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【初心者向け】Rubyの学習サイト10選
公開日:2018年07月27日 最終更新日:2019年09月26日
「IT未経験だけど、これからプログラミングの学習をしてみたい。」
いきなりプログラミングスクールに通うという選択肢もあるけれど、その前にできる限り独学で学んでみたいと思う方は多いと思います。
今回は、プログラミング入門者でも学びやすいと言われるRubyにスポットを当てて、Rubyを学習できるWebサイトを厳選して挙げてみたいと思います。
これからITエンジニアを目指したい方、Ruby技術者としてスキルアップしたい方もぜひ参考にしてください。尚、Rubyについては以下の記事でも紹介していますので、こちらも合わせてご覧ください。
関連記事: 【Ruby入門】初心者向け基礎知識と学習方法紹介1.Ruby(ルビー)とは
Ruby(ルビー)は、まつもとゆきひろさんによって開発されたプログラミング言語の一つです。
1995年に公開されて以来、初心者からでも勉強しやすい言語として知られています。フリーソフトウェアなので、無料で利用することができます。
オブジェクト指向型スクリプト言語のため、Javaなどの他言語を勉強したことがある人は、比較的スムーズに学習を進めることができるでしょう。1.1 Rubyは日本生まれ
プログラミング言語の多くは海外で生まれた言語のため、日本人が学ぼうとなると、英語のリファレンスを読むことが必要となることがあります。エンジニアとして成長するためには英語が必須と言われて久しいですが、全てのエンジニアが英語に精通しているとも限りません。
そんな中で、Rubyは開発者が日本人であることから、日本語の解説も多く、初心者向けのテキストも充実しています。Rubyエンジニアのコミュニティも活発なので、プログラミング初心者の方でも、非常に取り組み易い言語と言えるでしょう。2.Ruby on Railsの学習も視野に
Rubyを用いた開発現場では、「Ruby on Rails(ルビー オン レイルズ)」を合わせて用いることが多くなっています。Ruby on Railsとは、Webアプリケーション開発のためのフレームワーク(枠組み)のことを言います。
フレームワークを用いることで、開発に必要となるコーディングの工数を削減できることができます。
これからRubyの学習を進めるにあたっては、Rubyの文法のみならず、フレームワークRuby on Railsの学習も視野に入れておくことをおすすめします。3.Ruby学習サイト9選
Rubyの学習ができるサイトをご紹介します。
子どもの習い事としても注目されつつあるプログラミングは、無料で始められる学習サービスがたくさん展開されています。パソコンとインターネット環境さえあれば、思い立った時からすぐにでも勉強を始めることが可能です。
学習サイトがたくさんあってどれを選べばよいかわからない方も多いと思いますが、本コラムでは、日本語に対応していて、できるだけ実際にコードを書いて学べるサイトを集めています。独学の場合、入門書を読み進めるだけではプログラミングはなかなか身につきません。実際に手を動かしてみることで、楽しみや発見を得ながら習得することができます。
また、プログラミングの習得は、自分にあった学習方法を探すことから始まります。自分に合った学習スタイルをぜひ見つけてみてください。3.1 Progate
(サイトURL:https://prog-8.com/)
スライドを見て概要を理解し、実際に課題に取り組みながらコードを書くことで知識の定着を図るハンズオン形式の学習サイトです。
RubyやRuby on Railsに限らず、HTMLやCSS、Javaなど14コースからなり、無料で始めることができます。書いたコードが正しいかどうかを確認してくれるだけでなく、タイプミスをしたとしても、直すべきところを指摘してくれます。また、正しく書けないと先へ進めない仕組みになっているので、一つ一つ着実に学習を進めることができます。
さらに、学習が進むとレベルが上がるように設定されており、達成感を得ることでモチベーションを保つこともできます。■ 気軽に始められるので、プログラミング入門者におすすめ!
初心者がプログラミングの勉強を始める際、まずつまずくポイントとして環境構築が挙げられます。プログラミング言語の勉強をしたいのに、それ以前のインストール段階でつまづき、挫折してしまうことも少なくありません。
Progateなら、ブラウザ上でコードを書いて簡単に実行ができるので、環境構築などの難しいことは抜きにして「Rubyプログラミングを気軽に体験する」ことが可能です。
プログラミング初心者の方には特に、必見のおすすめサイトです。Progateの使い方、および実際に使ってみた感想はこちらの記事を参考にしてください。
関連記事: Progate 評判/評価は? 無料で学べるプログラミング プロゲートの使い方から感想まで3.2 CODEPREP
(サイトURL:https://codeprep.jp/)
ブラウザ上でコードの穴埋めをしながら学習を進めていくサイトで、Ruby以外にも11言語の学習をすることができます。
画面左側に問題が出題され、その問題に沿ったコードの一部を打ち込むと、自動で実行して正しく書けているかどうかを判断してくれます。
穴埋め箇所が複数ある場合は、次の箇所に自動でカーソル移動してくれるので、スムーズに入力することができます。効果音を用いたわかりやすいUIも魅力です。初心者の場合は特に、コードをゼロから全て書いて実行することが難しい場合もあります。
半角スペースやダブルコーテーションなどの、細かいタイプミスによるエラーの原因がわからず、時間を消費してしまうことがあるからです。CODEPREPなら、あらかたコードが書かれている状態からスタートでき、自分は穴埋めだけをすればよいので、プログラミング学習を始めるハードルを下げることができます。 ヒント(解説)も合わせて掲載されているので、ブラウザ一つあれば迷うことなく学習を進められます。
CODEPREPの使い方や、実際に使ってみた感想はこちらの記事を参考にしてください。
関連記事: CODEPREP 評判/評価は? 無料で学べるプログラミング コードプレップの使い方から感想まで3.3 Rubyがミニツク
(サイトURL:http://www.minituku.net/)
Ruby言語について17個のレッスンから構成されており、自分の好きな部分から見ることができます。
レッスンごとに、テキスト、問題(ドリル)のほか、演習問題が掲載されています。
ドリルはブラウザ上で簡単に答え合わせができるので、知識の整理と定着を気軽に確認することができます。Rubyの開発者まつもとゆきひろさん本人による解説動画も配信されており、Rubyを学ぶ上ではぜひ見ておきたい内容です。
耳で聞く、手を動かす、文章を読んで理解するといった、様々な角度からのアプローチによって学ぶことができます。■ Rubyのインストールが別途必要なので要注意!
サイトの難易度としては、他言語を触ったことのある方など、ある程度プログラミングの知識がある方がRubyを学ぶ際に利用したい内容と言えます。ミニツクで学習を進める場合、まずRubyをPC本体にインストールしておく必要があるので注意が必要です。
Rubyがミニツクの使い方、および実際に使ってみた感想はこちらの記事を参考にしてください。
関連記事: Rubyがミニツク 評判/評価は? 無料で学べるプログラミング ミニツクの使い方から感想まで3.4 ドットインストール
(サイトURL:https://dotinstall.com/)
動画を見ながら学ぶことができる、プログラミング学習サイトです。
Rubyに限らず、HTMLやPHPなど多くの言語に対応していることでも広く知られています。1つの動画が3分で構成されており、スキマ時間を有効活用することもできます。
要点がギュッと詰まっている動画で少々早口なのですが、何度も見返すことで重要ポイントをすんなり整理することができます。■ ある程度のITスキルがある方向けという印象も
Ruby講義の難易度としては、多少なりともIT業界で実務経験がある方や、プログラミングに触れたことはあるがRuby初心者向けという印象です。Rubyの解説動画は、Rubyがインストールされている状態からスタートしますので、自分でコードを書いて結果を確認するには別途Ruby開発環境を作っておく必要があります。
ドットインストールの使い方、および実際に使ってみた感想はこちらの記事を参考にしてください。
関連記事: ドットインストール 評判/評価は? 無料で学べるプログラミング ドットインストールの使い方から感想まで3.5 Schoo
(サイトURL:https://schoo.jp/)
ブラウザ上で生放送の授業を視聴できる学習サイトです。
生放送は録画授業としてストックされており、いつでも視聴することができます。基本的には無料で利用できますが、録画授業などを見る場合はプレミアム会員となる必要があります。プログラミングの講義は入門編も多く種類も豊富で、英語や教養など幅広いジャンルの講座を受けることができます。パーソナリティと講師が会話をしながら進めていくWeb授業となっていて、参加者はまるで教室にいるかのような状態で視聴することができます。
1授業60分が基本なので多少時間はかかるものの、ゆっくり基礎から学びたいという人にもおすすめです。■ Rubyのインストールが別途必要な場合も
SchooでRubyの学習を進める場合、授業内容によっては予めRubyの開発環境が用意されていることが前提となっていますので、ご注意ください。
Schooの使い方、および実際に使ってみた感想はこちらの記事を参考にしてください。
関連記事: Schoo 評判/評価は? プログラミング学習アプリ スクーの使い方から感想まで3.6 paizaラーニング
(サイトURL:https://paiza.jp/works)
3分の動画を見ながら、実際にコードを書いて学習できるサイトです。
ブラウザ上でコードを書いて実行することができるので環境構築が不要、初心者からでも気軽に始めることができます。
動画の内容はすっきりとまとまっており、聞きやすくわかりやすい説明です。
演習課題がついているので、プログラミングをしながら理解度を確認することもできます。■ Rubyの講座は一部無料なので要注意
paizaラーニングではRubyのほか、PHPやJava、Pythonなど他言語の学習をすることも可能です。完全無料の講座もありますが、Rubyの講座については一部無料となっており、全てのRuby講座を受講するには有料会員になる必要があります。
paizaラーニングの使い方、および実際に使ってみた感想はこちらの記事を参考にしてください。
関連記事: paizaラーニング 評判/評価は? 無料で学べるプログラミング パイザラーニングの使い方から感想まで3.7 Rubyのホームページ
(サイトURL:https://www.ruby-lang.org/ja/)
こちらのサイトの「ドキュメント」内にあるリファレンスマニュアルは、開発におけるポイントをさっと参照したい時にも使えます。
コミュニティのリンクや、セキュリティ情報の公開、ドキュメントなどこれからRubyを学ぶにあたって定期的にチェックしたいサイトです。3.8 TECHSCORE
(サイトURL:https://www.techscore.com/tech/Ruby/)
Rubyの文法について詳細に説明されているRuby入門サイトです。
Rubyと同じオブジェクト指向言語であるJava入門のページも豊富で、JavaとRubyの違いについても随所で触れられています。
「変数とは」「演算子」など初心者がつまずきやすい部分も丁寧に解説されており、SQLやC言語などの他言語についても掲載されています。3.9 RubyLife
(サイトURL:https://www.rubylife.jp/)
Rubyのインストールからリファレンスまで幅広く網羅しており、Ruby on Rails入門もあります。
解説とサンプルがあるので、プログラムを写経して学ぶこともできます。初心者にもわかりやすい内容に比例してページ数が多いので、少しずつコツコツ進めたい方にもおすすめです。4.Ruby on Rails学習サイト
続いて、Ruby on Railsの学習ができるサイトをご紹介します。
4.1 小学生でもわかるRuby on Rails入門
(サイトURL:https://openbook4.me/projects/92)
初心者にもわかりやすい説明で丁寧に解説されています。
手を動かしながら学ぶハンズオンのチュートリアルですが、外出先などPCを開けない場所であっても、読むだけでも大変勉強になります。■ twitter風アプリの作成を通してRailsに触れる
Railsを利用して、twitter風アプリを作成するチュートリアルとなっています。まずRailsに触ってみたいという初心者でも挑戦できる内容です。
■ 「なぜそれが必要なのか」がわかる
「Ruby on RailsはWebアプリケーション作成の枠組み」と称されることが多いです。
この字面を読んだ際、理屈抜きにそういうものなのだと理解に努めることはできますが、なぜそれが必要なのか?という疑問が生まれることもあるでしょう。本書では、「なぜWebページの作成にRailsが必要なのか」あるいは「なぜWebアプリケーションにDBが必要なのか」といった、素朴な「なぜ」についての解説が随所にちりばめられています。
よって、そもそもなぜ?という疑問を解消しながら、納得して読み進めることができます。■ HTMLの基本的なタグを知っていると尚良い
前提知識として、HTMLのhタグやpタグなどの、基本的なタグの意味を勉強しておくと、すんなり読み進めることができます。
Webアプリケーションを作る上でHTMLの知識は必ず必要になりますので、並行して学ばれていくと良いでしょう。5.まとめ
勉強がはかどる方法は人それぞれなので、自分にあったスタイルを見つけられれば、プログラミング学習を楽しむことができるでしょう。プログラミングは教科で例えれば体育や音楽と同じで、実際にやってみることが何より大切です。
初心者の方はブラウザで実行できる学習サイトから始めて、その後環境構築にチャレンジし、より本格的なプログラミングに挑戦すると良いでしょう。
「たのしくプログラミングすること」に着目して作られた、日本生まれのプログラミング言語Rubyを学び、エンジニアとしてのスキルアップを実現してみてください。関連記事: 【Ruby入門】初心者向け基礎知識と学習方法紹介
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