フリーランスエンジニアになるメリット・デメリットとは | サービス | プロエンジニア

    フリーランスエンジニアになるメリット・デメリットとは

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    公開日:2019年10月28日 最終更新日:2019年11月15日

    「フリーランスエンジニア」と聞くと、カフェやコワーキングスペースで自由に仕事をしているイメージのある方がいるかもしれませんが、実際には色々な業務形態があります。今回は、フリーランスエンジニアの仕事スタイルから、メリットとデメリット、個人事業主との違いなど、フリーランスエンジニアについての基礎知識を詳しくご紹介したいと思います。

    1. そもそもフリーランスエンジニアとはどんな働き方?

    1.1 在宅型と常駐型がある

    フリーランスエンジニアは基本的に、同じところでずっと同じ仕事をするのではなく、契約単位で仕事をします。派遣社員と少し似ているようですが、異なるのは「企業に属していない」という点です。派遣社員は派遣元の企業と派遣先の企業が契約を結び、報酬は派遣元の企業から給料という形で支払われます。対してフリーランスエンジニアは個人で企業と契約を結び、契約内容をこなすことによって、取引先の企業から直接報酬を得ることになります。そんなフリーランスエンジニアの仕事形態は、主に「在宅」と「常駐」の2つ型に分かれます。
    (1)在宅型
    一般的に思い描くフリーランスエンジニアの働き方とは、この「在宅型」のスタイルではないでしょうか。ランサーズやクラウドワークスといったサイトで募集されているような「クラウドソーシング」については、この在宅型の作業がメインとなっています。 在宅型はチームでの連携が難しいため、個人の作業がある程度独立して進められる案件が多くなります。そのためイラストレーターやライターのほか、Webデザイナー(デザインからコーディングまでセット)、プログラマ(アプリケーション作成)などが多いようです。
    (2)常駐型
    実はフリーランスエンジニアの多くの方は、「常駐型」で作業しています。「常駐型」の場合、報酬が直接支払われて期間が決まっている以外、ほぼ普通の会社勤めと変わりません。例えば開発案件であれば、あるプロジェクトチームの一員として決められたオフィスに定時出社し、社員と一緒に同じように働いて帰宅するというパターンになります。 ネットワークエンジニアなど現場で実機に触れる必要のある職種や、作業データの社外持ち出しができない現場のプログラマなどに、この常駐型は多く見られます。また在宅型では、社外で仕事してネットワークを通じて納品する関係上、セキュリティ管理が課題となります。そのため重要(高単価)な案件を実績なく受注することは、かなり難しいです。そのため、常駐型で信頼関係を築いた後に在宅型に移行するケースもあります。

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    2.フリーランスエンジニアに多い職種


    2.1 システムエンジニア

    フリーランスのイメージはあまりありませんが、システムエンジニアをはじめ、ネットワークエンジニアやデータベースエンジニア、またテクニカルサポート業務などにも、フリーランスの案件はたくさんあります。打ち合わせなど実地での作業が多く伴うため在宅の案件はあまりなく、常駐型がメインになります。

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    2.2 プログラマ

    プログラマの案件では、対応言語は多岐に渡ります。内容は「○○を作成すると○○万円」というイメージが強いですが、実際には人月単価で「1か月作業すると○○万円」という案件が大半を占めています。こちらも情報保護の観点から常駐型の案件が多いですが、WEBエンジニアであれば在宅型の案件が比較的見つけやすくなっています。

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    2.3 Webデザイナー

    Webデザイナーは比較的在宅の作業が多く見つかる職種です。ただしその場合は分業制ではなく、一人で実装まで全てこなせるスキルが求められるケースが多く見られます。

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    2.4 コーダー

    決められた仕様書に沿って、ひたすら実装(コーディング)するのがコーダーの仕事です。そのため連携の必要があまりなく、比較的在宅の案件が見つかりやすい職種です。また作業内容も比較的容易ですが、そのぶんライバルが多い職種でもあります。

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    3.フリーランスと個人事業主との違い

    フリーランスを名乗るのに、特別な届け出や申請は必要ありません。依頼を得て仕事をこなし、報酬を得ることができればもう立派なフリーランサーです。対する個人事業主とは、法人に属さずに個人で事業を行っている人のことで、税制上の区分となっています。この個人事業主になるには、定められた手続きを行う必要があります。 なお個人事業主として開業していなくても、ある一定以上の収入を得た場合には確定申告をする必要があります。確定申告をする前にあらかじめ「個人事業主」として開業する届けを出しておくと、税制面などで優遇されるという利点があります。 さらにフリーランスから法人を設立することも可能です。これを法人化といいます。法人化のメリットや方法などについて詳しくは、関連記事をご覧下さい。

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    4. フリーランスエンジニアになるメリット・デメリット

    4.1 フリーランスエンジニアになるメリット

    フリーランスエンジニアになるメリットには、主に次の3点があります。

    (1)同じスキルなら高確率で収入がアップする

    フリーランスエンジニアになることによる一番のメリットは、同じスキルなら高確率で収入がアップするという点です。ここでいう収入とは、主に「手取り」の金額になります。「会社」に所属していないので、福利厚生は一切ありません。確定申告や請求書の作成などの事務処理、また予算の見積もりなども、全て自分でやる必要があります。その代わり会社では福利厚生費や事務管理費に充てられていた分の予算が、全て現金で自分の手元に入ってくるのです。

    (2)自身で仕事を選ぶことができる

    2つ目は、仕事を選ぶことができるという点です。会社に所属していると、人事の関係で急に遠い土地に転勤を命じられたり、これまで10年以上COBOLをやっていたのに急にJavaをやれと言われたり、自分のやりたいことだけをやりたい場所でできるとは限りません。その点フリーランスエンジニアであれば、常にぴったりの案件があるとは限りませんが、自分のキャリアプランや勤務条件にできるだけ適した案件を選んで仕事することができます。

    (3)自由な場所・時間に働くことができる

    3つ目は、自由な場所・時間で働くことができるという点です。在宅型の案件であれば、その名の通り自宅から出ずに仕事をすることもできますし、カフェでコーヒーを飲みながら仕事をすることもできます。静かな夜の方が作業がはかどるタイプであれば、夜間中心で作業を進めることも可能です。 常駐型の案件であっても、通勤しやすいか?やフレックスタイム制に対応しているか?など、在宅ほどではありませんが自分の条件に合う場所や時間を選ぶことができます。

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    4.2 フリーランスエンジニアになるデメリット

    フリーランスエンジニアになるデメリットも同様に、大きく3つに分けることができます。

    (1)福利厚生がなく、収入が守られない

    1つ目のデメリットは、なんといっても「会社に守ってもらえない」ことです。別に福利厚生なんていらないから現金の方が良いよと思うかもしれませんが、それは元気で毎日働ける場合のことです。会社に所属していれば新規の仕事が受注できなくても基本給は貰えますし、病気やケガで働けなくなった際にもいろいろと保障してもらえる制度があり、ある程度の収入=生活が守られます。対してフリーランスエンジニアの場合は、働けない=無収入になります。さらに交通費やその他諸経費なども、全て自己負担になります。そのため高額報酬に見えても、諸経費を考えるとそれほどでもない…という場合もあります。

    (2)税金や保険を全額自分で支払う必要がある

    2つ目は、税金や保険を自分で支払う必要があるという点です。フリーランスエンジニアになると会社を通さない代わりに、税金や社会保険、年金などを自分で支払う必要があります。源泉徴収はフリーランスエンジニアにもありますが、確定申告は必要です。会社に所属していれば年末調整の書類を書いて総務に提出するだけですが、請求書や領収書をきちんと整理して帳簿を作成し、税務署のチェックを受けて通過する必要があります。さらに国民年金や健康保険にも、自分で手続きして加入する必要があります。

    (3)仕事を獲得するための営業力(自己プロデュース力)が必要

    3つ目は、営業力(自己プロデュース力)が必要であるという点です。いくら素晴らしい技術を持っていても、何もせずに仕事がどんどんやってくるということはありません。自分から仕事を見付けて、案件を受注する必要があります。つまり会社に所属していると営業や上司がやっていてくれたことを、自分で全てやる必要があります。コミュニケーションが得意な方にはあまりデメリットではありませんが、営業活動に時間を割く必要があるという点ではデメリットになるかもしれません。

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    5. フリーランスエンジニアに向いているタイプとは

    フリーランスエンジニアになりたい理由が
    「もっと新しいことにチャレンジしてキャリアの幅を広げ、新しい出会いも増やしていきたい」
    「自分のライフスタイルに合わせて一般的な定時にしばられない時間管理をしたい」

    このような方はフリーランスエンジニア向きのタイプです。

    ただ単に「ダラダラ好きな時間に仕事したい」「会社に拘束されたくない」という理由では、フリーランスエンジニアには向いていません。フリーランスエンジニアにも締め切りはありますが、管理してくれる上司もフォローしてくれる同僚もいません。
    「フリーランスエンジニアになりたい」という方の中に、たまに「上司や同僚とコミュニケーションを取るのが苦手だから一人で働きたい」ことを理由に挙げる方がいます。こういった動機の方は、フリーランスエンジニアにはあまり向いていません。
    フリーランスエンジニアは普通の会社員時代よりも多くの人と関わる機会が多く、また前述のようにクライアントに対して自分で自分を売り込む「営業」も同時にこなさなければなりません。黙々と良いものを作っていれば依頼が舞い込むというのは、ある一定以上の信用を築けた後になります。
    技術力を示す確かな実績もない、会って話したこともない人に「持ち帰って仕事します。1か月後に納品します」と言われても、重要な仕事を任せることはできないのです。

    エンジニア不足が問題化しプログラミングが義務教育にも取り入れられつつあるこの時代、フリーエンジニアの可能性も大きく広がってきています。しかしITエンジニアとしての実務経験がない状態で、いきなり受注できる案件はあまりありません。
    最初は会社員として実務経験を積み、経験者としてフリーランスエンジニアへと転職することがおすすめです。

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    6. まとめ

    フリーランスエンジニアとしてやっていくために必要なスキルとして最も重要なものは、自己マネジメント力です。
    プログラミングやデザインの技術は言わずもがなですが、技術を使う作業を行うかたわら、確定申告やその他の事務処理、スケジュールの管理や予算の見積もりなども行い、さらには次の仕事の営業まで行う必要があります。
    ただしどうしても自己アピールが苦手だったり、忙しすぎて次の案件を探している時間がなかったりという場合は、エージェントを利用することもできます。

    筆者が以前仕事でご一緒したフリーランスのプログラマの方は信頼できるエージェントを見つけていて、毎回次の案件を紹介してもらっているとのことでした。
    フリーランスエンジニアの求人を紹介しているサイトには、このようなエージェントのサービスを行っているところもあります。自分のスキルを把握して最適な案件を探してきてくれるエージェントが見つかると、仕事もよりはかどるかもしれません。
    フリーランスエンジニアに興味のある方は、まずは相性のいいエージェントを探してみてはいかがでしょうか。

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