プロジェクトマネージャ試験勉強に!論文対策法からおすすめ参考書まで紹介 | サービス | プロエンジニア

    プロジェクトマネージャ試験勉強に!論文対策法からおすすめ参考書まで紹介

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    前回の記事:プロジェクトマネージャ試験の難易度は?合格率から勉強時間まで解説【2018年版】では、プロジェクトマネージャ試験(PM)の難易度の目安についてご説明しました。今回は勉強の進め方について、おすすめの参考書など勉強ツールを詳しくご紹介していきたいと思います。

    目次

    1.試験合格に向けて、おすすめの勉強法

    1.1 午前対策

    ■午前1対策

    午前1試験については応用情報技術者試験に合格している、または高度区分試験のいずれかの午前試験に合格していると、合格後2年間は免除されます。対象の方は免除対象となりますので、午前1試験対策は不要になります。

    前回の受験からブランクがあったり応用情報を飛ばしたりなど、免除でない方には「ポケットスタディ 高度試験共通 午前1・2対応」を使って学習することがおすすめです。持ち歩いて隙間時間に読むことを中心に、同参考書をしっかりと覚えることだけでも十分合格点に届くようになります。

    午前1の問題は高度区分試験全て共通となっており、応用情報技術者試験の午前問題(小問形式)から30問ピックアップされて出題されます。うち60%ほどをテクノロジ系の問題が占めており、残り40%がマネジメント系とストラテジ系から出題されます。プロジェクトマネージャ試験を受けるレベルの方は心配ない方がほとんどかと思いますが、テクノロジ系も避けては通れないので注意して下さい。

    また近年ではセキュリティ関係の問題が重要視されていますので、不安がある場合は重点的に学習を行っておくことがおすすめです。

    ■午前2対策

    午前2試験は午前1と同じ小問形式で、25問出題されます。午前1とは違い、同じ高度区分でも試験別に出題内容が変わります。出題される範囲は次の通りで、このうちプロジェクトマネジメント分野については最高難度である「レベル4」が割り当てられています。

    ◎プロジェクトマネジメント
    ○セキュリティ
    ○システム開発技術
    ○ソフトウェア開発管理技術
    ○サービスマネジメント
    ○システム企画
    ○法務

    出題配分は、プロジェクトマネジメント分野が例年半分以上を占めています。残りはその他6分野から、2~3問程度ランダムに出題されます。

    プロジェクトマネージャ試験は歴史が古く、平成6年の旧制度から試験名称が変わっていません。そのため過去問が充実しており、例年再出題が6割以上を占めています。(ただし前年度に出題された問題は出題されない傾向あり)
    またニーズに合わせて、新しい用語や概念を問う(新傾向の)問題も出題されます。

    他の高度区分試験と重なっている分野については、他区分の午前2試験の過去問から出題されることが多々あります。参考書を利用する場合はほとんどの本が高度区分共通として発売されており、参考書の流れに沿って学習していると自然に他区分の過去問にも触れることになりますが、個人で過去問をダウンロード学習している場合は他区分の過去問もチェックしてみてください。

    こちらも午前1と同じく、点数の配分に気を付けながら高度共通ポケットスタディでの学習がおすすめです。

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    1.2 午後対策

    ■午後1対策

    午後からは大問形式で出題され、全3問の中から2問を選択して回答します。試験時間90分に対して問題数2と聞くと楽そうですが、実際にはここから文章問題となり、時間が足りなくなる方も増えてくる内容です。

    回答は記述式になりますが、午後1についてはごく短い一文で回答が可能な問題となっています。参考書や過去問を学習する際には単語を暗記するのではなく、「なぜここでそうするのか」を考えながら解くよう心がけてみて下さい。

    また文章題を解く際のセオリーである「先に設問を読んでから問題文を読む」が、この試験でもとても有効です。午後1試験は問題文中に答えを探すタイプの出題もあり、先に何が必要なのかを考えながら問題を解くことがおすすめです。

    ■午後2対策

    大問形式2問から、1問を選択して回答します。午後1と同じ記述式ですが回答に必要な文字数が急増し、前回の記事<<プロジェクトマネージャ試験の難易度は?合格率から勉強時間まで解説>>でもご紹介した通り「定められた文字数で的確に意図を伝えられる文章力」が特に重要になります。

    例えばH28春期試験では、大問1問につき3つの設問があり、それぞれ「800文字以内」「800字以上1600文字以内」「600字以上1200字以内」で回答せよと求められています。つまり制限時間である2時間以内に原稿用紙にしてのべ6枚半~9枚分もの文章を書き上げる必要があり、さらに下書きをしている時間はほとんどないため、考えながら書き続けて論理を破綻させない文章力が必要になります。論述が得意でない場合は不合格の無限ループに陥る場合もあり、日ごろから文章を書く機会があまりないという方は意識して練習しておく必要があります。

    具体的には、参考書の説明や解説はただ読むだけでなく、自分なりの文章で要約してゆく練習をしておくことがおすすめです。要約した文章は部品としてノートに書きためておき、同時にできるだけ頭に入れておきます。当日はプログラミングと同様に、部品を脳内からコピペして配置し、一つの流れに整えるようにします。その場で一から文章を組み立てるよりは、いくぶん楽に長文を作成することができます。

    また過去問を解く場合は可能な限り第三者に回答を読んでもらうことが、文章作成の上達にはとても効果的です。自分では十分問題の意図に沿っているつもりでも、相手には伝わっていないという場合があります。相互チェックできる仲間や先輩がいることが理想ですが、難しい場合は先生に添削してもらえるスクールなど併用することもおすすめです。

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    2.試験対策におすすめの参考書

    前述の勉強法内でも少し触れましたが、プロジェクトマネージャ試験対策におすすめの参考書をピックアップしてご紹介したいと思います。

    2.1 午前午後全体を一冊でカバーする基本の教科書

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    「情報処理教科書 プロジェクトマネージャ」

    一部で「みよちゃん本」と呼ばれている、人気の参考書です。「試験に受かるため」という視点を意識した上で非常によくまとまっており、試験範囲が十分に網羅された内容となっています。午前午後通して、これ一冊で合格している方も多いようです。

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    2.2 持ち運びしやすい参考書

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    「ポケットスタディ プロジェクトマネージャ」

    業務の傍ら試験勉強する場合、携帯性が高いことはとても重要です。いつものカバンに一冊入れておいても邪魔にならず、さっと取り出して隙間時間を活用することができます。小さくてもよくまとまっており、実務経験があり文章作成が得意な場合はこれだけで合格できる方もいる一冊です。

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    2.3 午前対策に特化したおすすめの参考書

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    「ポケットスタディ 高度試験共通 午前1・2対応」

    高度区分試験を受ける多くの方が、腰を据えて勉強できる時間はできるだけ午後対策に充てたいと考えるのではないでしょうか。そのため午前対策は隙間時間がメインになりがちですが、そこでおすすめなのがこの一冊です。小さいですがこれだけで午前合格が可能な一冊です。

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    2.4 論文対策に特化したおすすめの参考書

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    「プロジェクトマネージャ合格論文集」

    2007年出版と少々古いですが、論文作成のポイントは変わらないため十分活用できます。「PM試験に合格するための」論文を書くポイントが、論理的かつ具体的に示されています。本のサイズもポケットスタディシリーズと同じB6サイズであり、持ち運びにも適しています。

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    2.5 おまけ:PMBOK入門におすすめの参考書

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    「図解入門よくわかる最新PMBOK第5版の基本」

    PMBOK(読み方:ピンボック、Project Management Body of Knowledge)といえば以前はPMP試験のために学ぶものでしたが、最近はプロジェクトマネージャ試験もPMBOKに関連する出題が増加しています。原書では気軽に読めるボリュームではないPMBOKガイドが、体系的かつ分かりやすく要約されています。プロジェクトマネージャの実務にも役立つ内容ですので、この際一通り読んでおくことがおすすめです。

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    3.スマホアプリで隙間時間活用

    3.1 iPhone対応のアプリ

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    「プロジェクトマネージャ 過去問」

    https://itunes.apple.com/jp/app/purojekutomaneja-guo-qu-wen/id932196072?mt=8

    無料で平成27年まで、午前試験の過去問と解説が収録されています。

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    3.2 Android対応のアプリ

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    「プロジェクトマネージャ試験問題集」

    https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tass.ml.it.pm

    無料で平成25年まで、午前試験の過去問が収録されています。解説は付属しませんが設問ごとにメモ書きを残せる機能があり、自分なりの解説を記入していくことで午後対策にもつながります。

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    4.模擬試験や添削サービスで論文対策

    4.1 模擬試験を活用

    再三になってしまいますが、午後試験は模範解答から自己採点することが難しく、本当に伝わっているかの確認には第三者にチェックして指摘してもらうことが重要となります。同僚や友人にチェックしてもらえる環境がなく、スクールに通う時間もなかなか取れないという方には、採点時に問題点も具体的に指摘してもらうことができる模擬試験を受けることがおすすめです。文章の細かい添削までは行ってもらえませんが、個人ごとのチェックポイントを返却してくれる模試がいくつかあります。1万円程度と本試験より高価ですが、不安のある方は試してみてはいかがでしょうか。

    ■アイテック「全国統一公開模試」

    https://www.itec.co.jp/howto/examination/

    ■TAC「情報処理技術者試験 公開模試」

    https://www.tac-school.co.jp/kouza_joho/joho_mosi.html

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    4.2 論文添削サービスや対策講座を活用

    論文一本2千円程度で、詳細な添削を返してくれるサービスがあるようです。また、論文専用の対策講座も開講されているようですので、不安のある方は探してみてはいかがでしょうか。

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    5.午後試験対策には文章作成練習が最重要

    全3回にわたりプロジェクトマネージャ試験についてご紹介して参りましたが、いかがでしたでしょうか。なんといってもPMの午後試験は、知識があっても要点を伝える文章力がなければ突破できません。本格的に試験対策を始める前にも、ブログを始めるなど日ごろから文章を書く機会づくりを心掛けてみて下さいね。

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