福田さんプロフィール(35歳)
2015年インターノウスが運営するプログラマカレッジを卒業後、正社員エンジニアとして主にVB.netを使用したシステムの開発に従事。2018年フリーランスに転身。プライベートではボクシングのプロライセンスを取得し、デビュー戦を控えている。
❶ 自由な時間、収入アップを求め、フリーランスに挑戦
【Q】フリーランスになる前のお仕事について教えてください
インターノウス(プロエンジニアの運営会社)が運営しているプログラマカレッジに入校し、プログラミングの講習と転職支援を受け、半導体企業の下請け会社に正社員のエンジニアとして入社しました。その後、別のSES会社に転職し、主に旅行会社のシステム保守でDB周りの開発を2年間行っていました。自分の技術力があがるにつれて、お客様も実績を評価してくださり、日々やりがいを感じていました。
【Q】その後、なぜフリーランスに転身したのですか?
業務ではやりがいを感じていた半面、業務外で会社に制限されていた印象が強かったんです。
自由な時間がとりにくいことや、商流が深い分、収入も低く、生活に困っていました。
そんな中、フリーランスに転身したエンジニアの友人に話を聞く機会があり、そこでフリーランスに対する印象が大きく変わりました。
これまで、フリーランスは実力社会で、万が一案件が受注できなかった際に収入が不安定になることを懸念していましたが、友人の話を聞き、SES会社から案件を紹介してもらい、受注する働き方があることを初めて知りました。
フリーランスの可能性を感じたので、友人づてにエージェントを紹介してもらい、直接話を伺ったところ正社員時代と同じ業務内容でも収入が増えることがわかったので、思い切ってフリーランスに転身しました。
【Q】フリーランスに転身することに迷いや不安はなかったですか?
大きな不安はありませんでしたが、案件が見つからず収入が途絶えてしまったらどうしようと思っていました。ですが僕の場合、今のところ案件に困ったことはないので、その悩みは杞憂でしたね。
あと、税金関係の手続きに不安があったのと、実際に初年度は経費の申請をしていなかったので、翌年の住民税で痛い目に合いました(笑)
翌年からは税理士の方にお願いしました。
❷ 正社員時代と比べ収入が1.8倍に。生活費に余裕ができ、プライベートが充実
【Q】フリーランスに転身したばかりの頃はいかがでしたか?
勤務時間は案件が佳境を迎えると正社員時代以上に忙しい時期もありましたが、意味のある残業でしたし、新しい技術も身に付き、充実したフリーランス生活を送っていました。
とにかく収入が上がったことが嬉しかったのを覚えています。正社員時代の給料と比べると、約1.8倍になりました。
生活費に余裕が出たので、プライベートでは大学生までやっていたボクシングを再開しました。
❸ 商流が浅く、高単価が魅力。1人のキャリアコンサルタントが一貫して担当してくれるので提案の質が高かったです
【Q】その後インターノウスに登録いただいたきっかけを教えてください
仕事に趣味に忙しい日々を過ごしていたのですが、ボクシングを再開し、幼少期からのプロボクサーになるという夢を諦めきれずにいました。
ボクシングのプロライセンスの受講資格は34歳までなんです。当時既に34歳だった私には時間が限られていました。当時の案件の現場はいい環境ではあったものの、開発作業で残業になることが多く、プロ試験を突破するのに十分な練習時間を捻出することは不可能でした。
開発が落ち着いたタイミングで、早急に新しい案件探しを始めるため、過去プログラマカレッジでお世話になった担当者に連絡したところ、プロエンジニアを紹介してもらいました。
プログラマカレッジ時代、サービスが誠実だった印象が強く、担当者とはカレッジ卒業後も定期的に連絡をとっていたので信頼できました。
【Q】プロエンジニアでの案件探しはいかがでしたか?
プロエンジニアは一貫して1人のキャリアコンサルタントが専属でついてくださるので、終始安心感がありました。
最初の面談では希望条件や案件探しに至った背景など丁寧に質問してくださり、紹介いただいた案件はどれも魅力的で、提案の質が高いと感じました。
時に希望と違った案件を紹介してくれることがあったのですが、メリットデメリットを具体的に説明してくださるので、自分では思いつかなかった案件に出会い、選択肢が広がりました。
また商流が浅い案件が多く、全体的に金額が高いのも魅力的でした。
【Q】現在の案件について教えてください
建設会社のシステム保守の案件に入っています。
一番気にしていた勤務時間は非常に安定していて、在宅時は勤務時間を自由に調整させていただける現場です。
おかげでボクシングの練習時間を十分に確保でき、プロライセンスも無事取得できました。
最初の契約から1年半が経過し、任せてもらえる業務も増え、現在の仕事に満足しています。
❹ プロボクサーの活動を続けながら、仕事のステップアップとしてPMOを目指したい
【Q】今後はどのようなエンジニアになりたいですか?
ライセンスが取得できたので、仕事のステップアップとしてPMOに挑戦していきたいと思っています。
プライベートでは、ボクシングのデビュー戦に向けて、業後時間練習に励んでいます。
【Q】最後に、これからフリーランスエンジニアを目指す方にメッセージをお願いします!
新人でない限り、どんな立場の方でもフリーランスになって大きく失敗することってほとんどないと思います。現在の働き方に不満があり、迷っているのであれば、早いうちに一度チャレンジしてみることをお勧めします。
あとは、エージェントによってサポートの内容や案件の質に大きく差が出るので、まずは自分が信頼できるエージェントに登録することが、いい案件に出会うコツだと思います。
最後に、僕自身の失敗談をふまえ、税金関係の申告に関して、事前に書籍を読んだり、先輩フリーランスに聞いたりしておくことをおすすめします(笑)
いいフリーランスのスタートがきれることを願っています!