業務未経験のエンジニアが「AWSソリューションアーキテクト-アソシエイト」を取得する方法 | サービス | プロエンジニア

    業務未経験のエンジニアが「AWSソリューションアーキテクト-アソシエイト」を取得する方法

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    公開日:2019年11月08日 最終更新日:2020年05月21日

    世界シェアNo.1を誇るアマゾン社が提供するクラウドサービス、AWS(Amazon Web Services)は、国内でも採用企業が増加しており、インフラエンジニアはもちろんのこと、システム設計者やサーバーサイドエンジニアもAWSについての広い知識が必要とされる傾向にあります。

    このような状況下、現在、AWSが実施する各種認定試験が注目されています。AWSサービス全般についての理解が深まり、実践で役立つということから、資格取得を目指す人が急増中!

    本記事では、認定資格の中級レベルである、「AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」の取得方法について解説します。

    1. AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイトとは?

    人気も注目度も高いAWS認定資格

    AWS(Amazon Web Services)では、AWSの知識を証明する認定資格を実施しており、2019年11月時点で全11種類あります。

    日経SYSTEMSの"ITエンジニアがこれから取得したいと思うIT資格" 調査では、AWS関連の認定資格が人気No.1(回答者455人中179人が取得希望)となっており、また、書店ではAWS認定資格関連書籍がずらりと並んでいることからも人気の高さがうかがえます。

    【参考資料】
    「人気上昇中のIT資格、見逃せない2つのトレンド」日経SYSTEMS(2019/09/25)


    AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト(以下、SAA)とはどんな資格?

    SAAは、AWS認定の中では中級レベルの資格であり、主に、AWSのサービスを利用して効率よくクラウド環境を構築または提案できることを証明できるとされています。

    そして、AWS公式サイトでは、SAA試験に際し、受験者の以下の能力を検証すると述べています。

    ・顧客の要件に基づき、アーキテクチャ設計原則* に沿ってソリューションを定義できること
    ・プロジェクトのライフサイクルを通して、ベストプラクティス* に基づく実装ガイダンスを組織に提供できること

    つまり、顧客の要件に合った環境構築ができるか、その際にAWSを効率よく最適な利用方法を取り入れて実装できるかが問われるということのようです。

    言い換えれば、資格取得をすることで、AWSサービス全般の知識を深く身につけながら、実践で役立つ技術も身につく、AWSに詳しくなれる!ということにもつながります。

    SAA取得は、今後AWS知識が必要となるであろうAWS業務未経験者にも、今まさにAWS業務に携わっている人にもおすすめできる資格といえます。

    ● AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト公式サイト
    https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/

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    2. SAA受験の前提条件と推奨される知識は?

    前提条件

    SAA受験には資格のレベルに応じた前提条件は特にありません。
    AWSの基礎レベルの資格として「AWSクラウドプラクティショナー」がありますが、この資格を保持していなくてもSAAの受験は可能です。


    推奨知識

    SAAを受験するにあたって推奨される知識は

    ・AWS のコンピューティング、ネットワーキング、ストレージ、データベースサービスの実践的な使用経験
    ・AWS のデプロイおよび管理サービスに関する実践経験
    ・AWS ベースのアプリケーションに関する技術的要件を特定、定義する能力
    ・提示された技術的要件を満たす AWS のサービスを特定する能力
    ・AWS プラットフォームで安全性と信頼性の高いアプリケーションを構築するために推奨されるベストプラクティスに関する知識
    ・AWS クラウドでのソリューション構築における基本的なアーキテクチャの原則に関する理解
    ・AWS のグローバルインフラストラクチャに関する理解
    ・AWS に関連するネットワーク技術の理解
    ・AWS で利用できるセキュリティ関連の機能およびツールと従来型サービスとの連携に関する理解

    となっており、AWSの各種サービスの実践経験やAWSの使用経験が推奨されていますが、実務未経験であっても資格取得は可能です。

    しかしながら、ネットワークやクラウドについての基礎的な知識や、AWSの代表的サービスであるEC2・ECR・S3などがどんなものであるかのざっくりした理解などがないと厳しいかもしれません。
    AWSについても、全くの初心者であるという人はまず初級レベルの「AWSクラウドプラクティショナー」の取得を目指すことをおすすめします。

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    3. SAAの試験概要

    回答形式 試験時間 受験料 合格ライン
    択一選択問題、複数選択問題 130分 15,000円(税抜) 72%

    試験はAWSの公式サイトから申し込む事ができます。試験ガイドもありますので一通り目を通してみてください。

    【申し込み】
    AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト公式サイト
    https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/


    【試験ガイド】
    AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト試験ガイド

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    4. AWS業務未経験エンジニアがSAAを効率よく勉強する方法

    4.1. 資格対策本で勉強する

    SAA受験対策として、資格対策本を何冊か読んでみることをおすすめします。AWSの各種サービスと試験対策について体系的に学習する事ができます。

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    4.2 Udemyで学習する

    書籍で学習するよりも動画の方が頭に入るという方は、Udemyのようなオンライン動画学習サイトを活用するのもよいでしょう。

    13000人以上が受講している下記のコースは、SAA試験対策としても特におススメです。


    これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(初心者向け21時間完全コース)

    また、Udemyは不定期ではありますが、受講料の割引セールを頻繁に行っていますので、時々チェックしてみると思いがけず安く受講することもできるでしょう。

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    4.3. AWS公式サイトのサンプル問題をといてみよう

    AWS公式サイトでは、試験の為の様々なリソースを提供しています。
    SAA試験対策用にも、サンプル問題が10問ありますので試験の難易度をチェックしてみましょう。


    AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイトのサンプル問題 10問(日本語)

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    4.4. Architecting on AWSのトレーニングで勉強する

    AWSではインフラ構築基礎のクラスルームトレーニングを実施しています。
    認可を受けたAWSのインストラクターによるライブ授業で3日間のトレーニングを受けます。


    ● Architecting on AWS
    https://aws.amazon.com/jp/training/course-descriptions/architect/


    以下の内容を学習する事ができます。

    • Well-Architected フレームワーク
    • AWS でのネットワーク
    • 環境の設計と環境の可用性の向上を含む AWS の中心的な概念、知識、サービス
    • イベント駆動型スケーリング
    • オートメーション
    • デカップリング
    • サーバーレス設計
    • 小さなアーキテクチャを非常に大きなアーキテクチャへと拡大する方法

    クラスルームトレーニングの受講料は210,000円(税抜)です。内容も濃く、直接講義を受けることでAWSを利用してのインフラ構築について理解がより深まるでしょう。一方で個人での受講は少し費用がネックになるかもしれません。

    そんな人には英語にはなりますが、無料オンライントレーニングもあります。
    英語に自身がある方は、章末問題だけでも確認して、試験の傾向と対策をざっくり掴んでみるのもよいでしょう。

    ● AWS公式サイトの無料オンライントレーニング

    Exam Readiness: AWS Certified Solutions Architect – Associate (Digital)

    オンライントレーニングでは、以下の内容を学習できます。

    • Exam Overview and Structure
    • Content Domains and Question Breakdown
    • Topics and Concepts Within Content Domains
    • Question Structure and Interpretation Techniques
    • Practice Exam Questions

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    4.5. AWS Well-Architected Frameworkを確認する

    SAAを受験する上で、AWS Well-Architected Frameworkの理解は大変重要になります。

    第1章で、SAA試験に際し受験者の能力を検証される内容に、アーキテクチャ設計原則*ベストプラクティス* があると述べました。

    AWS Well-Architected Frameworkは、システムを設計・構築・運用する上での5つの原則( = アーキテクチャ設計原則*)から成り立っており、それらの原則に紐づくベストプラクティス*(最適なAWS活用方法) も提唱しています。

    つまり、SAA試験はAWS Well-Architected Framework の5つの原則とベストプラクティスに沿った試験となっています。

    AWS Well-ArchitectedFramework ドキュメント(PDF)

    ドキュメントはかなりボリュームはありますが、読み込んでいくことで、クラウドにおけるシステム設計・構築・運用の原則やベストプラクティスについて理解することができます。

    AWS Well-Architected Frameworkの5つの柱

    1. 運用上の優秀性
    2. セキュリティ
    3. 信頼性
    4. パフォーマンス効率
    5. コスト最適化

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    4.6. AWS認定資格の模擬試験を受けてみよう!

    AWS認定資格ではすべてのレベルでオンライン模試試験が用意されています。

    受験時間と問題数は本試験よりも少ないですが、本試験前にチャレンジしましょう。
    間違えた部分や苦手な部分は2~3回繰り返すといいでしょう。

    SAAの模試試験は通常の本試験の申込と同様にAWS公式サイトから申し込む事ができます。

    ● AWS認定サイト
    https://www.aws.training/Certification

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    5. まとめ

    今回は、AWSソリューションアーキテクト-アソシエイト(SAA)の取得方法について解説してきました。

    試験では実際のAWSの操作画面などについては問われることはありませんので、AWS業務未経験でも、AWSのサービスに触れた経験がなくとも、上記に挙げた勉強法などで十分に試験対策は可能です。

    SAA試験では、AWSの各サービスの特徴を捉え、AWS Well-Architected Frameworkの考え方に基づいて回答していくとよいでしょう。

    前述しましたように、SAA資格取得は、対外的なAWSに関するスキルの証明になることはもちろん、AWSサービス全般の知識と、クラウドサービスでのシステム設計・構築・運用に至るまでの幅広い技術を身につけるための有効的な方法ともいえます。

    現在AWSに携わっていない人も、今後AWS知識が必要となるであろうAWS業務未経験者も、SAA取得を目指して今後の業務に役立ててはいかがでしょうか。


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