社内SEへの転職失敗事例を理由別に解説!【解決策あり】

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    公開日:2021年02月18日 最終更新日:2021年02月18日

    「社内SEへの転職を考えているけど、今の経歴やスキルで転職できるのか」「社内SEへの転職活動を成功させるために転職失敗事例を知りたい」と考えている人の悩みを解決します。実際の所全くの異業種から社内SEの転職は難しく、失敗するエンジニアも少なくはありません。今回は、社内SEの業務内容や、転職する際の理由別の転職失敗事例や解決策などを解説します。

    1. 社内SEへの転職に失敗するエンジニアは少なくない

    社内SEへの転職に失敗するエンジニアは少なくはありません。
    今回は、

    • 主な失敗パターン
    • 社内SEの仕事内容
    • 社内SEがSEのキャリアパスとして人気の理由

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

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    1.1 主な失敗パターン

    主な失敗パターンとしては、3パターンあります。

    • スタートアップから、大手IT企業の情報システム部門の社内SEに転職しようとして失敗する
    • 全くの異業種から、実務未経験で社内SEに転職しようとして失敗する
    • 社内SEに転職してから「自分の思い描くキャリアと、実際の働き方に乖離がある」と気づく

    総じて社内SEに求められるスキルセットを正確に把握し、現職での業務や個人開発などを通じてスキルを磨く必要があります。また社内SEに転職してから後悔してしまうケースでは「そもそも社内SEになぜなりたいと思ったか」などを改めて検討し、どうしても働き方への違和感が拭えない場合は配置換え、場合によっては転職を検討するようにしましょう。

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    1.2 社内SEの仕事内容

    社内SEの仕事内容は主に4つに分かれています。

    • 自社システムの構築
    • 運用・保守
    • PCや社内システムの使い方に関する対応(ヘルプデスク)
    • 業務効率化

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

    また、社内SEに関しての詳しい仕事内容は以下の記事も参考にしてください。

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    1.2.1 自社システムの構築

    まずは、自社システムの構築を行います。社内で使う勤怠管理システムや、会計、在庫管理システムなどを構築して、社内のシステムが円滑に動くようにサポートをします。
    開発業務を外部に委託する場合は、開発ベンダーとの調整を行うのも仕事内容の一つです。

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    1.2.2 運用・保守

    システムの構築だけではなく、システムの長期的なメンテナンス、バージョンアップ、データ管理などの運用・保守も行います。また、システムが動かない・重い、ネットワーク機器が故障したなどのインフラ周りの保守対応もします。社内システムが常に安定稼働するために、システム開発の知識だけではなくネットワークやサーバーなどのインフラの知識も必要になります。

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    1.2.3 PCや社内システムの使い方に関する対応(ヘルプデスク)

    例えば「パスワードロックでログインできない」「PCや社内システムの使い方がわからない」といった問い合わせに対応するのも社内SEの仕事内容の一つです。
    業種によっては、ITにあまり詳しくない人もいるので、専門知識を持つ社内SEは頼りにされる存在です。専門知識を分かりやすく相手に伝える能力があれば、さらに重宝されるでしょう。

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    1.2.4 業務効率化

    社内SEは、社内の業務改善やコスト削減に関わるITシステムの構築・運用・保守に関わるため、自社の経営状態に大きな影響を与えます。ITシステムの導入によって、業務効率化に繋がったり、無駄な支出を抑えることができたりと会社の成長を間近に感じることができるので、大きなやりがいを感じることができるでしょう。

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    1.3 社内SEがSEのキャリアパスとして人気の理由

    社内SEがSEのキャリアパスとして人気の理由は以下の4つです。

    • ワークライフバランスを実現しやすい
    • ユーザー(他部門社員など)との距離が近い
    • 自社の業務効率化やDXに直接的に携われる
    • 業務範囲が広い

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

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    1.3.1 ワークライフバランスを実現しやすい

    SIerなど受託開発主流の企業での勤務と比較すると、以下の理由でワークライフバランスが実現しやすいです。

    • 納期の調整が比較的しやすい
    • スピード感があり、結果として開発がスピーディに進みやすい

    自社のシステムを担当するために、そもそも顧客へシステムを納品するという概念がありません。また、社内の他部署がユーザーとなるために、要件定義やその他のコミュニケーションコストも低くなる傾向にあります。システムの一部または全部を外注に依頼することもある為に、納期に迫られて残業をするといったことも少なく、ワークライフバランスが実現しやすいと言えます。何が何でも残業しなくてはいけない、ということは少なめです。

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    1.3.2 ユーザー(他部門社員など)との距離が近い

    ユーザーとの距離が近いという点があります。発注元も社内の人間で、特に社内システム構築などであれば、エンドユーザーも社内の人間です。よって発注元とのやりとりも、エンドユーザーとのやりとりもすぐにできる環境になります。エンドユーザーとの距離が近く、反響が届くことがモチベーションアップになります。また発注元との距離も近いので、信頼関係を持って、無理のないスケジューリングを組めるので、腰を据えて高品質な開発がしやすいのも魅力の一つです。

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    1.3.3 自社の業務効率化やDXに直接的に携われる

    自身も社内の人間なので、自社の経営課題や業務のボトルネックを正確に把握できます。それらのボトルネックをIT技術によって解決していくことも社内SEの役割であり、社内システム構築や業務効率化に関する各種提案、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を担当していくことになります。デジタルトランスフォーメーションとは、「ITの普及により、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という施策です。自社のデジタルトランスフォーメーションや技術革新にダイレクトに関わっていけるのも魅力の一つです。

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    1.3.4 業務範囲が広い

    ヘルプデスク業務などもあり、社員のITサポートなども幅広く担当します。プログラミング自体は好きだけど、技術を突き詰めていくスペシャリストとしてのキャリアにはそこまで関心がないという人もエンジニアの中にはいます。そうした人にとって、コーディングだけでない幅広い業務が担当できる役職としても人気があります。

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    2. 【理由別】社内SEへの転職失敗例

    続いて、社内SEへの転職失敗例を理由別に解説します。

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    2.1 管理業務の経験値

    企業によって管理業務の経験がどれぐらい要求されるかが変わってきます。特に応募先企業が大企業の場合、社内システム構築や自社サービス開発の担当範囲が広く携わる人数も多いです。企業規模が大きくなればなるほど、社内システムも大規模になり、社内規約で高いセキュリティが要求されます。よって管理業務の実務経験が求められます。小規模なスタートアップで求められるスキルセットと、大企業で求められる堅牢性は異なるもので、前者の経験しかない人が後者に即時に対応することは難しいです。またSIerからの転職でも同じような課題が発生しやすいです。例えば下請けしかやったことがなく、上流でのプロジェクトマネジメントや管理業務の経験がないなどが挙げられます。

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    2.2 応募先企業の業界・職種での実務経験

    応募先企業の業界・職務での実務経験が重要です。20代であれば、ポテンシャル採用枠として、今後の活躍に期待して採用されるケースもありますが、30代~40代での転職は「即戦力」としての活躍を期待されます。例えば自社システム構築であれば、その企業の経営課題の解決や業務効率化に直結するような提案の質などが求められます。全くの異業種からの転職や、SEとしての経験値がそもそも浅いなどの状態からのスタートだと、その企業の経営課題を正確に認識し、技術的側面から解決策を提案するというところになかなか到達できないため、転職に失敗することが多いです。

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    2.3 年齢

    エンジニアには「35歳定年説」が俗説としてあります。「35歳定年説」とは、エンジニアにおいて「体力の低下」や「新しいことを学び続けることの難しさ」があり、35歳を超えてくると厳しくなってくるのではないかという仮説からきています。実際には35歳を超えても多くのエンジニアが活躍しています。一方でマネジメントサイドへのキャリアのシフトなどを検討し始めるタイミングでもあります。社内SEの募集にあたって、応募先が実際にコーディングを担当する若手などを求めている場合は齟齬が生じて転職に失敗しやすくなることもあります。

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    3. 「社内SEへの転職」を後悔する人も中にはいる

    実際に社内SEとして働き出した人の中にも、「社内SEへの転職」を後悔する人もいます。 具体的な後悔している理由は何か、事例をご紹介します。

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    3.1 入社前のイメージと実際の業務のギャップ

    社内SEは自社サービス開発や自社システム構築に関われるという入社前のイメージとのギャップがあります。実際に入社すると、特にはじめのうちはヘルプデスク業務が中心になるなど想像以上に地味ということも少なくありません。地味な作業に嫌気がさして「社内SEへの転職」を後悔している人もいます。

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    3.2 想像以上に業務がハード

    ワークライフバランスを重視して入社したところ、実際には業務がハードだったなどがあります。社内SEの業務範囲は広いため、繁忙期などは転職前より忙しいということ十分にあり得ます。また、社内SEは自分の業務以外にも「社内の便利屋」のように、ITに疎い社内の人にさまざまな要件を頼まれることも少なくありません。そのため、実際には思ったより業務量が多くハードなケースもあります。

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    3.3 エンジニアとしての成長が実感できない

    エンジニアとしての成長が実感できないという声もあります。特にスタートアップ、ベンチャー志向の人に多いです。大企業の社内SEに転職すると、多くの場合仕事が分業化されているため、ウォーターフォール開発で上流のみ担当し、開発は若手コーダーや外注などといったスタイルになることも多いです。上流やヘルプデスクなどコーディング以外の業務に時間を割くと、エンジニアとしての成長が実感できないと不安を感じることがあります。

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    4. 社内SE転職で失敗しないために気をつけるべきポイント

    社内SE転職で失敗しないために気をつけるべきポイントを3つご紹介します。
    具体的には、

    • 多様な開発手法を若手のうちから経験しておく
    • 「社内SE=楽な仕事」ではないと理解しておく
    • 全くの異業種からの転職をいきなり目指さない

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

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    4.1 多様な開発手法を若手のうちから経験しておく

    アジャイルとウォーターフォールを両方経験しておくなど、多様な開発手法を若手のうちから経験しておくことが重要です。堅牢性を重視する開発か、スピードを重視する開発かで採用すべき手法が異なり、どちらを採用するかはたとえ同じ社内で推進するプロジェクトだとしても「目的」によって異なります。よって両方に対応できる方が良いので、多様な開発手法を若手のうちから身に付けておくようにしましょう。

    アジャイル開発とウォーターフォール開発の違いについては、以下の記事も参考にしてください。

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    4.2 「社内SE=楽な仕事」ではないと理解しておく

    社内SEは楽な仕事ではないと理解しておくことが大事です。「ワークライフバランスを重視できる」「ヘルプデスクなどが主」と語られがちですが、実際には自社開発やヘルプデスクの役割を求められ、業務範囲が広くてハードという面も併せ持った役職です。「楽な仕事をしたい」などのモチベーションだと面接時に見抜かれることもありますし、転職後に入社前のイメージとのギャップに苦しむこともあります。

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    4.3 全くの異業種からの転職をいきなり目指さない

    全くの異業種からの転職をいきなり目指すことはおすすめしません。経営課題などを正確に把握した上でのデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の高品質な提案などを求められることもあります。そのためには業務経験やその業界の正確な知識も重要です。全くの異業種からの社内SE転職は「ポテンシャル採用」に該当するためハードルが高く、倍率の高さを踏まえても厳しいケースがあります。

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    5. まとめ

    今回は、社内SEの業務内容や、転職する際の理由別の転職失敗事例や解決策などを解説しました。
    社内SEに転職する際に気を付けるポイントとして、「多様な開発スタイルを経験しておく」「社内SEは楽な仕事ではないことを理解しておく」が重要です。本記事を良く読んで、社内SEの転職失敗事例や解決策を理解して頂ければ幸いです。

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