クラウドエンジニアに必要な仕事内容とスキルとは? | サービス | プロエンジニア

    クラウドエンジニアに必要な仕事内容とスキルとは?

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    公開日:2019年07月05日 最終更新日:2019年10月31日

    インフラ基盤をオンプレミスからクラウド化する企業が増え、クラウドエンジニアの需要が高まってきています。本コラムでは、クラウドエンジニアの仕事内容から必要とされるスキル・需要・将来性についてまでを解説します。

    1. クラウドエンジニアの仕事内容とは?

    クラウドエンジニアの仕事は、「クラウドサービス上でシステムを構築する事」です。大きく分けて

    • クラウドの設計
    • クラウドの構築
    • クラウドの運用・保守

    がクラウドエンジニアの仕事内容になります。

    ※「クラウドサービス」とは、第三者のサーバー上でシステムを構築することのできるサービスです。

    1.1. クラウドの設計

    クラウドエンジニアの大事な仕事がクラウドの設計業務です。クラウド環境では自社のデーターセンターの物理設計などは不要になりますが、クラウド環境の特徴とサービスを生かした設計が必要になってきます。

    オンプレミスのサーバー設計やネットワーク設計の知識に加え、クラウドの特徴である「可用性」と「拡張性」を考慮した設計がクラウドエンジニアの仕事のひとつです。

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    1.2. クラウドの構築

    様々なクラウドサービスから案件ごとにサービスを取捨選択し、最適なシステムを構築することがクラウドエンジニアの重要な役割となっています。

    システム全体を構築する事のできる仮想サーバーや仮想ネットワークを構築する技術を身につける事でクラウドエンジニアとしての仕事の幅が広がります。

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    1.3. クラウドの運用・保守

    オンプレミスと同様、クラウド環境を構築後の運用・保守もクラウドエンジニアの仕事になります。各種サービスを安定稼働させるためのチューニングや運用コストの管理を行います。

    クラウド上のアプリケーションやクラウドインフラの監視、クラウド環境でのバックアップとリストアなどの業務もクラウドエンジニアの業務です。

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    2. クラウドエンジニアに求められるスキルとは?

    2.1. クラウドの基礎知識

    クラウド業務に関わるエンジニアは、クラウドの基本用語はもちろんのことAWSを代表とする、クラウドベンダーの主要サービスに関する知識とスキルが必要です。クラウドの基本知識は、クラウドエンジニアだけでなく、業務でクラウドに携わるマネジメント、販売、ファイナンス、営業など多くの担当者にとっても必要な知識です。クラウドの知識は、円滑なユーザー折衝にも重要なスキルとなります。

    クラウドの基礎知識を証明するベンダーの資格やトレーニングもあります。資格は普段使わないサービスやアーキテクチャなどを体系的に学習する事ができるので、業務の合間に挑戦してみるのもよいでしょう。

    2.2. 最新の技術トレンドに関する知識とスキル

    企業の「クラウドファースト」化の流れが加速する中で、クラウドのトレンドは絶えず変化しています。 コンテナ技術、サーバーレスコンピューティング、マルチクラウドとハイブリッドクラウドやセキュリティに関する最新のトレンドを掴むこともクラウドエンジニアに必要なスキルの一つです。

    2.3. クラウドの技術に関する経験と知識

    クラウドサービスの基礎知識と最新トレンド技術に加えて、クラウドの主要技術に関する知識とスキルがクラウドエンジニアに必要なスキルです。

    2.3.1. 仮想サーバーに関する知識とスキル

    クラウド環境の最も基本となるのは「仮想サーバー」です。クラウド上で仮想サーバーを利用する手順やオプションの機能、サーバー仮想化の技術に関する知識やサーバー仮想化のメリット・デメリットなどを把握しておくことで、業務の幅が広がります。

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    2.3.2. クラウドのネットワークに関する知識とスキル

    クラウドの仮想化技術はサーバーだけではありません、「ネットワークの仮想化」に関する知識とスキルもクラウドエンジニアに必要とされます。

    クラウドのネットワーク技術に関する知識として、VPN(Virtual Private Network)網や専用回線などセキュリティレベルの高いネットワークを利用してクラウドサービスへ接続する方法や、DNSウェブサービス、ネットワーク仮想化に関する知識とスキルを身につけておくとよいでしょう。

    クラウドベンダーの提供するVPNサービスには

    などがあります。

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    2.3.3. クラウドのデーターベースに関する知識とスキル

    クラウド上でもオンプレミスと同様にMySQLやPostgreといった無料のデーターベースやOracle、Microsoft SQLServerなどの有料データーベースを使う事ができますが、ベンダーの提供するデーターベース(Amazon RDS、Azure SQL Database、Google Cloud SQLなど)を用いる事もできます。

    クラウドデーターベースには、基幹システム向けからビックデーター分析、IoT(Internet of Things)に適したものまで様々なデーターベースが提供されています。

    クラウドサービス用に最適化したデーターベースエンジンに関するスキルや利用目的に応じた様々なデーターベースに関する知識を身につけると、より高速で拡張性に優れたクラウド環境を構築する事ができます。

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    3. クラウドエンジニアの需要と将来性

    MM総研は2019年6月11日、クラウドサービスの市場規模・実績・予測をまとめました。

    ■ クラウドサービスの国内市場規模は1.9兆円にまで成長(2018年度)
    ■ 企業の既存システムをパブリッククラウドに移行する動きが本格化
    ■ AWS、Azure、GCP(Google)のグローバルベンダーの寡占化が進展

    レポートによると、企業のインフラ基盤をクラウド化する動きが加速し、23年度には4兆4754億円に達する見込みで、今後益々クラウドエンジニアの需要は増えていく事でしょう。

    調査対象法人のうち、「Amazon Web Service(AWS)」の利用が半数を上回り、また「Microsoft Azure」や「Google Cloud Platform(GCP)」を導入する企業も増えています。

    今まで通りデータセンターにサーバーを構築して監視を行い、障害、故障が発生すれば機器を交換、障害対応をするという仕事はまだまだあります。 クラウドのサービスは容易にネットワークシステム構成を変更することができ、利便性が高いため、今後構築されるネットワークシステムやサーバーはクラウド化が進んでいくでしょう。

    クラウド普及当時は、セキュリティの問題などから大手企業などのインフラをクラウドに乗り換えることは多くはありませんでした。現在では多くの企業はもとより、金融機関でも「クラウドファースト」の方針を打ち出した事から今後益々インフラ基盤のクラウド化が加速するでしょう。 オンプレミスからクラウド時代に突入しクラウドエンジニアの需要は高まることが予想されます。

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    4. クラウド時代に伴いインフラ環境は変化してきている

    クラウド技術普及以前のインフラ環境は、サーバーの構築やアプリケーション開発に必要なハードウェアは全て自前のものを使い自社で管理する「オンプレミス」が主流でした。

    しかしAWS(Amazon Web Services)やGCP(Google Cloud Platform)、Azure(Microsoft Azure)といった「クラウドサービス」登場以降、自社のインフラ環境をクラウド上に構築する事で、現場でのハードウェアの準備やシステム構築の手間を省く事ができるようになりました。

    インフラ構築や運用・保守に関わるコストを削減できる為、インフラ環境のクラウド化が急速に進む「クラウド時代」が到来しました。

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    5. まとめ

    クラウドサービスの普及でインフラエンジニアの仕事内容も様変わりしています。クラウド時代を生き抜くには、これまで「オンプレミス」で培ってきたノウハウを生かしつつ、仮想ネットワーク環境の知識や各種クラウドベンダーの提供するサービス、専門知識を身につけていくことが重要です。

    また、クラウドエンジニアに必要なスキルは、環境を構築するだけではなく運用後に障害が発生しないようにするにはどうしたらよいのか?障害が発生した場合の迅速な対応やセキュリティなど、先を見越した設計もクラウドエンジニアに欠かせないスキルと言えます。

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