需要も多く将来性が高いLinuxエンジニア。本記事ではフリーランスにおけるLinux案件の最新動向についてプロエンジニアコンサルタントが解説します。
記事内で紹介しているおすすめ案件の他にも、非公開案件も多数あります。無料会員登録いただければ、弊社コンサルタントが面談し、ご自身にぴったりの案件をご提案します。Linuxのフリーランス案件に興味がおありの方は、ぜひご登録ください。
インターノウス株式会社 ITアウトソーシング事業部
コンサルタント 碓井良輔
インターノウスITアウトソーシング事業部の発足メンバーとして参画。コンサルタントとして10年以上のキャリアを持つ。高単価かつスピード感のある提案はもちろん、参画後の報酬増の戦略、IT業界の慣習についての相談など幅広くきめ細やかな対応が強みです。あなたのご経験を存分に発揮できるお仕事をご紹介致します。まずはお気軽にご相談ください。
インターノウス株式会社 ITアウトソーシング事業部
コンサルタント 菊池文
企業様とエンジニアの方のマッチング作業とフォローがメイン業務です。エンジニアの方に対しては、採用面談の練習やアドバイスはもちろん、採用後も密なフォローを心掛け、普段からコミュニケーションを取っています。 どのエージェントよりもあなたの年収を上げる自信があります。人生に大きく関わる自覚を持ち、長期的な目線で親密で良好な関係を築けるよう精いっぱい努めて参ります!
インターノウス株式会社 ITアウトソーシング事業部
コンサルタント 秋澤拓実
ITアウトソーシング事業部のクライアントチームメンバーとして、エンジニアの募集ニーズがある企業様に対し提案をしています。特にスピード感を持った提案、ご契約頂いた後のフォロー対応を細かく行う事を意識し、同業他社が多い中でも差別化出来る様に取り組んでおります。また、電話や問合せ、社外のリファラル活動による新規企業の開拓も行っております。
【Q1】2024年11月現在、Linuxのフリーランスエンジニア向け案件はオンプレミス、クラウドどちらの案件が多いですか?
クラウドの案件の方が多いです。
7年前から、これまでオンプレ環境で運用されていたサービスがAWS等のクラウド環境へ移行されはじめ、現在はクラウド案件の方が多い状況です。
とはいえ、銀行系や保険系、そして行政サービスや社会インフラ系など「お金や人の命」にかかわるような重要なシステムの場合、現在もオンプレのまま運用されているものもあり、引き続き需要があるかと思います。これらの業種は、流行やトレンドよりも、サービスとしての安定性を求める傾向にあり、仮にクラウドへ移行するにしても、セキュリティ面や安定性の面で信頼できるサービスである必要があり、他の業種に比べて対応に時間がかかっています。
逆にクラウドに置き換わっているものとして多いのは、主にWeb系のサービスです。
なかでもECサイト、ソーシャルゲーム、SNS、ポータルサイトなど、BtoC系サービスにおいてはいち早くクラウドへ移行しています。
令和4年に総務省が行った調査によると、クラウドサービスを利用している企業は、令和4年時点で「72.2%」の企業がクラウドサービスを利用しています。同調査によると2015年度は44.6%であり、年々増加が続いています。
【Q2】Linuxの在宅(リモート)求人・案件はありますか?
あります。
クラウドに移行されている案件や、オンプレでも運用されている案件の場合は在宅勤務も可能です。
オンプレで新規で構築するような案件の場合は、現地へ赴いて直接サーバを操作する必要があるため、常駐が基本となります。
プロエンジニアで支援している方で、個人事業主としてエンジニア以外の事業活動をされている方がいました。もともと東京郊外在住で都心への通勤が懸念されていたのですが、フルリモート案件に参画し通勤時間が短縮され、エンジニアの業務を済ませた後、他の事業活動の時間を使うことができ、個人事業主としてマルチに活躍したい方に喜ばれています。
【Q3】Linux求人の月収や年収の目安はどれくらいですか?
それぞれの工程における目安としては、このくらいのイメージです。
【Q4】Linuxの操作経験は何年くらいが求められますか?
Linuxサーバの構築案件に参画するのであれば、実務経験2年以上は欲しいですね。
まずはAWS認定資格などクラウド関連の資格を取得することだと思います。クラウド以外でもそうですが、未経験分野に入る際に学習したことを裏付ける(証拠となる)情報を提示することで確度が上がります。
もしくは、これからクラウドに移行していく案件があればオンプレ経験のみでも可能性はあります。実務経験については、派遣やフリーランスでも大丈夫です。
【Q5】Windowsサーバーの経験はアピールになりますか?何か資格があると役に立ちますか?
Windowsサーバの経験は、構築の流れなどをつかめているということで、多少はアピールになると思います。
ただやはりLinuxの実務経験は欲しいですね。LPICやLinuCの資格保有は役に立ちますよ。
【Q6】具体的に今現在、プロエンジニアでおすすめしている案件にはどのようなものがありますか?
サーバーエンジニア★サブスクリプション型管理システムのインフラ構築
勤務地: | 東京都 港区 |
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月額単価: | 50万円~60万円 |
就業時間: | 9時30分-18時00分 |
服装: | 私服 |
年齢: | 年齢制限なし |
必須スキル: |
・LinuxもしくはWindowsの構築/運用保守経験
・基本情報技術者やLinuc等の資格保有 |
尚可スキル: |
・LinuxもしくはWindowsの設計構築経験
・WEBサービスにおけるインフラ構築・導入などの経験 ・RDBの基本的な理解 ・ShellScript(スクリプト作成)の経験 ・クラウドインフラの運用・設計構築経験 |
詳細はこちら
インフラエンジニア★投資運用業向けシステム運用(セキュリティ関連)
勤務地: | 東京都 港区 |
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月額単価: | 80万円~ |
就業時間: | 8時45分-17時45分 |
服装: | 私服 |
年齢: | オフィスカジュアル |
必須スキル: |
・(【業務内容】に対応できる)実務経験(目安:2年~)
・定期的なログ抽出、アカウント棚卸などをしっかりこなしていただける方 ・几帳面な方 ・ログやアカウントの業務にExcelなどを使いこなせる方 ・コミュニケーション能力が高いこと |
詳細はこちら
インフラエンジニア★リファラル採用サービスの設計構築
勤務地: | 東京都 新宿区 |
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月額単価: | 80万円~90万円 |
就業時間: | 10時00分-19時00分 |
年齢: | 年齢制限なし |
必須スキル: | ・AWS ECSを用いたインフラ構築経験 | 尚可スキル: | ・AWS EKSやterraformを用いたインフラ構築経験 |
詳細はこちら
【Q6-1】より月収のラインが高い、ハイクラス層向けの案件にはどのようなものがありますか?
インフラエンジニア★メール配信システム向けサーバ設計・構築
勤務地: | 東京都 千代田区 |
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月額単価: | 70万円~ |
就業時間: | 10時00分-19時00分 |
年齢: | 年齢制限なし |
必須スキル: |
・Linux系サーバの運用、設計、構築経験
・Linux環境において、正規表現が問題なく利用できる事 (grep、egrep、perl、awk...等のいづれかを想定) |
詳細はこちら
サーバーエンジニア★IoT事業者向けクラウドインフラの設計・構築
勤務地: | 東京都 中央区 |
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月額単価: | 70万円~80万円 |
就業時間: | 9時00分-18時30分 |
服装: | 私服 |
年齢: | 年齢制限なし |
必須スキル: |
・何かしらのクラウド環境での業務経験
(AWS、Microsoft Azure、Google Cloud等) ・AWSを使っての本番環境構築、リリース経験 ・LamdaやAmazon API Gatewayの経験 |
尚可スキル: | ・AWS EKSやterraformを用いたインフラ構築経験 |
詳細はこちら
【Q6-2】逆に比較的ハードルが低めの案件はありますか?
サーバーエンジニア★サブスクリプション型管理システムのインフラ構築
勤務地: | 東京都 港区 |
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月額単価: | 50万円~60万円 |
就業時間: | 9時30分-18時00分 |
服装: | 私服 |
年齢: | 年齢制限なし |
必須スキル: |
・LinuxもしくはWindowsの構築/運用保守経験
・基本情報技術者やLinuc等の資格保有 |
尚可スキル: |
・LinuxもしくはWindowsの設計構築経験
・WEBサービスにおけるインフラ構築・導入などの経験 ・RDBの基本的な理解 ・ShellScript(スクリプト作成)の経験 ・クラウドインフラの運用・設計構築経験 |
詳細はこちら
インフラエンジニア★官公庁のインフラ更改における詳細設計書作成
勤務地: | 東京都 中央区 |
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月額単価: | スキル見合い |
就業時間: | 9時30分-18時00分 |
服装: | 私服 |
年齢: | 年齢制限なし |
必須スキル: |
・Linux系設計経験
・2023年1月頃のリリースまで対応可能な方希望 ※すべて満たす必要はないです。 |
尚可スキル: | ・AWS EKSやterraformを用いたインフラ構築経験 |
詳細はこちら
【Q7】Linux専門のフリーランスエンジニアというキャリアに将来性はありますか?
将来性は大いにありますね。
クラウド環境下でもLinuxを用いたサーバ構築は多くありますし、今後も需要があり続けることでしょう。
Linuxはオープンソースのソフトウェアで導入コストがかかりません。Windowsサーバはサポートがある反面導入コストがかかりITサービスを展開している企業にとってハードルが高いです。
Windowsサーバを導入している企業は、ある程度規模が大きくコストも支払える企業となることが多く、ポジションとしては社内SEや情シスとしての参画が多くなります。インフラエンジニアとして参画するのであればLinux環境が多くなるのでWindowsサーバよりも優位と言えます。
インフラエンジニアの半数以上が、Linux専門のフリーランスエンジニアとしてオンプレまたはクラウド環境でサーバの設計・構築・運用・保守等の案件に参画しています。
【Q8】実際にプロエンジニアで支援したLinuxエンジニアの例をおしえてください
プロエンジニアで支援し、オンプレミスのLinuxエンジニアから未経験でクラウド案件を受注した、佐久間さんへのインタビューをご紹介します。
■ 佐久間さんプロフィール(30歳)
書店勤務や物流事務を経て、インターノウス(プロエンジニアの運営会社)のプログラマカレッジを卒業後、IT業界に転職。2019年にフリーランスに転身し、インフラエンジニアとして主にオンプレのサーバー設計~構築~保守運用まで一貫して担当。現在はクラウドインフラの案件に参画しながら、複業でライトノベルの執筆も手掛け、書籍化が決定。
【A】自分の都合ありきで、案件を自由に変えられるというのがメリットだと思います。
フリーランスは自分の身体が資本なので、自分が体調を崩してしまう=自分の収入が減る。基本的に我慢しすぎる人はフリーランスに向いていないと思っています。
私の場合はこの働き方があっていて、正社員時代は人間関係でストレスを感じることが多かったですが、フリーランスであれば自分が参加したくない飲み会に参加する必要もないですし、パワハラがあれば案件を変えられるのでメリットに感じています。
また、仕事内容を自分で選べるのもいいですね。逆に言えば、自分で仕事を選べるだけのスキルを身につける必要があるということに繋がりますが…!
【A】昔はフルスタックエンジニアになりたかったのですが、今はインフラを極めたいと思っています。
一時期、脱オンプレといって多くの企業がクラウド環境に移行しましたが、結果的に脱クラウドしてオンプレに戻ってきている企業も多いです。それって結局はオンプレからクラウドに移行したときにオンプレの感覚でクラウド環境を作ってしまうので「料金が高すぎて節約にならないじゃないか!」という理由で戻ってくる方が多いのかと思います。
オンプレのことを熟知した上で、クラウドにも特化することで「それぞれにどういう差があって、どういう構成にすれば節約できるかが理解できるようになります」と非エンジニアの顧客に説明できれば、今後も市場価値はあると思います。
佐久間さんへのインタビュー全文は、こちらからご覧ください。
【Q9】実際にプロエンジニアで支援している方の、1日のタイムスケジュールを教えてください
テレワークで勤務している佐久間さんの、1日のスケジュール例をご紹介します。
【Q10】フリーランス案件申し込みの流れをおしえてください
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コンサルタントから最後に一言
ITサービスあるところにインフラエンジニアの存在あり。
実際に弊社が支援した方では、もともと大手商社系の社内SEとして勤務していた方が弊社のフリーになり、月額で稼ぐ金額が2倍以上になった方もいます。
まずはこれまでのご経歴を伺いながら、今後のキャリアアップにつなげられるお仕事を御紹介できればと思います!お気軽にお問い合わせください。
【A】自分のスキルアップに繋がることを第一条件にしています。
今の案件はクラウドインフラを経験できることが魅力で選んだのですが、私自身クラウドは未経験でしたので、案件探しには難航しました。
経験値のあるオンプレ案件であれば単価も高いし、案件の選択肢も広がります。ですが、これまでと同じ案件を請け続けていては、将来的に案件選びに苦労する可能性が高くなるので、妥協せず尾﨑さんにも協力を仰ぎながら、今の案件にたどり着きました。
現状に甘えず、スキルアップすることで、後々単価はついてくると思っています。