• リモートワークとテレワークの違い、使い分けを調査!あなたはどの働き方?

    公開日:2020年05月01日 最終更新日:2021年12月20日

    最近は、新型コロナウィルスの影響で、ニュースでもテレワークという言葉が大きく取り上げられ、リモートワークテレワークという言葉をよく耳にしますが、その違いを理解している人って実は少ないのではないでしょうか…?在宅勤務とも同じ意味なのでしょうか?

    コロナウイルス対策の状況下で、リモートワークをしやすい職業にも注目が集まっており、その中のひとつであるITエンジニアへの関心も高まっています。また、コロナが終息した後も、働き方改革の一環として導入する企業は今後増えていくことが考えられます。

    本記事では、リモートワークやテレワーク、在宅勤務など、これらの言葉の違いを理解し、スマートに使い分けられるよう調べてみました。

    1. リモートワークとテレワークの違いを知ろう

    リモートワークやテレワークという言葉をよく聞くと、"自宅やカフェなどオフィス以外で仕事することだよね" というように、どちらも「ほぼ同じ」意味で理解されていることが多いようです。そして実際のところ、リモートワークとテレワークはほとんど同じ意味であると考えて問題ありません。

    しかし、本来はそれぞれに異なる定義や使われ方が存在します。下記の表で比較してみましょう。


    ◆ リモートワーク

    定義 特に定められていない
    主に使われる業界 IT業界・Web系企業
    使う人 エンジニア・デザイナー・フリーランス
    認知度 まだ低い(できてから年月が浅い)

    ◆ テレワーク

    定義 情報通信技術の活用による場所や時間にとらわれない柔軟な働き方
    主に使われる業界 大企業・自治体・政府や行政機関
    使う人 公務員・企業の会社員
    認知度 高め(国内では30年ほど前から導入されている)

    業種や職種によって使い分けがされているようですね。
    確かにIT業界にいる人にはリモートワークという言葉の方が聞きなれているかもしれません。

    一方で、リモートワークは比較的新しい言葉でもあるため、本来リモートワークと呼ばれる人も含め、テレワークと表現されることが一般的には多いとも考えられます。

    リモートワークとテレワーク、それぞれの言葉にさらにフォーカスし詳しくみていきましょう。

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    2. リモートワークとは

    リモートワークとは、remote(遠隔)+ work(働く)からなる造語。
    つまり、「会社から離れた場所で業務を行う」という意味を持っています。

    リモートワークという言葉自体に明確な定義はなく、そのワークスタイルも様々であり、IT業界やベンチャー企業においてフリーランスで働くエンジニアやデザイナーなどがよく使う言葉として浸透しつつあります。

    特に"リモート" という単語はコンピュータ用語としてなじみ深いことから、IT業界では「オフィスに出社しない働き方」として使用されることが多いようです。

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    2.1 フルリモートワークって?

    フルリモートワークとは、一日を通して終日出社しない働き方。
    フルリモートと略して呼ばれることもあり、リモートワークのひとつとしてよく使われています。

    週の半分は出社して残りはフルリモート、会社に出社するのは月に一度だけ…など、そのスタイルはさまざまです。

    また、最近ではオフィスそのものを持たない企業もあり、フルリモートを可能にするために社内の情報共有やコミュニケーションツールなどの仕事環境を整備しています。

    このように、地域や環境にとらわれず、ライフワークバランスを取りながら働ける柔軟性の高いワーキングスタイルにも注目が集まっています。

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    3. テレワークとは

    テレワークとは、tele(遠く離れた)+ work(働く)をあわせた造語であり、リモートワークと同様に、「会社から離れた場所で業務を行う」意味を持ちますが、一般社団法人日本テレワーク協会によって、「情報通信技術(ICT)を活用した、場所や時間にとらわれない働き方」と定義されています。

    テレワークは、働き方改革の一環として政府が主体となり、行政機関や自治体などで推進されてきた働き方であり、主に、公務員や一般企業で働く人たちに浸透している言葉です。

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    3.1 よく聞く "在宅勤務" はテレワークのひとつである

    リモートワーク、テレワークと同様に、在宅勤務という言葉もよく聞きますね。
    在宅勤務はその名の通り、基本的には在宅で行う仕事全般を指します。

    この在宅勤務、実は3種類に分類されているテレワークの働き方のひとつです。


    【テレワークの働き方3種類】

    在宅勤務 自宅での勤務
    モバイルワーク 客先もしくは移動中にノートPC・携帯電話などを使いながら働く
    サテライトオフィス勤務 勤務先以外のオフィスでの勤務

    在宅勤務は場所が自宅・家と限定されますが、テレワークに含まれるので、"在宅勤務"、"テレワーク" どちらの言葉も場所以外は同じ意味です。

    モバイルワークとは、外出先や移動の合間にノートPCや携帯電話で連絡を取りながら、場所を特定せずに働くことです。
    平日昼間に、スーツ姿でカフェや新幹線の中でノートPCに向き合っている人たちを見かけることがありませんか?まさにモバイルワークの典型例です。
    外回りや出張などが多い営業職に向くワークスタイルです。

    サテライトオフィス勤務とは、企業が本社とは別の場所に設置したオフィスで働くことです。
    企業がサテライトオフィスを設置するのは、例えば、従業員の通勤時間短縮(郊外に設置)、新たな事業拠点(本社と別の地域に設置)、新規の人材確保(地方に設置)などにつなげる目的があります。

    不要不急の外出が控えられている現在は、テレワークで働く多くの方が在宅勤務でしょう。

    こうして整理すると、テレワークはさまざまな働き方に分類されていることがわかりますね。

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    4. リモートワークとテレワークどちらの言葉を使う?

    では実際、リモートワークとテレワーク、どちらの言葉を利用すればよいのでしょうか?
    IT業界やエンジニアに浸透率の高いリモートワークを使うべきか、世間に広まっているテレワークを使うべきか…。
    使い方についてみていきましょう。

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    4.1 広く知られている "テレワーク" を使うと無難である

    テレワークを使うと無難である理由。それはやはり、一般的にはテレワークという言葉の認知度が高いからです。

    参照元:過去12ヶ月間の「リモートワーク」と「テレワーク」の検索数 / GoogleTrend(検索ワード調査ツール)

    GoogleTrendによる過去12ヶ月間の検索数結果を見ると、2020年3月以降は新型コロナウィルスの影響でニュースでも頻繁に取り上げられたことも相まって、検索数が急上昇しているのが分かります。

    テレワークは、今や誰もが知る言葉と考えてよいでしょう。

    政府推進の働き方として提唱もされているので、何気ない会話の中で使うならば、テレワークと表現すると一般的で通じやすいと思います。

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    4.2 IT・Web系など、より自由度の高い働き方を伝えるなら "リモートワーク"

    リモートワークにはテレワークのような働き方の分類もなく、より自由度の高いイメージがあるようです。

    例えば、働く場所は、オフィス以外にも自宅やシェアオフィス、コワーキングスペース、カフェなど、実に多様です。

    "PCとネット環境さえあればどこででも仕事ができる" このイメージにぱっと結びつくのはITエンジニアやフリーランス、Web関連職でしょう。

    このようなことからも、エンジニアであればリモートワークという言葉を積極的に使うことで、より自身のワークスタイルを理解してもらいやすいかもしれません。


    【関連記事】
    リモートワークをより充実させるためにもおススメしたいお役立ちツールをご紹介。よろしければご参考にしてください。

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    5. まとめ

    リモートワークとテレワークの違いを調査した結果、ほぼ同じ意味合いを持ちながらも、働き方や職種・職業によるニュアンスの違いを持ち、状況に応じて臨機応変に使用されている言葉であることが分かりました。

    同業者との会話はもちろん、エンジニアとしてのワークスタイルを相手に伝えたい時は「リモートワーク」、一般的な会話の中であれば「テレワーク」…など、使い分けることでコミュニケーションを円滑にすることができるでしょう。

    どちらの言葉をチョイスすれば、より自分の働き方のイメージを感じ取ってもらえるか。それぞれの違いを理解した上で、言葉を選んでいくことが大切ではないかと思います。

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