三宅さんプロフィール
中学生の頃に、独学でプログラミングを学ぶ。大学では遺伝情報工学を学び、工学学士を取得。卒業後は農業関連の企業へ就職。新規事業チームであらゆる業務に携わる。退職を機にフリーランスエンジニアに転身し、スキルアップに力を注いでいる。
❶ 研究室でC言語を書いていた学生時代。自分にプログラミングは向いていないと思い、仕事にしようとは考えもしませんでした
【Q】フリーランスエンジニアとして働く前はどんなお仕事をされていたのですか?
農業関連の企業で正社員として働いていました。新規事業チームに属していたので、企画、物流の調整、営業、経理、とにかくありとあらゆる仕事に携わっていました。
【Q】ITとはまた違った業界で、幅広いお仕事をされてきたのですね。三宅さんは中学の頃からプログラミングに親しんできたとお聞きしましたが、学生時代はIT系の仕事には興味を持たれなかったのですか?
プログラミング自体は好きで、14才頃からHTMLやJavaScriptを使ってコードを書き、ホームページを作成していました。でも、仕事にしようとは全く思っていなかったです。
大学進学後も考えは変わらず、AIを作る研究室に在籍するものの、遺伝情報工学という別分野の研究をしていたので、IT業界への就職は考えていませんでしたね。というのも、当時同じ研究室の仲間や先輩方のスキルが天才的過ぎて(笑)彼らを見ていると、自分がエンジニアに向いているとは到底思えなかったんです。
❷ 会社勤めを経て「自分はフリーランスの働き方が向いている」と確信し、退職と同時に独立。新しい言語やより高いスキルを求められる案件選びで、レベルアップに励む日々を送っています
【Q】どのような経緯でエンジニアの仕事を始めるようになったのでしょうか?
仕事を辞めてすぐに、技術系の企業に非常勤で雇ってもらいながらフリーランスエンジニアとして働きはじめました。転職と同時に独立したので、珍しいタイプかもしれません。
【Q】最初からフリーランスとして働くことになられていますが、不安は感じませんでしたか?
不安は特に感じませんでしたね。僕は自他共に認める「会社員に向いていないタイプ」。
会社員時代は任された仕事に対して、その仕事は社会全体にどのような影響を与えるのかなど、広い視野で物事を考えないと納得いかなくて(笑)この時、決められたことをやるような会社勤めは自分に向いていないと悟ったので、企業に属することは最初から考えていませんでした。
フリーランスは、利益度外視で社会貢献したい案件があれば、自己責任で飛び込むこともできますよね?その自由さが自分には合っているなと感じているんです。もちろん、利益を考えず仕事をしたら後々困るのも自分なので、今は会社勤めの頃よりも利益をしっかり考えるようになりました。
【Q】「プロエンジニア」との出会いはいつごろだったのでしょう
ちょうど非常勤で働いていた会社を辞め、フリーでいただいていた仕事も落ち着いた時期に、「プロエンジニア」に出会いました。
他のエージェントとのやりとりがなかなか思うようにいかず苦戦していたのですが、「プロエンジニア」に相談した途端、あれよあれよという間に仕事が決まったので、そのスピードの速さに驚きましたね。
担当していただいている碓井さんの仕事ぶりには一目を置いています。攻めるところは攻め、時には潔く諦める判断を促してくれるなど、いつもアドバイスや提案が絶妙なんです。
そしてとにかく仕事が速い!絶大な信頼を寄せているので、現在は他のエージェントを利用することなく、「プロエンジニア」にお任せ状態です。
【Q】信頼していただけて光栄です。案件を選ぶ上で、三宅さんなりの拘りなどはあるのでしょうか
「自分の手が届く範囲で、一番高い技術レベルを要求される案件」であることを大切にしています。仕事を通して成長していきたい気持ちがあるので、やったことがない言語に挑戦させていただける案件や、高いレベルを要求される案件をあえて選ぶようにしていますね。
知識や経験豊富な方々と仕事をすることで、どんどんレベルアップしていきたい気持ちが今は強いです。
【Q】常にレベルアップを意識し、挑戦し続けていて素敵です。フリーランスとして働くことに大変さを感じることはありませんか?
むしろ会社員時代に感じていた重圧から解放されて、楽になった印象です。フリーランスって一人で何もかもやらなくてはならず、責任も重くなるのかなと思っていたのですが、意外とそうでもないんですよね。クライアントの方々はスケジュール調整に協力してくださるし、「プロエンジニア」という強い味方もいる。会社のノルマを気にしながら動いていたあの頃とは違って、自分のペースで働けていることにとても満足しています。
❸ 将来は自分で事業を立ち上げ、世に残るものづくりや人材育成をすることが夢。エンジニアであることに拘らず、自分のアイデアを形にしていきたい
【Q】今後はどのようなキャリアを描いていきたいとお考えですか?
兼ねてからあたためてきたアイデアを元に、いつか自分で事業を立ち上げたいと考えています。エンジニアであり続けることに拘りはなく、今はその目標のための土台づくりとスキルアップの期間だと思って仕事をしていますね。世に残るものづくり、人材育成をすることが目標。20年くらいかけて成し遂げられたらとイメージしています。
【Q】壮大ですね!三宅さんの今後のご活躍、楽しみにしています。最後に、これからフリーランスエンジニアになろうと思っている方へ応援のメッセージをお願いします
お世話になったマイクロソフトの方が「使う道具に妥協している人は一流にはなれない」とおっしゃっていたので、僕は自分の食費を削ってでも機材に拘りを持つようにしています。機材を揃えれば作業効率が上がり、レベルの高い仕事をいただく機会につながります。ちょっと無理をしてでも機材に初期投資することを僕はおすすめします。
また、入る案件に対しては常に自分は何かしらの一流であると誇りを持って仕事に取り組んでください。みなさんのフリーランス人生が輝かしいものとなるよう、応援しています。