ネットワーク関連の資格の中でも、ベンダー資格であるシスコ技術者認定は、世界的にスキルを証明できる資格としても有名です。本コラムでは、その上位資格にあたる「CCIE」についてご紹介します。
• CCNPを勉強中、もしくはCCNPに合格したので、上位資格のCCIEについて知りたい
• 聞いたことはあるけれど、CCIEとはどんな資格なの?
など、CCIEについての概要を知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. CCIEとは?シスコ認定の上位技術者資格
CCIE(Cisco Certified Internetwork Expert)とは、シスコシステムズ社が提供するシスコ技術者認定の5つのグレードのうち、エキスパートレベルの技術者を認定する資格です。
ネットワークやシスコ全般の専門知識において、最も高い水準のスキルを世界中で証明できる資格として、CCIEはネットワークエンジニアの間では大変価値のある資格となっています。
※アーキテクトレベルのCCArは、デザイン分野(CCDE)の上位資格となっています。
2. CCIEの難易度
2.1 ITスキル標準では「レベル4」
経済産業省は、ITスキル標準「ITSS(IT Skill Standard)」のキャリアフレームワークにおいて、ITキャリアパスを11職種35専門分野、および7つのレベルで分類しています。
「ITSSキャリアフレームワークと認定試験・資格の関係(ISV Map Ver11r2)」によると、CCIEは7レベルのうち、「自らのスキルを活用することによって、独力で業務上の課題の発見と解決をリードする、レベル4」にあたります。
2.2 他のネットワーク関連資格との難易度比較
難易度の比較として、前述した「ITSSキャリアフレームワークと認定試験・資格の関係(ISV Map Ver11r2)」によると、各資格の難易度は以下のようになっています。
レベル | 主な資格 |
---|---|
レベル4 | CCIE、ネットワークスペシャリスト、OracleMaster Platinum など |
レベル3 | 応用情報技術者、OracleMaster Gold、LinuC-3、LPIC-3、PHP上級 など |
レベル2 | CCNA、基本情報技術者、OracleMaster Silver、LinuC-2、LPIC-2、ドットコムマスターダブルスター、OCJ-P、Ruby Gold、PHP準上級 など |
レベル1 | CCENT、OracleMaster Bronze、LinuC-1、LPIC-1、ドットコムマスターシングルスター、OCJ-A、Ruby Silver、PHP初級 など |
参照:ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ Ver12.4
ネットワークエンジニア向けの資格として、国家資格のネットワークスペシャリストがあります。
CCIEはネットワークスペシャリストと同一の、レベル4として掲載されていますが、CCIEはレベル4以上と見なされているのが実際のところです。
ネットワーク業界においてCCIEは、最も高い難易度であり、大変価値のある資格として認識されている、と言っても過言ではないでしょう。
3. CCIEの試験概要
3.1 試験コースは6種類
CCIEの試験コースは、6種類に分類されています。6つのコースのうち、いずれか1つに合格すれば、CCIEホルダーとして認定されます。
• CCIE Enterprise Infrastructure:エンタープライズインフラストラクチャー
• CCIE Security:セキュリティ
• CCIE Collaboration:コラボレーション
• CCIE Data Center:データセンター
• CCIE Enterprise Wireless:エンタープライズワイヤレス
• CCIE Service Provider:サービスプロバイダー
3.2 CCIEの試験は2段階
各コースとも、筆記試験とラボ試験(実技試験)があります。
筆記試験に合格すると、ラボ試験を受験することができ、筆記試験とラボ試験の両方に合格することで認定されます。
No. | コース | 資格名 | 試験番号 |
---|---|---|---|
1 | エンタープライズインフラストラクチャー | CCIE Enterprise Infrastructure | ・筆記試験:ENCOR 350-401
・ラボ試験 |
2 | セキュリティ | CCIE Security | ・筆記試験:SCOR 350-701
・ラボ試験 |
3 | コラボレーション | CCIE Collaboration | ・筆記試験:CLCOR 350-801
・ラボ試験 |
4 | データセンター | CCIE Data Center | ・筆記試験:DCCOR 350-601
・ラボ試験 |
5 | エンタープライズワイヤレス | CCIE Enterprise Wireless | ・筆記試験:ENCOR 350-401
・ラボ試験 |
6 | サービスプロバイダー | CCIE Service Provider | ・筆記試験:SPCOR 350-501
・ラボ試験 |
3.3 受験の前提条件
CCIEに、受験の前提条件はありません。
5年から7年程度のCISCO社製品を用いた実務経験を持つことが推奨されていますが、18歳以上であれば誰でも受験することができます。
とはいえ、シスコ独特の試験の雰囲気や問題の言い回しなどに慣れておくためにも、下位資格であるCCNAやCCNPから、段階を踏んで着実に受験されることをおすすめします。
3.4 出題形式
筆記試験はCCNPと同様、全国の試験センターにて、すべてコンピュータ上で行われ、モニタ上に問題が表示され回答します。
ラボ試験は、これまでのシスコ技術者認定試験とは全く異なるものであり、シスコ支店のラボルームにて合計8時間の実技試験が行われます。
3.5 CCIE認定までの流れ
CCIEに認定されるまでの流れは、以下のとおりです。 受験ポリシーとして、ラボ試験には期限が設けられていますので、筆記試験だけではなく、ラボ試験も見据えた試験スケジュールを組むとよいでしょう。
【CCIE受験ポリシー】
(筆記試験)
• 筆記試験が不合格の場合は、試験翌日から起算して15日間は受験不可
(ラボ試験)
• 筆記試験合格後、18か月以内にラボ試験の1回目を受験する必要がある
• ラボ試験が不合格の場合、30日間は受験不可
• ラボ再受験は、最後のラボ受験日以降12か月以内に行う必要がある
※筆記試験の有効性を保つため
• 筆記試験合格後、3年以内にラボ試験に合格できなければ、筆記試験は失効となる
※新たに筆記試験から受験する必要がある
3.6 CCIE Enterprise Infrastructure の試験範囲
6種類あるCCIE の中でも「CCIE Enterprise Infrastructure」は、CCIEのエントリーとして受験者も多く、人気のあるコースです。
ここでは、この「CCIE Enterprise Infrastructure」を例に、試験概要をご紹介します。
CCIEEnterprise Infrastructureの試験範囲は以下のようになっています。
【筆記試験】
試験番号 | 試験範囲 | 試験言語 |
---|---|---|
350-401 Implementing Cisco Enterprise Network Core Technologies(350-401 ENCOR) | ・デュアルスタック(IPv4 および IPv6)アーキテクチャ
・仮想化 ・インフラストラクチャ ・ネットワークアシュアランス ・セキュリティ ・自動化 【詳細はこちら】 |
英語 |
【ラボ試験】
CCIE Enterprise Infrastructureのラボ試験範囲は、以下のリンクから確認することができます。
試験番号 | 試験範囲 | 試験言語 |
---|---|---|
ラボ試験
CCIE Enterprise Infrastructure v1.0 |
ラボ試験の内容 | 英語 |
3.7 CCIE Enterprise Infrastructure の試験時間と問題数
CCIE Routing and Switchingの試験時間、および問題数は以下のとおりです。
No. | 試験 | 試験時間 | 問題数 |
---|---|---|---|
1 | 305-401筆記 | 120分 | 90~110問 |
2 | ラボ試験 | 8時間 | 詳細はこちらから |
3.8 CCIE Enterprise Infrastructure の学習情報
公式サイトでは、トレーニングとして「Implementing and Operating Cisco Enterprise Network Core Technologies (ENCOR)」を推奨しています。
シスコ認定インストラクターによるワークショップを含む学習ロードマップなど、詳しい内容は以下のページから確認することができます。
▶ 推奨トレーニング:Implementing and Operating Cisco Enterprise Network Core Technologies(ENCOR)
3.9 CCIE Enterprise Infrastructure の受験に必要なスキル
試験範囲の内容をよく理解し、5年から7年のエンタープライズネットワーキングテクノロジーおよびソリューションの設計、導入、運用、最適化の経験を持つことが推奨されています。
詳しくは公式サイトをご確認ください。
▶ CCIE Enterprise Infrastructure 認定とトレーニングプログラム
4. CCIE取得者の実際の年収は?転職、年収アップ、キャリアアップはできる?
ネットワーク業界で最高水準の資格であるCCIEですが、取得後の実際の年収などの、よくある質問に答えました。
4.1 CCIE取得者の給与と、平均年収を教えてください
【A】シスコ社が独自に調査したデータ「日本におけるCCNA, CCNP, CCIE 認定保有者の需要と給与リサーチ」が公開されています。
このデータによると、CCIE保有者に提示される条件は次の通りです。
• 必要経験年数:4年以上
• 平均年収:645~900万
ネットワーク全般のエキスパートとして、相応の専門知識と実務経験があり、なおかつプロジェクトリーダーやマネジメントなどの経験も併せ持つ、管理職レベルの人材が対象となっています。
参照:日本における CCNA, CCNP, CCIE 認定保持者の給与リサーチ|Yumpu
4.2 CCIEを取得すると、転職は有利になりますか?
【A】CCIEは初心者向けというよりも、実務経験を豊富に積んだネットワークエンジニアが、さらなるスキルアップを目指して取得する資格と言えます。ネットワーク業界で最も評価される資格ですので、CCIEホルダーともなれば、それだけ仕事として期待される度合いも大きくなります。
転職活動では実務経験も重視されるため、CCIEさえあれば必ず有利とまではいきませんが、面接でCCIEを取得していることがアピールできれば、まず一目置かれることは間違いないでしょう。
4.3 CCIEを取得すると、キャリアアップは可能ですか?
【A】CCIEで得られる知識は、高度なネットワークの業務を円滑に遂行するための土台となりますので、これまで以上に自分が活躍できる場が増え、自信にも繋がるでしょう。
CCIEを取得するには、相当な努力が必要とされますが、仕事の幅が増えれば、それだけ評価される場も増えていきます。
CCIEへのチャレンジは、スキルアップだけではなく、昇給あるいは転職などによるキャリアアップを目指すための、大きな手助けになるでしょう。
4.4 CCIEを取得すると、年収アップは可能ですか?
【A】転職活動では実務経験も重視されるため、CCIEを持っている「だけ」では大幅な年収アップをすぐには望めないところですが、CCIEは最も価値のある資格なので、年収アップの可能性は大いにあります。
経験を積み、ネットワークエンジニアとして更なる年収アップを図るのであれば、CCIEだけではなく、プロジェクトリーダーやマネジメント経験など、プラスアルファ「自分の強み」を持つことで、自然と年収アップを狙える可能性も高まるでしょう。
5.【2025年版】CCIEの受験料は?
2022年4月現在、CCIEの受験料は以下のとおりです。なお、受験料は予告なしに改定されることがありますので、随時公式サイトをチェックすると良いでしょう。
• 筆記試験:400USD(税抜)※2025年6月現在:56,800円と表示
• ラボ試験(キットを借りる場合):1900USD(税抜)
• ラボ試験(デバイス持参の場合):1600USD(税抜)
ラボ試験の料金について詳しくは、公式サイトをご確認ください。
▶ CCIE/CCDE:Book your Lab/Practical Exam|Cisco
2025年6月現在、ピアソンVUEで筆記試験のバウチャーを購入すると、56,800円(推定)と表示されます。推定額は為替によってこまめに変動するので、ご注意ください。
受験費用だけでなく、1回で合格する人が稀なほど難易度も高い試験ですので、再受験ともなれば、当然費用もその分かかってきます。
CCNA、CCNPとは桁違いの金額ですので、受験費用を負担して取得を推奨する企業もあるようです。
6. CCIEの受験スケジュール
6.1 筆記試験
6.1.1 予約方法および申込期間
試験の予約方法は3つあり、申込方法によって受験料の支払方法も異なります。自分の好きな日程と場所で受験することができますが、直前だと日程やテストセンターによっては空きがない場合もありますので、まずは試験日を決めて先に予約をすることをおすすめします。
予約の変更およびキャンセルは、予約した試験日時の24時間前までにピアソンVUE(もしくは直接予約したテストセンター)に連絡をすれば可能です。
※スマホからは横スクロールしてご覧下さい。
※電話受付:9:00~18:00(土・日・祝日 及び 年末年始を除く)
6.1.2 オンラインのピアソンVUEを利用
オンラインで予約するには、事前にピアソンVUEのWebサイトからアカウントを作成し、ログインすることで予約ができます。
▶ ピアソンVUEシスコ技術者認定試験予約ページ|ピアソンVUE
詳しい予約方法などはこちらから確認できます。
6.1.3 試験会場
試験会場は全国のピアソンVUE公認テストセンターとなります。
当日、席に空きがあればその場で予約、現金での支払いも可能なテストセンターもありますので、詳しくは試験会場を確認してください。
6.1.4 受験当日の流れ
当日は試験開始時刻の15分前までにテストセンターに到着し、写真撮影や電子署名などの受付を済ませます。
試験場には、当日テストセンターから配布されるホワイトノートとペンのみ、持ち込みが可能です。
6.1.5 受験当日持参するもの
受付には、本人確認のため2種類の身分証明書が必要です。
そのうち1点は必ず顔写真付きの証明書が必要となりますので、詳しくはこちらを確認してください。
また、予約上の氏名と、持参した身分証明書の氏名が異なると受験はできませんので、早めに確認されることをおすすめします。
予約の氏名変更はピアソンVUEカスタマーサービスへ申請する必要がありますので、結婚などにより氏名が変わっている場合は、早めに確認されることをおすすめします。
6.2 ラボ試験
ラボ試験会場は世界中にあり、日本では東京で実施されます。
東京で受験する際の予約方法などは以下のとおりとなっています。
6.2.1 予約方法および申込期間
■ 予約方法
ラボ試験の予約はCCIE Online(こちら)から行います。
予約には以下の情報が必要です。
• 有効なCiscoユーザアカウント
• 筆記試験の登録時に使用したID番号
• 筆記試験合格日
• 筆記試験合格時の得点
■ 支払方法
銀行振込のみ
※詳しい振込方法などはこちらに掲載されています
■ 振込期日
試験日の90日前まで
※振込手続きに遅くとも1週間程度かかるため余裕をもって
※試験日の90日前を切っている場合の予約は即日振込が必要
■ キャンセル
(試験日の91日前までの場合)
• CCIE Online(こちら)から無料で可能
• すでに振込済の場合、オンラインサポートへ連絡すれば受験料の返金も可能
(試験日の90日前を切っている場合)
• 有料で予約の変更が可能
• 実質キャンセルは不可であり、受験料は返金されない
• 当日受験しない場合はno showのステータスとなり、30日間は再受験予約が不可
6.2.2 試験会場
日本のラボ試験は以下の会場で行われます。
会場への詳しいアクセス方法などはこちらを確認してください。
▶ 試験会場:〒107-6227 東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウンタワー21F
6.2.3 受験当日の流れ
当日の試験開始時間は、ラボ試験予約後に送信されるEメール、またはCCIE Online(こちら)から確認できます。
2時間以上遅刻した場合は受験できません。
6.2.4 試験結果
ラボ試験の結果は、CCIE Online(こちら)から通常48時間後には確認ができます。
7. CCIEの勉強方法
CCIEは難易度が大変高い試験ですので、従来の試験対策のような一冊の問題集を繰り返し解くというよりは、どれだけ多くの技術書を読むか、実機による検証をどれだけたくさん行うかが、王道のスタイルとなるようです。
7.1 シスコプレス
シスコ唯一の公式本、シスコプレスの参考書です。
CCIEは試験範囲も広範囲になりますので、まずはシスコの公式本を地道に読み進めていくことが重要になります。
中身は英語表記ですが、実際の試験も英語で実施されますので、英語が苦手な方も読み進めることで、シスコの表現方法などに慣れておくとよいでしょう。
以下は筆記試験「ENCOR(350-401)」の参考書です。CCNPとCCIEで共通の試験です。
■ CCNP and CCIE Enterprise Core ENCOR 350-401 Official Cert Guide(English Edition)
著者:
Kevin Wallace、Brad Edgeworth、Jason Gooley、David Hucaby、Ramiro Garza Rios
出版社:Cisco Press
発売日:2023年11月3日
参考価格:12,205円(税込)
ページ数:1072ページ
出典:Amazon
CCNPと同じ、Cisco社公式の参考書です。英語のみの対応です。
■ シスコ技術者認定教科書 CCNP Enterprise 完全合格テキスト&問題集 [対応試験]コア試験ENCOR(350-401)
著者:
林口 裕志、川島 拓郎、中道 賢(監修)
出版社:翔泳社
発売日:2022年9月21日
参考:5,940円(税込)
ページ数:976ページ
出典:翔泳社
350-401試験に対応する、唯一のCCNPの日本語参考書です。翔泳社の公式直販サイトではオフラインで利用可能なPDF版も販売されています。1000ページ近くある参考書なので、大きめのタブレットなどお持ちの方はPDF版も検討してみてはいかがでしょうか。
7.2 CCIEの勉強サイト
7.2.1 シスコラーニングネットワークジャパン
出典:The Cisco Learning Network|Cisco
公式受験者向け情報ポータルサイトとして、「シスコラーニングネットワークジャパン」があります。
資格取得を目指している受験者同士の情報交換や、シスコ技術者認定の最新情報など、試験に関するあらゆる情報が日本語で提供されています。
各コースのトレーニングプログラムのほか、シスコ技術者認定ホルダーへのインタビューのページでは、実際にCCIEを取得した人の勉強方法なども載っていますので、参考にされると良いでしょう。
7.2.2 CCIE:取得方法、試験時間、受験料金
出典:CCIE:取得方法、試験時間、受験料金|ネットワークエンジニアとして
個人のサイトですが、CCIEに関する情報がまとめられています。技術解説などもあり、同サイト「ネットワークエンジニアとして」では、ネットワークエンジニアに役立つ様々な情報が提供されています。
8. CCIEの更新の有効期限と試験科目
8.1 資格の有効期限はどれくらい?
CCIEには、認定を受けてから「3年間」という有効期限が設けられています。
3年のうちに更新ができなかった場合、資格喪失となります。その場合に再度CCIEの認定を受けるには、筆記試験とラボ試験を再度受験する必要があります。
8.2 資格更新の際に選ぶべき科目は?
資格の有効性を証明するには、3年のうちにいずれかのCCIEの試験に合格するだけでなく、継続教育プログラムのアクティビティを完了するという方法もあります。
エキスパートレベルの試験に合格する以外に、プロフェッショナルコンセントレーション試験3つに合格する方法や、講師指導トレーニングに参加する方法もあります。
詳しくは、公式サイトをご確認ください。
▶ 再認定ポリシー
9. まとめ
CCIEは難易度、価値ともに、ネットワーク業界で最高峰とされるレベルの資格です。
受験勉強にあたっては、得るものはもちろん多いですが、膨大な時間とコストを伴いますので、取得の目的が明確でなければ、モチベーションを保つことも難しくなります。
まずは勉強を始めてみる、というのも大変意味のあることですが、途中で投げ出してしまうにはあまりにもリスクが大きい試験と言えます。
それゆえ、まずは自分にCCIEがなぜ必要なのか、CCIEを取得する「目的」をしっかりと検討したうえで、受験にチャレンジされると良いでしょう。
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