青山さんプロフィール(28歳)
専門商社での貿易事務、不動産会社での事務を経験し、ベンチャー企業にエンジニアとして転職。2年間Javaエンジニアとして要件定義以降一貫して経験を積み、2022年にフリーランスに転身。現在は主にJavaでの開発業務を担当している。
❶ 自由な時間で、自分の裁量で働きたい。将来フリーランスになることを目的に事務からエンジニアに転職
【Q】フリーランスエンジニアとして働く前は、どのようなお仕事をされていましたか?
専門商社で貿易事務の仕事を3年程行っていました。その頃から将来的に独立したいと思っていましたが、仕事内容は書類作成や在庫管理、クライアント対応、営業サポートなど事務作業ばかりでしたので、このまま今の仕事を続けていても独立できないと自分のキャリアに悩んでいました。
そして自分の将来を変えるべく、2度目の転職で意を決してIT系のベンチャー企業にエンジニアとして転職しました。
そこではJava、JavaScript、HTML/CSSを用いて製造業向けの在庫管理システムの開発を行い、設計書やモックの作成も経験しました。
【Q】その当時なぜフリーランスになりたいと思っていたのですか?
当時勤めていた専門商社では昔ながらのしきたりと言いますか、決まりごとが多く、形式ばった組織が私にはどうしても窮屈に感じてしまったんですよね…
それがきっかけで将来は独立し、自由な時間で、自分の裁量で働きたいと思うようになりました。
転職先を探す中でエンジニアの求人を見つけ、エンジニアであれば将来的に独立も考えられたので、まずはベンチャー企業で実力をつけようと決心し転職しました。
【Q】フリーランスになる決心はどこでつきましたか?
元同じ職場のエンジニアでフリーランスになった人がいるのですが、その人から「最低2~3年の開発経験があればフリーランスでもやっていける」と聞いたことがありました。
当時は2~3年は早いのではと思っていましたが、同期のエンジニアがフリーランスに転身し始め、実際に生計も立てている人が何人かいたので、私もエンジニア経験2年の時にフリーランスになりました。
❷ 初めての案件探しもキャリアコンサルタントと二人三脚で第1志望の案件にスピード成約。契約金額や時間の融通が利くところに満足しています
【Q】プロエンジニアに登録したきっかけを教えてください
フリーランスの案件を探していた時にプロエンジニアに掲載されている求人で気になる案件があり仮登録したのがきっかけです。
仮登録後に実施するキャリアコンサルタントとの面談では、担当の碓井さんの説明がとにかく丁寧で、フリーランスの仕事探しのノウハウを教えてくださったり、初心者の私にはとにかく心強く、信頼できました。他のエージェントにも登録しましたが、プロエンジニアが特に印象的でした。
【Q】プロエンジニアを利用して良かった点はどこですか?
今対応している案件はフリーランスになって初めて請けた案件なのですが、案件決定までのスピードがとても早かったです。書類選考から面談実施、オファーまでとんとん拍子で進み、第1志望の案件でしたので私もすぐにオファーを受けました。
その後も契約を更新していて、気が付けば初回の契約から1年経っていましたね。時間の融通もきき、働きやすい職場なので、安定して働けています。
また、フリーランスにとって月額の単価は非常にシビアな部分だと思うのですが、契約時の単価決定の際に先方の言い値に対して、碓井さんが交渉してくださり、最終的に自分が想定していた以上の単価で契約できたのでとても嬉しかったです。
【Q】青山さんが案件を選ぶうえで大切にしていることはなんですか?
主に『スキルマッチしているか、単価、リモート』の3つを見て判断しました。
中でもスキルマッチしているかという条件は特に注意して見ていて、初めてのフリーランスの案件でスキル不足ですぐに契約終了になることは絶対に避けたかったからです。キャパオーバーで自分が精神的にきつくなることも懸念でした。
❸ フリーランスになって自然と自律する力、自己解決力がつきました。デメリットはありません
【Q】現在の案件ではどのような仕事をされているのですか?
4月から開発業務に携わっており、それ以前は商用保守の調査や関連部署への指示業務を行っていました。リリース時期にはインシデントの発生率が高くなり調査業務で忙しい事もありましたが、比較的落ち着いています。出社はほとんどなく基本リモートです。
【Q】実際にフリーランスになってみて良かった点を教えてください
良かった点はけっこうありますね。
まずは出勤時間の融通が利くことです。正社員時代はあまり意味のない残業を求められることが多く、周りに合わせなければいけない空気感がありました。
現在も定刻はありますが、柔軟に調整していただけるのでプライベートの時間も確保しやすく助かっています。
また自分を律する意識が自然とついたことも良かったです。
作業で躓いた場合、フリーランスなのである程度は自分で調べて解決することが多く、自己解決力が上がりました。適度なプレッシャーがかかることで、正社員時代よりも格段にスキルアップする速度も早くなったと感じています。
【Q】一方で、フリーランスのデメリットで何かありますか?
デメリットに感じた部分は正直ないですね!
強いて言えば、フルリモートなのでチームメンバーと顔を合わせる機会がなく、始めの頃は相手の情報が少ない中でやり取りをすることに戸惑うこともありましたが、今は知りすぎないぐらいの距離感がちょうどいいなと思っています。
❹ フリーランスとして働く上で大切なことは『企業からの信頼を得る事』
【Q】プライベートの時間ではどんなことを行っていますか?
まだ始めたばかりですが将来的に収入の軸が増えればいいなという気持ちもあり、YouTubeで愛犬の動画を配信しています。空いた時間で動画編集の技術を習得しています。
【Q】今後はどんなことに挑戦したいですか?
サービスのフロント側に興味がありますね。今の職場で言えば自分が開発したものが分かりやすくWeb上に表示されるので、面白味を感じています。
元々はデザイン系の仕事に興味があったのですが、デザインセンスがなくデザイナーになることは諦めているので、自分の得意分野と興味関心を掛け合わせて、今後挑戦の幅を広げていければいいなと思っています。
【Q】最後に、これからフリーランスエンジニアを目指す方にメッセージをお願いします!
まだフリーランスに転身して1年程ですが率直に感じたことは、意外と実務経験2~3年でもフリーランスになれるということです。
今の現場にも私より年齢が1つ下で、実務経験3年でフリーランスになった人がいます。
また、フリーランスとして働く上で何よりも大切なことは『企業からの信用を得る事』だと思っています。
手当たり次第に仕事を進めるのではなく、タスクの優先順位を見極め、効率性を求める事や、返信速度を早くするなど、技術スキル以外の面でも大いに企業からの信頼は得られると思っています。
応援しています!