• Webエンジニアの副業最前線!スキルと収入をUPさせる働き方とは

    公開日:2020年08月21日 最終更新日:2021年12月18日

    Webエンジニアとして副業案件を検討しているサラリーマンのみなさんはぜひご覧ください!副業のメリットやデメリット、注意点、案件の獲得方法、効率的な仕事のスケジュール調整など、あらゆる観点からWebエンジニアにとっての副業を解説します。経験を重ねるごとにスキルアップが期待でき、収入も増える副業は今注目の働き方。ぜひご一読を。

    1. Webエンジニア副業案件の種類と単価相場

    近年、サラリーマンとして会社に通いながら、副業でお金を稼ぐ人が増えてきています。
    なかでもWebエンジニアは開発作業に必要なネット環境と設備さえあれば、働く場所にとらわれない職種であることから、副業に向いていると言われています。
    実際にどのような副業案件があるか一例をまとめましたのでご覧ください。

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    1.1 フロントエンドエンジニア

    報酬幅の目安:時給1000円~4000円


    案件例(1)
    React/TypeScriptによるSaaSプロダクトのフロントエンド開発

    ・平均稼働時間:週24時間以上稼働
    ・案件の傾向:タスクへの落とし込みからリリースまで、フルリモート
    ・報酬:2500円/時~

    案件例(2)
    WordPressによる公式サイトの修正・運用

    ・平均稼働時間:週10時間以上稼働
    ・案件の傾向:サイト更新~改修、フルリモート
    ・報酬:2500円/時~

    <全体の傾向>
    Reactを使用する案件だと若干時給が高い傾向。週10時間以上の勤務が求められる。フルリモート率高し。

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    1.2 バックエンドエンジニア

    報酬幅の目安:時給1000円~4000円


    案件例(1)
    PHP・JavaScriptを用いたWebアプリケーションの開発

    ・平均稼働時間:週10時間以上稼働
    ・案件の傾向:設計~実装、フルリモートで週でオンラインMTGあり
    ・報酬:1,500円~2,000円/時~

    案件例(2)
    Laravelによる介護業界のマッチングサービスのバックエンド開発

    ・平均稼働時間:週10時間以上稼働
    ・案件の傾向:開発全般、MTG時以外リモート可、週に1回以上のオフィス勤務希望
    ・報酬:2500~3000円/時

    <全体の傾向>
    週10時間以上の勤務に加え、リモート可であるがMTGに参加することを求める案件が多い。

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    1.3 アプリ開発エンジニア

    報酬幅の目安:時給1500円~4000円


    案件例(1)
    Java+Kotlinによるチーム開発

    ・平均稼働時間:週24時間以上稼働
    ・案件の傾向:既存サービスの機能開発をGitによるチーム開発で改良、MTG時以外リモート
    ・報酬:3500円/時~

    案件例(2)
    ReactNativeで日程管理アプリ開発

    ・平均稼働時間:トータルで160h
    ・案件の傾向:ReactNative、Ruby on Railsを使用した開発大手企業からの直案件、オフィス訪問不要
    ・報酬:3,000円~4,000円/時

    <全体の傾向>
    報酬は時給2500円前後。既存サービスのアプリ開発の受注が多い。

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    1.4 Webデザイナー

    報酬幅の目安:時給1000円~5000円


    案件例(1)
    食品系のECサイトのデザイン

    ・平均稼働時間:週10時間以上稼働
    ・案件の傾向:ワイヤーフレーム作成からサイトデザインまで、MTGが日中可能な方
    ・報酬:2500円/時~

    案件例(2)
    番組制作会社のデジタルコンテンツ部でのデザイン業務

    ・平均稼働時間:週24時間以上稼働
    ・案件の傾向:新規サービスや新番組WebページなどのバナーやLPのデザイン
    ・報酬:1800円~2200円/時

    <全体の傾向>
    案件により担当する範囲や箇所が大きく異なり、継続性のある案件は少ない。

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    1.5 プログラミング講師

    報酬幅の目安:時給1500円~3000円


    案件例(1)
    デジタルマーケティングスクールのメンター

    ・平均稼働時間:週10時間以上稼働
    ・案件の傾向:zoomを使った講義、在宅・リモート対応のオンラインメンター業務
    ・報酬:2000円/時~

    案件例(2)
    フロントエンド(HTML/CSS/JS)を学ぶ受講生へのサポート

    ・平均稼働時間:週2回30分
    ・案件の傾向:受講生からの都度の質問対応と課題レビュー
    ・報酬:1,500円~2,000円/時

    <全体の傾向>
    講師として授業を受け持つ他、生徒からの質問に答えたり製作物にレビューするなどが求められる


    参照元:indeed求人ボックス

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    2. エンジニアが副業をするメリットとデメリット

    ここでは普段サラリーマンエンジニアとして働いているみなさんにとって、副業をする上で事前に知っておきたいメリットとデメリットをご紹介します。

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    2.1 メリット


    1. 収入が増え、生活に余裕が生まれる

    サラリーマンとしての給与は今まで通り生活費や貯金として使い、副業でプラスされた収入はスキルアップのための自己投資や自分へのご褒美に使うなど、金銭的な余裕が生まれたことにより、生活の自由度が高まります。
    リモートワークがOKな場合がほとんどのため、納期さえ守れば時間の融通が利きやすく、本業とのバランスを保ちながら収入を増やせます。


    2. 仕事の幅が広がり、スキルアップできる

    副業案件をこなしていると、普段ふれていない言語を勉強する機会や、ゼロからの開発に関わるなど、自ずとスキルアップに繋がることが多くなります。
    幅広いスキルを身につけたい方にとって、副業は収入を得ながら勉強ができる理想的な環境。副業での開発経験を本業に活かせるよう、発展的な案件を選ぶことをオススメします。


    3. 自分の市場価値を知り、社外に人脈をつくれる

    企業に属していると、エンジニアとしての自身の市場価値を知ることはなかなか難しいものです。
    報酬の交渉などを通して自分自身の市場価値を知っておくことは、今後昇進や転職、フリーランスへの転身などの局面を迎えた時、大いに役立つでしょう。
    また、副業は案件を通じて幅広い人脈を広げることができます。
    異業種のクライアントや同業者のエンジニアとの出会いから、自身の視野が広がることもメリットのひとつです。

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    2.2 デメリット


    1. 本業への支障や心身の疲労が懸念される

    本業に加えて別の仕事をこなすことは、決して楽なことではありません。
    休日を副業に充てている人は休みが減り、疲れがとれないまま出社してしまい本業に悪影響が出てしまうことも。
    自分にとって無理のない範囲で副業のスケジュールを調整するよう心がけましょう。


    2. 税金関連の手間がかかる

    副業は収入が増えるというメリットがある一面、その分の所得税負担が増えてしまうというデメリットも。
    副業で年間20万円以上を稼いだ場合は確定申告も必要となり、副業プラス税務処理も自分でやらなければなりません。
    副業で稼いだだけプラスの収入になるわけではないので要注意。
    事前にしっかり勉強しておくようにしましょう。


    3. 初期費用がかかる

    自宅に開発作業に絶えうるだけのパソコン設備とインターネット環境を整えるために、最初は初期費用が必要となる場合があります。
    まずは初期費用を回収するつもりで案件をこなしていき、収入にプラスが出るのは先と考えるとよいでしょう。


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    3. Webエンジニア副業案件の探し方

    一般的な求人サイトや求人情報誌には掲載されないことも多いWebエンジニアの副業案件。5つの手段をご紹介しますのでぜひ参考になさってください。

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    3.1 クラウドソーシングを利用する

    まずはクラウドソージングに登録し、自身にマッチングする案件を探してみてはいかがでしょう。
    1件あたりの単価はそこまで高くはありませんが、自身のスキルや活動スタイルに合わせて案件を受注することができます。
    必ずしもITリテラシーが高いクライアントばかりではないことを事前に認識しておきましょう。

    <サービス会社一例>
    クラウドワークス
    ランサーズ

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    3.2 SNS・コミュニケーションツールを利用する

    SNSでの繋がりから仕事が発生するケースや、コミュニケーションツールを通してできた人脈から案件を獲得できるケースも。
    ポートフォリオサイトに副業募集中と記載することもひとつの手でしょう。
    しかしこれらのツールだけで案件探しをするのは難しいため、サブ的な手段として利用することをオススメします。

    <サービス会社一例>
    twitter
    FreelanceNow


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    3.3 友人・取引先などの人脈を通じて紹介してもらう

    同じように副業をしているエンジニア仲間や、日頃お世話になっている取引先の人脈を通じて副業を紹介してもらうこともよいでしょう。
    この場合、親しい間柄であることから成約しやすいのがメリットですが、逆に友人価格で発注されたり、無理難題を提示されたりする場合もあるので事前にしっかりすり合わせを行うことが大切です。


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    3.4 オファー型マッチングサービスに登録する

    登録すれば自分に合った案件を紹介してくれるオファー型マッチングサービスもオススメです。
    自ら積極的に仕事を探しにいく手間を省きたい方に向いています。
    しかし、待ちの状態が続くこともあり、定期的に案件を獲得したい場合には不向きです。

    <サービス会社一例>
    Offers
    ココナラ

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    3.5 副業・フリーランス向けエージェントを利用する

    エージェントを利用する場合は、フリーランス、副業問わず広くサービスをチェックすることがオススメ。
    フリーランスを希望している案件も、条件次第で副業も可となるケースもあるので、気になった仕事の場合は問い合わせてみてもよいでしょう。
    高収入な案件を見つけやすい一方で、ある程度経歴や技術力がないと仕事を任せてもらえない場合も。

    >>エージェントを利用してWebエンジニアのフリーランス案件を探す

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    4. 副業エンジニアの稼働スケジュール例

    では実際に企業で働きながら副業をした場合、具体的にどのような稼働スケジュールで動けば効率的に仕事をこなせるのでしょうか。いくつか例を挙げましたので参考にしてみてください。


    ★平均稼働時間が週10時間の案件をこなす副業エンジニアの稼働スケジュール例

    副業はフルリモート案件とする
    本業は9:00-18:00残業なしと仮定
    7時起床、12時就寝と仮定


    【週末活用どちらか型】

    週末のどちらかを10時間副業に充て、どちらか一日を休日とする。



    【平日週末兼用型】

    平日と週末にバランスよく働き、週末の仕事量を減らすスケジュール。


    ※平日の副業時間を早起きして出勤前に朝活しておこなうことも。



    【平日活用型】

    平日にしっかり働き、週末はゆっくり休むスケジュール。


    ※平日の副業時間を早起きして出勤前に朝活しておこなうことも。

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    5. エンジニアが副業をする際の注意点

    次に、エンジニアが副業する際に気を付けたいポイントをいくつかご紹介します。案件獲得前にしっかり確認しておくことをオススメします。

    5.1 会社で副業が認められているか確認すること

    副業をはじめたいと考えたら、まず何よりも先に会社の就業規則を確認しましょう。
    副業NGの会社ですと、副業していることが発覚した時点で処分を受ける可能性があります。
    事前にしっかり確認して、依頼してくださったクライアントに迷惑がかからないようにしましょう。
    近年は副業容認の企業も多いですが、残念ながら副業が禁止されている場合は潔く諦めること。
    また、本業と副業が競合関係になるような案件は避けましょう。

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    5.2 自分の強みを活かし、働き方を決めておくこと

    「フロントエンドもバックエンドもインフラもなんでもできます!」と守備範囲を広げ過ぎてしまうと、実際に稼働した時にパンクしてしまう可能性大。
    自分の強みを活かした受注、勉強を兼ねてやってみたい案件など、働き方をある程度事前に決めておくとよいでしょう。
    本業あってこその副業です。
    頑張り過ぎて本業に支障をきたさないスケジュール調整が大切です。

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    5.3 副業の収入に応じた確定申告を忘れずに

    前述したとおり、副業としての所得が20万円以上になる場合は確定申告が必要となってくるので、事前にしっかり知識を身につけておきましょう。
    確定申告の時期に慌ててやることになっては本業にも支障をきたしてしまいます。

    参考:国税庁該当HP


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    6. 今だから注目される副業人材

    新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「withコロナ時代」となった2020年。
    会社員はコロナ禍で働く時間が40.6%減り、収入が減ったと答える人は32.1%にまで上りました。
    今後は、今まで以上に副業を検討する人が増えていくことでしょう。

    特にWebエンジニアのような技術職は、正式採用するには予算がないけれどリソースが欲しい、社内にない知見を社員にインプットさせる人材がほしいなどの理由から、企業から重宝される存在となるのではないでしょうか。
    yahooやFacebookなど、副業制度を取り入れる大手IT企業は既に多く存在しています。

    フリーランス実態調査2020によると、"副業をしてみたい" と答えるノンフリーランスは7割とのこと。
    今後は「本業を持ちながら、第二のキャリアを築く」パラレルキャリアとして、副業が当たり前の時代がやってくるのかもしれません。


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    7. まとめ

    働く場所にとらわれないWebエンジニアは、副業向きの職業です。
    収入の増加はもちろん、自身のエンジニアとしての市場価値を知り、スキルアップもできるため、時間的に余裕があればぜひチャレンジしてみるとよいでしょう。
    事前に税金についての勉強、パソコンなどの設備環境の確認、そして今お勤めの企業の就業規則確認を行うことをお忘れなく。
    仕事の獲得方法やスケジュール調整はあくまで背伸びし過ぎず、無理のないように進めることが、副業と本業をバランスよく続ける秘訣です。
    転職や独立を検討している方もそうでない方も、副業でエンジニアとして大きく成長してみませんか?


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