件選びにも余裕がでてきて、当時得意だったPHPをベースにしつつ、プラスαでモダンな技術も学べる案件を探していました。
しかし、その時は希望通りのものが見つからず、これまで通りPHPのみの案件に入ることになりました。
ですが、結果案件参画から2~3か月で実績を出したことで、案件先の担当者から「案件を辞めないでほしい。技術の選定などはお任せするので、武田さんの技術的な資産価値として採用したい技術があれば自由にやっていいですよ。」と好意的な提案をいただき、元の希望通りの働き方が実現しました。
これ以降は、どんな案件でもまずは実績をあげることが第一だと考えるようになりました。そして、自分のキャリアに関しても、多くの技術を習得することも大切ですが、一つの技術に特化することが大きな強みになると気づきました。
【Q】今後、仕事で挑戦してみたいことはありますか?
今後セキュリティ分野にも強くなっていきたいと思っているので、プライベートではセキュリティに関する学習を進めています。
セキュリティに強いメンターの方とも知り合い、先日その方が登壇するセキュリティ関連のイベントに参加させていただきました。
今後、仕事上で活かせればいいなと思っています。
❹ フリーランスになるには、市場調査と具体的な目標設定が重要
【Q】最後に、これからフリーランスエンジニアを目指す方にアドバイスをお願いします!
知人からもよく相談を受けるのですが、まずは市場調査として今現在フリーランスのエンジニアにはどのような技術が求められているか把握することが重要。
おすすめの方法として、プロエンジニアのサイトに掲載されている案件情報を活用し、「これなら自分でもできそうだ」「こんな案件をやってみたい」と思うものを選んでください。
次に、選んだ案件の要求スキルに焦点を当て、具体的な目標を設定し、要求スキルを習得するために、自己学習し経験を積むのみです!何かひとつ強みを持っておいてください。
また、フリーランスとして仕事を始められた際は、案件先のメンバーとのコミュニケーションだけでなく、エージェントともコミュニケーションをとり、日頃から信頼関係を築いておくと何かといいと思います。スムーズな業務遂行だけでなく、将来的な仕事の機会にも繋がります。
フリーランスを目指される方、頑張ってください!