初心者のためのPHP入門

    • このページをはてなブックマークに追加

    公開日:2016年10月18日 最終更新日:2019年09月27日

    「PHP」はWebアプリ開発の為の言語です。PHP初心者向けにPHPの概要とPHPの環境を構築する方法、それからPHPの参考書籍について解説します。

    最終更新日:2018年4月19日

    目次

    1. PHPスクリプトの概要

    1.1. PHPとは?

    PHPの正式名称は「PHP: Hypertext Preprocessor」でWebアプリケーションの開発に特化した言語です。HTML文書の中にPHPスクリプトを記述する事が可能で、プログラムはサーバーサイドで処理され、その結果がブラウザーに表示されます。他のプログラミング言語と比較しすると初心者にも習得しやすい言語です。

    1.2. PHPによるWebアプリケーションの開発

    PHPスクリプトを使うと「ブログ」や「掲示板」、「ショッピングカート」、「メールフォーム」の作成に「アクセス解析」など様々な動的コンテンツの作成が可能になります。フォームの入出力に関わるWebサイトはデーターベースと連携して動作することがほとんどですが、PHPはデーターベースとの連携も比較的簡単に行えるのが特徴です。また、プログラムの内容やアクセス量にもよりますが、PHPは外部プログラムをその都度起動するCGIと比較すると表示速度が速くサーバーの負荷を軽減させることができます。

    ▲ページトップへ戻る

    2. PHPの開発環境について

    2.1. PHPプログラミングに必要な環境

    PHPを動作させるには、通常「PHP」、「Webサーバー」が必要になります。この場合、PHPはApacheなどの「Webサーバー」の拡張モジュールとして動作します。またWebサーバーがなくても、PHP単体で動作する環境を構築することも可能です。その他PHPのフレームワークとして「Zend Framework」や「CakePHP」などPHPの環境を構築する方法は様々ですが、まずは初心者が始めやすい環境としてPHP単体のインストールやXAMPPのインストールをご紹介しましょう。その他にもインストールと設定が不要なレンタルサーバーでPHPを使う方法もあります。自身で簡単にインストール・設定できそうな方法を選択して下さい。

    ▲ページトップへ戻る

    2.2. PHPのみインストールする方法

    「Webサーバー」を構築する必要がなく、PHP単体で動作します。Windows、Mac、Linuxに対応していますが、本コラムではWindows版のダウンロードと設定方法を説明します。OSの種類に応じて「公式PHPのダウンロードページ」より圧縮解凍形式の「ZIPファイル」をダウンロードして下さい。

    ●PHPのダウンロード

    Windows 32bit版OSの場合は「VC15 x86 Non Thread Safe」を、64bit版OSの場合は「VC15 x64 Non Thread Safe」を選択して下さい。

    本コラムでは、64bit版WindowsOSを利用していますので「VC14 x64 Non Thread Safe」のZIPリンクをクリックして「php-7.2.4-nts-Win32-VC15-x64.zip」ファイルを適当な場所にダウンロードします。

    ●「php-7.2.4-nts-Win32-VC15-x64.zip」ファイルの解凍

    ダウンロードしたファイルを任意のフォルダーに解凍します。ここでは「C:\php724」に解凍しました。

    「C:\php724」フォルダに「workspace」フォルダーを作成します。

    ●workspaceフォルダーの作成

    以下のコードをテキストエディターで記述し「workspace」フォルダーに「sample.php」の名前で保存します。

    ●sample.php

    <html>
    <head>
    <title>PHP Sample</title>
    </head>
    <body>
    <?php echo '<p>Hello World!</p>'; ?>
    </body>
    </html>

    「コマンドプロンプト」を立ち上げてPHPを起動させます。

    jdk20

    windows10:[Windowsアイコンの右クリック]→[コマンドプロンプト]
    windows7:[スタート]ボタン→[プログラムとファイルの検索]→[検索ボックスに"cmd"と入力]

    ●コマンドプロンプト

    jdk21

    「php.exe」のあるフォルダーに移動するコマンド

    cd c:\php724

    をプロンプトに入力します。

    次にPHPの簡易ウェブサーバーを起動するコマンド

    php -S localhost:8000 -t C:\php724\workspace

    を入力します。

    ●コマンドプロンプト

    正常にサーバーが起動するとプロンプトに

    PHP 7.0.12 Development Server started at ~Press Ctrl-C to quit.

    のメッセージが表示されます。これで簡易WEBサーバーが起動しましたので、ブラウザーでPHPの動作を確認してみましょう。

    ●Sample.php

    phpintro8

    ブラウザーにURL「http://localhost:8000/sample.php」を入力して「Hello World!」の文字が出てくればOKです。コマンドプロンプトのメッセージの通り「Ctrl+C」でWebサービスを終了させることができます。
    PHPの簡易サーバーを構築することができましたので、テスト環境としてPHPのプログラムを勉強することが可能になりました。

    ▲ページトップへ戻る

    2.3. XAMPPをインストールする方法

    簡易サーバーではなく、通常のテストサーバーの環境ををローカルPCに構築したい方は、「XAMPP」のインストールをおすすめします。 Webサーバーの「Apache」に加えて、「データーベース」や「ファイルサーバー」など簡単にインストールすることができます。もちろんphpもインストールされますので、XAMPPをインストールすればすぐにでもPHPの動作を確認することが可能です。
    XAMPPをインストールしてみよう!」と「xamppの使い方」を参考にインストールをしてみて下さい。インストールと設定が完了したら、「sample.php」をXAMPPインストールフォルダー「例:C:\xampp\htdocs」に保存して、Apacheのサービスを起動して下さい。ブラウザーで「localhost/sample.php」を開くと「Hello World!」の文字が出てくるはずです。

    ▲ページトップへ戻る

    2.4. レンタルサーバーを利用する方法

    最近は、無償でPHPなどが利用できるレンタルサーバーも出てきました。無償でなくとも月数百円~借りられるレンタルサーバーもありますので、面倒な設定やインストールはしたくないという方はこちらを使ってみるのもよいでしょう。

    さくらのレンタルサーバ:格安のレンタルサーバーです。WordPressが月「515円」のプランから利用できます。

    スターサーバー:ドメイン契約者向けに無料で使えるサーバー機能を搭載しています。

    Xdomain:広告は表示されますが、無料でPHPが使えるレンタルサーバーです。

    PHPの動作環境を作るには色々な方法がある事はお分かり頂けたかと思いますが、「まずはどの環境を構築したらよいのか?」という疑問を持たれる方もいるかと思います。PHPの学習には HTML やWebサーバーの知識も必要になってきます。Webサーバーの仕組みやサーバー上で動くプログラムを理解するには、やはり自分でその環境を作ってみる事です。PHPの学習用に、まずは自宅のPCを使ってテスト環境を作り PHP や Webサーバーの仕組みが大体分かってきたら、レンタルサーバーで自身の作成したページを公開するのをおすすめします。

    ▲ページトップへ戻る

    3. おすすめの参考書籍

    PHPの基本を学ぶのにおすすめの参考書籍をご紹介します。

    ●翔泳社の絵本シリーズで初心者にもわかりやすいイラスト入りでWebアプリケーションの基本からしっかり学べます。

    PHPの絵本~Webアプリ作りが好きになる9つの扉株式会社アンク著/翔泳社(2007年02月27日)

    php

    ●データーベースへの商品登録、会員情報登録、ショッピングカート、ログイン処理など初心者でも実践的な内容を学習することができます。

    確かな力が身につくPHP「超」入門松浦健一郎・司ゆき著 /SBクリエイティブ(2016年09月27日)

      php2

    また、PHPを体系的に勉強したいという方には、資格試験の本をおすすめします。
    【PHP資格】PHP技術者認定試験の難易度と勉強時間の目安」で参考書を紹介しています。

    ▲ページトップへ戻る

    関連記事:初心者のためのPHP入門
    関連記事:PHPの書き方の基本
    関連記事:EclipseでPHPプログラムを実行してみよう!~PHPプログラミング入門~
    関連記事:【PHP資格】PHP技術者認定試験の難易度と勉強時間の目安

    月額単価50万円〜60万円
    勤務地 東京都 新宿区
    月額単価70万円〜80万円
    勤務地 東京都 港区
    月額単価50万円〜60万円
    勤務地 東京都 渋谷区
    年収400万円〜
    勤務地 東京都 渋谷区
    • このページをはてなブックマークに追加

    おすすめ記事

  • ピックアップ

    フリーランス

    【PHP】サーバサイドエンジニア★不動産Techの開発 NEW

    月額単価 :50万円〜60万円

    不動産各社の業務効率化SaaSのサーバサイドの設計・開発を担当して頂きます。 【具体的業務】 自社...

    フリーランス

    【CakePHP】Webエンジニア★銀行向けシステムの改修

    月額単価 :70万円〜80万円

    受託をメインに請け負っている企業内で、銀行向けシステムの改修作業を担当して頂きます。 【具体的...

    フリーランス

    【PHP/Symfony】Webエンジニア★社内システムの開発

    月額単価 :50万円〜60万円

    同社は、アパレル企業に特化したECサイトを企画、 開発、運用保守までワンストップサービスで提供 し...

    正社員

    【LAMP】システムエンジニア|Webアプリケーションの開発

    年収 :400万円〜

    システムエンジニアとして、当社開発プロジェクトに参画いただき、設計・開発・保守を担っていただきま...

    株式会社アルム