コマンドプロンプトでネットワーク状況確認!ipconfigとpingの使い方 | サービス | プロエンジニア

    コマンドプロンプトでネットワーク状況確認!ipconfigとpingの使い方

    • このページをはてなブックマークに追加

    公開日:2016年11月01日 最終更新日:2019年09月27日

    コマンドプロンプトは、特殊なソフトをインストールしなくてもどのWindowsPCにも標準で搭載されているとても便利なソフトです。「ipconfig」や「ping」などのコマンドを利用すると、TCP/IPネットワークの設定や疎通の確認など、ネットワークのチェックに公私ともに役立ちます。

    今回は、そんな「ipconfig」「ping」の使い方と結果の読み方(見方)、エラーの対処方法などについて、Windows10を例にとりご紹介したいと思います。

    コマンドプロンプトの基本の使い方を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
    関連記事: 初心者のためのWindowsコマンドプロンプト使い方入門

    目次

    1.ipconfigとは?

    1.1 ipconfigとはネットワークの設定確認ツール

    ipconfigとは、Windowsコマンドプロンプト上で動作するTCP/IPの設定などを確認できるツールであり、次のような機能があります。

    ・TCP/IPの設定情報確認
    ・ネットワークインターフェースの接続状況確認
    ・自分(PC)に割り当てられたIPアドレス確認
    ・参照しているDNSサーバの情報確認

    ▲目次へ戻る

    1.2 ipconfigの利用場所

    前項のような機能があることから、ネットワークにつながらないときにはipconfigを実行することで「どこに原因があるのか推定する材料」が得られるのです。

    ▲目次へ戻る

    1.3 ipconfigコマンドの使用方法

    コマンドライン上に半角で次のように打ち込み、Enterキーを押します。

    ipconfig [オプション]

    ▲目次へ戻る

    1.4 ipconfigコマンドの主要なオプション

    オプションを指定することで、全ての構成情報の表示や、その他操作を行うことができます。何も指定しなかった場合、一部の構成情報が表示(簡易表示)されます。

    /all 全ての構成情報を表示(詳細表示)
    /release [アダプタ名] 指定したアダプタのIPv4アドレスを開放
    /release6 [アダプタ名] 指定したアダプタのIPv6アドレスを開放
    /renew [アダプタ名] 指定したアダプタのIPv4アドレスを更新
    /renew6 [アダプタ名] 指定したアダプタのIPv6アドレスを更新
    /flushdns DNSリゾルバーキャッシュを破棄
    /displaydns DNSリゾルバーキャッシュの内容を表示
    /registerdns 全てのDHCPリースを最新の情報に更新しDNS名を再登録
    /showclassid6 アダプターに許可された全てのIPv6 DHCPクラスIDを表示
    /setclassid DHCPクラスIDを変更
    /setclassid6 IPv6 DHCPクラスIDを変更

    その他詳しくは「ipconfig /?」とコマンドラインに打ち込んで実行すると、ヘルプ画面を表示することができます。

    ▲目次へ戻る

    1.5 結果の読み方

    Window10版のipconfigの結果は日本語で表示されており、比較的分かりやすくなっています。

    column_image5070_01

    (1)ホスト名

    自分のホスト名(コンピュータ名)

    (2)プライマリDNSサフィックス

    最優先のDNSサフィックス(このホストが所属するDNSドメイン)

    (3)ノードタイプ

    名前解決の方法
    ・ブロードキャスト…ブロードキャストで名前解決を行う
    ・ピアツーピア…WINSサーバで名前解決を行う
    ・混合…ブロードキャストでダメな場合はWINSサーバで名前解決を行う
    ・ハイブリッド…WINSサーバでダメな場合はブロードキャストで名前解決を行う

    (4)IPルーティング有効

    複数NICが接続されている場合、NIC間でのルーティングの有効/無効を設定

    (5)WINSプロキシ有効

    WINSサーバと直接通信できないホストがある場合、仲介機能の有効/無効を設定

    (6)DNSサフィックス検索一覧

    ネットワーク毎にDNS一覧を表示

    (7)メディアの状態

    メディアの接続有無

    (8)接続固有のDNSサフィックス

    接続されているNIC固有に指定したDNS一覧

    (9)説明

    アダプタの説明(型番など)

    (10)物理アドレス

    MACアドレス(NIC固有の番号)を表示。IPv4の識別子

    (11)DHCP有効

    DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)機能の有効/無効を設定

    (12)自動構成有効

    APIPA(Automatic Private IP Addressing)機能の有効/無効を設定

    (13)リンクローカルIPv6アドレス

    IPアドレス(IPv6)を表示

    (14)IPv4アドレス

    IPアドレス(IPv4)を表示

    (15)サブネットマスク

    ホストが使用しているサブネットマスクを表示

    (16)リース取得

    DHCPサーバからIPをリースされた時刻

    (17)リースの有効期限

    DHCPサーバからのIPのリースが終了する予定時刻

    (18)デフォルトゲートウェイ

    デフォルトゲートウェイのIPアドレスを表示

    (19)DHCPサーバー

    DHCPサーバーのIPアドレスを表示

    (20)DHCPv6 IAID

    IAID(Identity Association ID)。IPv6の識別子

    (21)DHCPv6 クライアント DUID

    DUID(DHCP Unique Identifier)。IPv6の識別子

    (22)DNSサーバー

    DNSサーバーのIPアドレスを表示

    (23)NetBIOS over TCP/IP

    るNetBIOSをTCP/IPネットワーク上で利用するためのプロトコルの有効/無効を設定

    ▲目次へ戻る

    2.pingとは?

    2.1 pingとはネットワークの疎通確認ツール

    pingとは、ネットワークの疎通を確認したいホストに向けてIPパケットを送信し、そのパケットが正常に相手に届き、かつ返答があるかをチェックするためのコマンドです。

    ▲目次へ戻る

    2.2 pingの利用場所

    pingを打つことで相手のホストが正常に稼働しているか、また相手までのネットワークの道筋が正しく設定されているかを確認することができます。

    pingの疎通が問題ないのにアプリケーションが使用できないという場合は、ネットワークではなくアプリケーション側に問題があるということが分かります。

    ▲目次へ戻る

    2.3 pingコマンドの使用方法

    コマンドライン上に半角で次のように打ち込み、Enterキーを押します。

    ping [オプション] [IPアドレス]

    ▲目次へ戻る

    2.4 pingコマンドの主要なオプション

    オプションを指定することで、全ての構成情報の表示や、その他操作を行うことができます。何も指定しなかった場合、一部の構成情報が表示(簡易表示)されます。

    -T 中断されるまでパケットを送信し続ける
    「Ctrl+C」…送信を中断
    「Ctrl+Break」…統計情報を表示して続行
    -a アドレスをホスト名に解決する
    -N[要求数] 送信する要求の数を指定する(デフォルトは4つ)
    -L[サイズ] 送信するパケットのサイズを指定する(デフォルトは32バイト)
    -f パケット内のDon't Fragmentフラグを設定する(IPv4のみ)
    -r[ホップ数] 指定したホップ数のルートを記録する(IPv4のみ)
    -s[ホップ数] 指定したホップ数のタイムスタンプを表示する(IPv4のみ)
    -w[ミリ秒数] 応答待ちのタイムアウト時間を指定する(デフォルトは1000ms)
    -R ルーティングヘッダーを使用して逆ルートもテストする(IPv6のみ)
    -4 IPv4の使用を強制する
    -6 IPv6の使用を強制する

    その他詳しくは「ping /?」とコマンドラインに打ち込んで実行すると、ヘルプ画面を表示することができます。

    ▲目次へ戻る

    column_image5070_02

    (1)コマンドの対象ホストと、送信されるパケットのサイズが表示される。

    (2)コマンドの途中経過(送信したパケットのバイト数、応答にかかった時間、TTL(Time To Live、生存時間))が表示される。指定した要求の数(指定していない場合は4回)だけ繰り返される。

    (3)送信・受信したパケット数や損失率など、最終結果が表示される。

    ▲目次へ戻る

    3.実行結果が表示されない(エラーになる)場合

    ■現象

    ipconfigやpingを実行しても「‘ipconfig'は、内部コマンドまたは外部コマンド、 操作可能なプログラムまたはバッチファイルとして認識されてません。」とエラーメッセージが表示され、結果が表示されない。

    ■原因

    環境変数の設定に問題がある(パスが通っていない)可能性があります。

    ■解決方法

    (1)C:\WINDOWS\system32配下でipconfigを実行する
    まず「C:\WINDOWS\system32」へ、cdコマンドを使用してカレントディレクトリを移動します。 ipconfig本体である「ipconfig.exe」や「ping.exe」は、「C:\WINDOWS\system32」にあります。そのためパスが通っていなくても、直接使用することができます。

    (2)環境変数のパス(Path)を修正する
    まず、コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。

    echo %path%

    上記の実行結果の中に「C:\WINDOWS\system32」がない場合や、文法が誤った状態で登録されている場合は、実行すべきプログラムを探し当てることができずエラーになります。文法誤りの場合は適宜修正を行い、削除されている場合は追加することで、エラーを回避することができます。環境変数の編集は、Windows10の場合「システム>システムの詳細設定>環境変数」から行うことができます。修正対象は、「システム環境変数」の中の「Path」です。

    column_image5070_03

    Windows10における環境変数の詳しい修正方法については、次の記事をご覧下さい。
    関連記事: Windows10でTempやPathなどの環境変数を設定する方法

    ▲目次へ戻る

    4.cmdは最もベーシックなネットワーク確認ツール

    ipconfigやpingは全てのWindowsにデフォルトで装備されており、新たにソフトをインストールしなくても、誰でもネットワーク状況のチェックを行える便利なツールです。機会があれば、ぜひ使ってみて下さいね。

    ▲目次へ戻る

    年収350万円〜700万円
    勤務地 東京都 千代田区
    年収400万円〜900万円
    勤務地 神奈川県
    月額単価70万円〜80万円
    勤務地 東京都 江東区
    月額単価40万円〜60万円
    勤務地 福岡県
    • このページをはてなブックマークに追加

    おすすめ記事

  • ピックアップ

    正社員

    【Kotlin】スマホアプリエンジニア|スマートデバイス向けアプリの設計・開発

    年収 :350万円〜700万円

    【仕事内容】 スマートデバイス向けアプリの設計、開発を行います。開発分野は金融、EC、スポーツやIot...

    チームラボ株式会社

    正社員

    【Java/C】システムエンジニア|Webアプリケーション開発

    年収 :400万円〜900万円

    業務系、組み込み系、Web、アプリケーションなど幅広いフィールドでお客様のニーズに沿って課題を解決し...

    ジャパニアス株式会社

    フリーランス

    【自然言語処理/Python】コールセンター向け音声データ解析アプリ開発

    月額単価 :70万円〜80万円

    コールセンターに問い合わせした人の声色から、 感情(クレームなのか、困っているか等)を分析 する...

    フリーランス

    【Java/PHP/他】Webエンジニア★受託企業での開発支援

    月額単価 :40万円〜60万円

    同社は、福岡県天神にある受託会社です。 エンタープライズ向け、コンシューマー向けの案件を社内で常...