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2016年9月17日(土)・18日(日)に開催された、世界三大ゲームショウの一つ、東京ゲームショウ2016。
今年も来場者数が過去最高の271,224人に達し、大いに盛り上がりをみせました。
会場には数多くのゲーム関連のブースが集結し、来場者を熱くさせる中、同じくイベントを盛り上げていたのがゲーム専門学校と大学。毎年イベントを盛り上げる一躍を担っており、今年は約40校が出展しました。
今回は、その中の一校、アーツカレッジヨコハマ(https://www.kccollege.ac.jp/)をご紹介します。 東京ゲームショウには神奈川県の専門学校では唯一出展をしている存在であり、今年で16年連続出展となる同校を、当日の模様とともにお伝えします。
当日のブースに出展されていた同校の生徒さんによる多数の作品。
1. 実践的な制作 高い就職率
アーツカレッジヨコハマは、横浜駅が最寄りの専門学校。「好きを仕事に。ヨコハマから業界へ!!」をかかげている同校のスローガンは「進化する」。進化して、ヨコハマから業界を、という思いの元、ゲームクリエイター学科、デザイン学科、情報処理学科、実践研究学科の4つの学科を展開しています。
元々はITの専門学校としてスタートしたそうですが、そこからゲームクリエイター学科が誕生し、現在ではゲームショウに連続して出展するなど、業界での実績を積み上げてきました。
同校の特徴は次の5つ。
生徒一人一人の強み・改善点を分析し、そこから目標を決めて指導をする「パーソナルプロデュース」。
講師による実演から学び、そこから実践とトレーニングを繰り返し行う「アーツラーニングメソッド」。
それぞれの学科の分野で実績をあげている企業との連携によってカリキュラムが作成された講座を受けることができる「職業実践専門課程」。
就職専門のコンシェルジュのサポートによって高い就職率を誇る「就職指導」。
更に専門性を追求した「ゲームプロデュース」「動画コンテンツ」「アプリ開発」「デザインコンテスト」「マンガ制作」「ビジネスアプリ検定対策」「キャリアデザイン」から授業を選べる「選択ゼミ」。
繰り返しトレーニングを積み、また企業との連携による実践的な授業を通して、ゲームプログラマーやゲームデザイナー、ゲームディレクター、ゲームプランナー、キャラクターデザイナー、CGデザイナー、ITエンジニア(他多数)といった人材を育成しています。
2. VR ホラーゲーム『封禍』
そして、今回のゲームショウに同校が出展したのが、VRによるホラーゲーム『封禍』。
イントロダクションは「何かがぶつかったような激しい音で私は目が覚めた。いつから私はここにいるのだろうか、私は牢屋にいた。ここはどこなのだろうか?嫌な感じがする、早くここから抜け出そう…。牢屋から抜け出そうとするとそこには…。あなたはこの恐怖から逃れることができるか。」。
牢屋から抜け出すことがこのゲームのゴール。その恐怖から、ゲームの最中に途中で辞めてしまった方も実際にいたといいます。
実際に弊社も体験をしてみました。OculusRiftのVRヘッドマウントディスプレイを利用します。
映像が見えた瞬間にベルが鳴り始め、部屋の入口のドアが封鎖されてしまいそうになります。急いで部屋からの脱出を迫られるという緊迫感の中からゲームがスタート。
全体の映像のリアリティが高く、実際にその場の空間にいる様な感覚になり、ゲーム中は常に緊張感がありました。その他にも、恐怖をあおる様々な仕掛けが迫ってくるようになっており、視覚及び聴覚でホラーの世界を体感できる作品となっていました。
こちらの作品は、ゲームクリエイター学科の2・3年生のチームによるもので、ホラーについて研究を重ねて制作をしたそうです。そして、フリー素材はほとんど使わず、古さを出す為のグラフィックを描くことに徹底してこだわったところがポイントだといいます。
今後の生徒さんの活躍がこれからも楽しみです!
アーツカレッジヨコハマでは、体験入学や学校見学、個別相談会を行っていますので、少しでもご興味を持った方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか?
アーツカレッジヨコハマ
【アクセス】〒220-0072 神奈川県横浜市西区浅間町2-105-8
横浜駅西口より徒歩15分 相鉄線平沼橋駅より徒歩11分
横浜駅西口ターミナルからバス5、25、202系統
「浅岡橋」バス停下車徒歩2分
【電話】045-324-0011
【URL】https://www.kccollege.ac.jp/