エンジニアが多様化するキャリアパスを目指し、実現する方法 | サービス | プロエンジニア

    エンジニアが多様化するキャリアパスを目指し、実現する方法

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    公開日:2019年02月26日 最終更新日:2019年09月25日

    IT技術の発展が目覚ましい中、それを支えるエンジニアという職業にも注目が集まり人気が上がっていますが、実際にエンジニアになったらどのようにキャリアを積み、どこを目指していけばよいでしょうか?また現役エンジニアの方々も、エンジニアとしての将来や、キャリアパスについては漠然としていることが多いようです。

    本記事では、エンジニアが目指したいキャリアの例を挙げ、それらを実現するために知っておきたいことについて解説します。

    目次

    1. 多様化してきたエンジニアのキャリアパス

    キャリアパスとは、ある職務やキャリア(経歴)にたどり着くまでのpath(小道・経路)です。
    近年、エンジニアのキャリアパスは非常に多様化されています。どのような背景からキャリアパスに変化が出てきたのかをみていきましょう。

    1.1 従来と現在のキャリアパスの変化

    【従来の主なキャリアパス】
    次のような流れであまり意識せずとも自然にキャリアを積むエンジニアが主流でした。


    プログラマー(PG)

    ➡システムエンジニア(SE)

    ➡プロジェクトリーダー(PL)

    ➡プロジェクトマネージャー(PM)もしくはITコンサルタント


    【現在のキャリアパス】
    現在はエンジニアに要求されるスキルも多様になり、エンジニアの種類も増えてきました。これにより、エンジニアが目標とするキャリアも増え、同時にキャリアパスにもいくつものパターンが考えられるようになってきました。


    1.2 キャリアパスが多様化してきた背景

    昨今のIT技術の急発展により、ユーザーニーズはますます高く複雑化する中で、IT技術もより細分化されてきました。それに伴い、エンジニアにも多方面のスキルが要求されることからエンジニアの種類が増え、新たなキャリアパスが生まれています。
    今後もIT技術の成長と共にエンジニアのキャリアパスはますます多様化してくると考えられます。

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    2. エンジニアが目指すキャリアの例

    エンジニアが目標とするキャリアにも変化が出てきました。IT技術が細分化し、新しい言語での開発やシステムとの関連技術などが次々と生まれる中で、特定の専門技術に精通したエンジニアのニーズも増えています。
    下記に、現在のエンジニアが目指す主なキャリアについて説明します。

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    2.1 プロジェクトマネージャー

    ◆ 特徴
    開発プロジェクトの責任者であり、管理者。プロジェクト進行における最終的な意思決定を行い、進捗管理、クライアントや他部署との交渉も行います。また自社他社問わず、プロジェクトメンバー全体のマネジメントを担い、チーム内の対人関係を円滑に進めます。

    ◆ 主に必要なスキル
    ・コミュニケーション力
    ・開発経験、技術力
    ・プロジェクト自体の利益管理のための経営的な視点
    ・マネジメント力
    ・リーダーシップ力
    関連記事: プロジェクトマネージャーを目指すなら知っておきたい役割と仕事内容

    プロジェクトマネージャーには所有していると高く評価される【プロジェクトマネージャ試験】という国家資格があります。
    かなり難易度が高い国家資格のひとつですが、プロジェクトマネージャーとしての運営・管理能力やマネジメント力の証明にもなります。
    関連記事: プロジェクトマネージャ試験の難易度は?合格率から勉強時間まで解説【2018年版】

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    2.2 ITコンサルタント

    ◆ 特徴
    クライアントの要望や経営課題に対して、技術的な面からコンサルティングを行います。クライアントの状況を把握し、ニーズを引き出し、経営戦略の立案をし、クライアントの経営方針に沿ったシステム開発や改善策のためのシステムの最適化などを提案します。
    クライアントとシステムの調整をしながら「クライアントの経営課題を解決する」ことが求められます。

    ◆ 主に必要なスキル
    ・経済やIT業界の動向の情報収集力や分析力
    ・経営に関する専門知識
    ・プレゼンテーション力
    ・コミュニケーション力
    ・開発経験・技術力
    ・リーダーシップ力

    関連記事: ITコンサルタントになるために知っておきたいこと
    関連記事: ITコンサルタントへの転職で気になる経験・年齢・年収を解説!

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    2.3 ITアーキテクト

    ◆ 特徴
    クライアントの課題や要望に沿ったシステム環境の設計・構築を行います。課題の解決や要望を実現するための、戦略を立案し、整合性や一貫性などシステム全体の品質を保った設計・構築を行います。
    ITアーキテクトはITコンサルタントと役割が重複する部分もありますが、ITアーキテクトは、ITに関する深い造詣をベースに、システム全体の設計からプロジェクトチームへのプロセスの説明や指示、技術サポートを含め、よりシステム全体のアーキテクチャ(骨格)形成力を求められます。

    ◆ 主に必要なスキル
    ・開発経験、技術力
    ・システム設計・構築技法の専門性
    ・コミュニケーション力
    ・リーダーシップ力
    ・IT業界の動向の情報収集力や分析力
    ・マネジメント力

    関連記事: システム開発の中軸となるITアーキテクトとは?

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    2.4 ITスペシャリスト

    ◆ 特徴
    ある特定のIT技術の専門家をまとめて指しますが、厳密に言うと、ITスペシャリストとは、情報処理推進機構のITスキル標準(ITSS)が定めている専門分野のいずれかにおいてレベル3以上を満たす人を指します。
    この専門分野とは、セキュリティ、システム管理、アプリケーション共通基盤、データベース、ネットワーク、プラットホーム の6つです。
    ※ 参考資料:情報処理推進機構のITスキル標準(ITSS)

    ◆ 主に必要なスキル
    ・特定分野における深い技術知識
    ・開発経験・技術力
    ・コミュニケーション力
    ・問題解決力

    関連記事: ITスペシャリストになるのなら取得を目指したい資格一覧

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    2.5 フルスタックエンジニア

    ◆ 特徴
    マルチエンジニアとも呼ばれ、明確な定義はなく、複数の専門分野に関する知識や技術を持ち、システム開発に関するあらゆる技術でスキルを発揮できるオールラウンダーなエンジニアです。
    複数の専門分野のスキルをもってすべて一人でシステム開発を行うこともあります。

    ◆ 主に必要なスキル
    ・複数専門分野のスキル
    ・開発経験、技術力
    ・IT業界の動向の情報収集力や分析力

    関連記事: 一人何役?なんでもこなすフルスタックエンジニアとは

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    2.6 CTO

    ◆ 特徴
    CTO(Chief Technical Officer)とは企業内の役職の一つであり、最高技術責任者です。
    企業規模によってもCTOの役割は異なってきますが、経営上層部に位置することが多く、企業の技術責任者として高い技術力をそなえ、ビジネス戦略に沿ったプロジェクトの意思決定、システム構築や運用、プロジェクトチームのマネジメントなど、業務は多岐に渡ります。

    ◆ 主に必要なスキル
    ・開発経験・技術力
    ・リーダーシップ力
    ・マネジメント力
    ・コミュニケーション力
    ・マーケティング力

    CTOについての詳細は下記の記事も参考にしてください。
    関連記事: CTOの役割とは?エンジニアのトップキャリアパスを目指す方法

    経験豊富なCTOの方々による、開発、インフラ、セキュリティ、ブロックチェーン、マネジメント、ファイナンス、マーケティングなどの無料講座があります。
    このような機会を活用しCTOについて学んでみるのもおすすめします。
    関連記事: CTO養成講座&CTO転職支援サービス「OCTOPASS(オクトパス)」第2回無料講座受付スタート

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    3. まずはキャリアプランを立てること

    キャリアプランとは、目指すキャリアのためのplan(計画)です。 現在のエンジニアには多様なキャリアパスがあるだけに、エンジニアとしての方向性を自分のライフプランとも合わせて考え、おおまかな見通しを立てることが大切になってきます。
    目指すキャリアが定まらない場合は、もっとシンプルにエンジニアとしてやりたいことや実現してみたいことをイメージしつつ、いろいろな経験を積む中で方向性を固めるのもいいでしょう。
    いずれにせよ「自分のキャリアは自分で決める」という意識を常に持つことをおすすめします。


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    3.1 現在の自分のスキルと実績を把握する

    現在の自分のスキルと実績を把握し、目指すキャリアに足りないものを知り、どうやって身に着けていくかを考えてみましょう。
    また現在未経験や経験が浅い場合も、どんなキャリアパスをたどってスキルや経験を積んでいくかは意識した上で職場を検討することや、仕事に取り組むことをおすすめします。

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    3.2 時間の有限性を知る

    【20代】
    なるべくなら20代のうちに目標とするキャリアを決めて、開発経験や業界知識を身につけておきます。

    【30代】
    30代は技術面に関する即戦力となり、マネジメント経験を積み、自分の強みが活かせる環境に身を置くことを考えるといいでしょう。仕事のみならずライフスタイルにも変化のでる年代であるため、ライフワークバランスを考慮しながら実績と経験を重ねていくのがおすすめです。

    もし転職やキャリアチェンジにより、経験と実績を積む時期に多少ずれが生じた場合は、仕事以外で、自分でプログラミング言語を学ぶことや、IT関連の資格試験にチャレンジするなど、本人の努力でスキルを磨いてカバーすることが可能です。また前職の経験、例えばコミュニケーションスキルやマネジメントスキルなどは、エンジニアとしても大いにプラスになります。
    ただ、年齢を重ねると、体力的な問題や新しい技術を学び続けることも大変になってくるなどの面もあるため、限りある時間をどう活用するかは常に意識しましょう。

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    3.3 IT業界の動向を常に意識する

    移り変わりの激しいIT業界の動向や、ITの最先端を行く海外の情報なども日ごろからチェックしておくようにします。例えば人工知能(AI)やIoTなど耳にすることも多くなってきた先端技術には、一般的に広く知られる前に、実際に開発に取り組むIT業界に情報が現れます。そして数年後にさらに需要が伸びそうな市場や、需要が増すであろうと考えられる最新技術などの予測もされます。
    そうしたことを知ることで、新たに興味を持って必要な新しいスキルを身につけ、自分の立ち位置を見直し必要であればキャリアプランの軌道修正をします。目まぐるしく変わり続けるIT業界に対応する一面も大切です。
    求められるスキルを身につけ続けることは長くIT業界で活躍できることにもつながると考えられます。

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    4. 全てのキャリアパス形成に有効な「テックリード」という役割

    テックリード(Tech Lead)。あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、欧米のWeb系企業では一般的になっており、その役割は「エンジニアチームにおける窓口兼リーダー」です。
    設計や実装の高い技術力を持って、品質の向上を目指し、チームメンバーのサポートをし、チームの生産性を最大限に引き上げることが求められます。

    テックリードは技術力の高さ、安定さはもちろんですが、並行して他部署や外部との要望や問い合わせにも対応し、チームメンバーのメンター役としてサポートするなど、コミュニケーション能力も必要とされます。
    このように、技術力・コミュニケーション力を持ってチームをリードするテックリードの力をつけることは、あらゆるキャリアパスの途中過程で有効なプロセスになると言えるでしょう。

    テックリードについての詳細は下記の記事も参考にしてください。
    関連記事: テックリードとは?エンジニアチームリーダーとしての役割を解説


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    5. まとめ

    エンジニアは多忙な日々の中で、技術の研鑽に力を入れる機会は多くても、自分のエンジニアとしての将来をみすえたキャリアパスを考える機会は案外少ないようです。IT技術の移り変わりも激しいため、キャリアパスを見直す必要が出てくるかもしれません。 
    それでも、自分の目指すキャリアがあれば、時間と労力をどこに費やし、キャリアアップしていくかが明確になってきます。例えばCTOを目指す方は、経験豊富なCTOによる実践的研修を受講できる『日本唯一のCTO養成講座 & 転職支援サービス OCTOPASS』などを活用すると、より具体的にCTOとしての将来像がはっきりしてくるかもしれません。

    エンジニアとしてのキャリアパスを考え、キャリアアップのために行動を起こしていくことで、エンジニアとしての将来が大きく開かれていくと考えられます。

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