竹内さんプロフィール(26歳)
新潟の調理師専門学校を卒業後、上京して調理師として勤務。その後、未経験からエンジニアへ転身し、SES企業で5年間勤務。テスト業務を経て実装まで経験を広げ、フリーランスとして独立する。現在はJavaを中心とした開発案件に携わり、詳細設計からテストまで幅広く担当。将来のリーダー職を見据えて経験を積む傍ら、プライベートではゲーム制作にも挑戦している。
❶ 調理師から未経験でエンジニアへ。テスト業務を経て実装に挑戦
【Q】フリーランスとして働く前は、どのようなお仕事をされていましたか?
新潟の調理師専門学校を卒業後、上京して調理師として働いていました。その後、まったくの未経験からIT業界に入り、SES企業の正社員エンジニアとして5年間勤務した後、フリーランスになりました。
正社員時代の最初の2年間は、主にテスト業務を担当していました。ただ、ずっとテスト業務が続くことに焦りを感じていて、「もっと開発に携わりたい」という思いが強かったんです。
そこで、社外の勉強会に積極的に参加して技術を学び、身につけたことをもとに営業担当の方へ「実装業務に挑戦したい」と何度も相談していました。その結果、後半の3年間は実装業務を任せてもらえるようになりました。
【Q】未経験からSES企業で働いてみて、いかがでしたか?
完全未経験だった自分にとって、チーム案件の中で実装業務にチャレンジできたことは大きなメリットでした。実務経験を積めたことはもちろんですが、その中で信頼できる仕事仲間と出会えたことも良かったですね。
また、SES企業だったので、案件先に参画して働くというスタイル自体は、今振り返るとフリーランスと大きく変わりませんでした。
一方で、正社員なので、万が一次の案件が見つからなかったとしても安定して給与が支払われます。未経験からキャリアをスタートした自分にとって、その安心感はとても大きかったと思います。
❷ 身近なフリーランスとの交流から独立へ。「働き方は大きく変わらない」と気づいた
【Q】フリーランスを意識するようになったきっかけを教えてください
周囲にフリーランスとして働いている方が多かったことが大きいですね。
正社員時代から社外の勉強会によく参加していたのですが、そこにはフリーランスエンジニアの方もたくさんいました。交流する中で、案件事情や実際の働き方について自然と情報が入ってきていたので、以前からフリーランスに対して良いイメージを持っていました。
ただ、最初のうちは「まだ自分には実力がないから、正社員の方がいい」と考えていました。実績を積めばフリーランスも選択肢に入るだろうと思いつつ、「どれくらい経験を積めば独立できるんだろう」と悩んでいましたね。
実装を担当するようになって2年ほど経った頃には、周囲からも「それくらい実績があればフリーランスになれる」と聞くようになりました。ちょうど案件の区切りも良かったので、独立することを決めました。
【Q】フリーランスになることへの不安はありませんでしたか?
実は、それほど大きな不安はありませんでした。周囲のフリーランスから普段から話を聞いていたので、「間に入る会社が変わるだけで、働き方自体はそんなに変わらないのでは」と考えていたんです。自分の中では、仲介してくれる会社を変えるようなイメージでした。
ただ、独立する直前に、フリーランス経験のある会社の先輩に相談したところ、かなり反対されました。その方はエージェントを使わず、自分自身で営業をして案件を獲得していた経験があったので、「継続して案件を取るのは大変」「営業が決まらなければ収入がゼロになる」と心配してくださったんです。
自分自身も最初は、フリーランスになると働き方が劇的に変わるものだと思っていました。でも調べてみると、SESと同じように面談を受けて、決まった現場に入り、仕事をするという基本的な流れは変わらないことが分かりました。
違いをさらに調べていくと、経費の管理や確定申告など、自分で対応しなければならないことが増える程度でした。経費についても、勉強会の運営会社が提供しているサポートサービスを利用できたので、不安はかなり解消されました。
実際にフリーランスになった今も、働き方そのものは正社員時代と大きく変わっていません。
【Q】案件を選ぶうえで、どのようなことを重視していましたか?
独立当初に重視していたのは、主に「Java案件であること」と「学習したかったJavaScriptに触れられること」の2点です。それ以外の条件については、あまり気にしていませんでした。
当時はまだ自分の市場価値も分かっていませんでしたし、どの条件を優先すべきなのかも明確ではありませんでした。何より、「まず案件が決まるかどうか」が一番重要だと思っていましたね。
ただ、実際に紹介されたのは自分に合っていると思える案件ばかりだったので、振り返ると、自分に合うものをかなり選んで紹介していただいていたんだと思います。
❸ 交流会での出会いからプロエンジニアへ。相談しやすさと丁寧なサポートが安心感に
【Q】プロエンジニアを知ったきっかけを教えてください
勉強会後の飲み会で、プロエンジニアの碓井さんと出会ったことが最初のきっかけです。
そこでプロエンジニアが定期的に開催している交流会に誘っていただき、実際に参加しました。交流会では会社について詳しく伺う機会があり、商流が浅く、高単価な案件を多く扱っていることなどを具体的に聞いて、興味を持ち登録しました。
また、交流会で碓井さんや山口さん、そのほかの営業担当の方々と実際にお話しできたことも大きかったです。
自分は引っ込み思案なところがあるので、担当者が話しかけにくい雰囲気だと、ちょっとした質問でも躊躇してしまうんです。その点、プロエンジニアの皆さんはとても話しやすく、「この方たちなら頼りやすそうだな」と感じました。
【Q】プロエンジニアを利用して、良かったと感じる点はありますか?
一番良かったのは、やはり担当の方々の話しやすさです。
案件探しのときはもちろん、参画した後も、分からないことがあって質問すると、いつも素早く丁寧に教えてくださいます。フリーランスになったばかりの自分にとって、気軽に相談できる方がいることはとても心強かったです。
契約更新などのやり取りもLINEで完結するので、連絡が取りやすい点も助かっています。
また、商流が浅く、市場と比較しても高単価な案件に参画できていることも、プロエンジニアを利用して良かったと感じるポイントですね。
【Q】印象に残っているサポートはありますか?
案件に参画して半年ほど経った頃、「単価交渉をしてみたい」と相談したことがありました。
その際には、ただ企業側へ交渉するだけではなく、単価交渉をするにあたって必要な考え方やノウハウを細かく教えていただきました。
結果として、そのタイミングでは単価アップには至りませんでしたが、代わりに精算幅の上限を下げていただくことができました。
フリーランス初心者だと、そもそも「何をどう交渉すればいいのか」も分からないと思います。そうしたところから相談でき、条件改善に向けて動いてもらえたことは、とてもありがたかったですね。
❹ 働き方は変えずに収入アップ。次の目標はリーダーとゲーム制作
【Q】フリーランスになってみて、ギャップはありましたか?
思っていた以上にギャップがなかった、というのが率直な感想です。
もちろん、プロエンジニアのキャリアコンサルタントの方々や、経費管理をサポートしてくれるサービスがあるからこそだと思いますが、現在の働き方は正社員時代とほとんど変わっていません。
働き方を大きく変えることなく、収入は上がったので、そこは良い意味でのギャップでした。
もちろん、フリーランスなので案件が決まらなければ収入がなくなるリスクはあります。ただ、頼れるエージェントの方がいるので、自分が極端に案件を選り好みしなければ、今のところはそこまで心配していません。
収入が増えたからといって生活水準を大きく上げたわけではありませんが、株を始めるなど、お金の使い方にも変化がありました。以前よりは、必要なところに躊躇せずお金を使えるようになったと感じています。
【Q】今後はどのようなキャリアを目指していますか?
現在は詳細設計から実装、テストまで一通り経験していますが、まだまだおぼつかない部分も多いので、まずはそこを改善していきたいです。
将来的にはリーダーにも挑戦したいと思っています。リーダーとしてスケジュール管理などを担うためには、自分の担当業務だけではなく、プロジェクト全体を理解する力も必要になると思うので、今後さらに経験を積んでいきたいですね。
また、プライベートでは趣味でゲーム制作にも取り組んでいます。
友人にゲームを作っている人が多く、その影響で自分も小規模なRPGを作り始めました。好きなゲーム制作者の方がゲームの大会に出場すると知り、「自分も今作っているゲームで出てみたい」と思ったことが、今のモチベーションになっています。
現在はその熱量だけで制作を進めていますが(笑)、いずれはこうした個人開発の経験も仕事に生かせたらいいなと思っています。
【Q】最後に、これからフリーランスエンジニアを目指す方にアドバイスをお願いします!
フリーランスの案件獲得では、やはり実績がとても重視されると思います。
そのため、正社員として働いているうちから、何か一つでも自分をアピールできる材料を作っておくことをおすすめします。勉強会への参加でもいいですし、資格取得や自分の作品を作ることでもいいと思います。
自分の場合は、人に恵まれたことも大きかったですね。周囲に自分よりできる方がたくさんいて、その方々から学べたので、人とのつながりを作っておくことも大切だと思っています。
自分自身、正社員時代からいろいろな勉強会に足を運んでいました。その中で技術を学べただけでなく、フリーランスとして働く方々と出会い、最終的にはプロエンジニアとの出会いにもつながりました。
もちろん、勉強会にもいろいろなものがありますが、自分に合うコミュニティを見つけられれば、技術だけでなく人とのつながりも広がります。
少し勇気は必要かもしれませんが、興味のある場所があれば、ぜひ一度参加してみてほしいですね。






