SEが資格を取るメリットは?職種別に役立つおすすめ資格を紹介

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    公開日:2021年09月07日 最終更新日:2021年10月14日

    システムエンジニア(SE)は資格がなければなれない職種ではありませんが、実は取得するとメリットのある資格も数多く存在します。今回はそんなシステムエンジニアの方におすすめの資格について、選定基準とともにご紹介したいと思います。

    1. システムエンジニア(SE)に資格は必要?

    SEが資格を取るメリットは?職種別に役立つおすすめ資格を紹介【フリーランスエンジニア案件情報 | プロエンジニア】

    システムエンジニア(SE)は資格がなければなれない職種ではありません。ですが、実は取得することでスキルの証明となったり、そのキャリアパスにメリットとなる資格も多く存在します。

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    1.1 そもそもシステムエンジニア(SE)に必要なスキルとは?

    システムエンジニアの主な業務は、「要件定義→基本設計→詳細設計」といった上流工程、そして設計通りにシステムが作られているかをチェックする「テスト」の工程です。そのためには、顧客の要望を正確にヒアリングしてドキュメントにまとめる「ドキュメント作成能力」や、システムで実現可能なことやその工数を見積もるための「確かな技術知識」が必要です。

    予算や工数の見積もりを正確に行うには、前提としてある程度のプログラミングスキルが必要です。例えばWeb系のシステムであれば、フロントエンドエンジニアやサーバーサイドエンジニアなど開発系のキャリアを積んだ上で上流工程に移っていくと、スムーズです。


    【参考】フロントエンドエンジニアとサーバーサイドエンジニアに必要なスキル

    フロントエンドエンジニア、そしてサーバサイドエンジニアに必要なスキルには、次のようなものが挙げられます。

    フロントエンドエンジニア

    フロントエンドエンジニアに必要なスキルには、次のようなものが挙げられます。

    • HTML/CSS に関する知識
    • JavaScriptとそのフレームワークに関する知識
    • UI/UXやデザインに関する知識

    フロントエンドエンジニアについて詳しくは、関連記事をご覧下さい。

    サーバサイドエンジニア

    サーバサイドエンジニアに必要なスキルには、次のようなものが挙げられます。

    • サーバー用OSに関する知識
    • ミドルウェアに関する知識
    • 仮想化やクラウドに関する知識
    • データベースに関する知識
    • サーバーサイドプログラミング(PHP、Ruby、Javaなど)に関する知識

    サーバサイドエンジニアについて詳しくは、関連記事をご覧下さい。

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    1.2 システムエンジニア(SE)のキャリアパス

    システムエンジニアから目指すキャリアパス」として人気の職種には、ITを切り口にクライアントや企業の経営課題を解決する「ITコンサルタント」が挙げられます。SEとして培ったスキルや開発経験、そしてIT関連知識は、ITコンサルタントとして活かされる場面が多々あります。


    また反対に「SEを目指す側のキャリアパス」としては、プログラマーからSEへ転職するというルートがおすすめです。プログラマーとして開発経験や技術力を積み、SEとして顧客折衝や設計経験を積みます。そしてゆくゆくはプロジェクトのリーダーを目指すという流れです。

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    2. システムエンジニア(SE)向けおすすめ資格の選定基準

    SEが資格を取るメリットは?職種別に役立つおすすめ資格を紹介【フリーランスエンジニア案件情報 | プロエンジニア】

    おすすめの資格をご紹介する前に、その資格を選定した基準をご紹介します。

    2.1 国家資格とベンダー資格について

    SEとして職場で取得が推奨されていることの多い情報処理技術者試験などの「国家資格」を優先して選定しています。ただし「ベンダー資格」や「民間資格」についても、信頼性が高いものや、職場で資格手当が出るケースがあるものなどは合わせてチョイスしています。

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    2.2 SEのキャリアパスごとのおすすめ資格も選定

    ひとことでSEと言っても、その目指すキャリアパスによっておすすめの資格は異なります。社内SEやフルスタックエンジニアなど、代表的なSEのキャリアパスごとのおすすめ資格も選定対象に含めています。

    ちなみに社内SEを目指す方には、基本・応用情報技術者試験などの幅広いIT知識を習得していることが問われる試験や、PMPなどマネジメント系などがおすすめ。

    フルスタックエンジニアを目指す方には、Oracle認定Javaプログラマなどのプログラミング言語に関するベンダー資格のほか、応用情報技術者試験などがおすすめです。

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    3. システムエンジニア(SE)向けおすすめ資格一覧

    SEが資格を取るメリットは?職種別に役立つおすすめ資格を紹介【フリーランスエンジニア案件情報 | プロエンジニア】

    次におすすめの資格をそれぞれ、詳しくご紹介していきます。

    3.1 基本情報技術者試験

    基本情報技術者試験は、IT技術者として必要な基礎知識を、広範囲にカバーする国家試験です。


    受験資格 特になし
    試験時期 春期(4月頃)、秋期(10月頃)の、年二回
    費用 5,700円(税込)(2022年春期試験より、7,500円に改定予定)
    受験方法 プロメトリックのサイトから希望する会場と日時を指定して予約する。試験はCBT方式で行われる。 (2022年以降の受験方法は、公式サイトを確認して下さい)
    公式サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/


    3.1.1 基本情報技術者試験の資格取得がおすすめの人

    プログラマ、システムエンジニア、ネットワークエンジニア、ソフトウェア品質管理担当者、システム運用管理者のような、多くの業種で習得が必須となっている内容の試験です。特定の分野に偏ることなく幅広いIT知識が問われるため、IT関連の職に就いた新人が真っ先に、会社から合格を推奨されることの多い試験となっています。

    その理由はITエンジニアの常識といえる内容を評価されているだけでなく、国家試験合格者の人数が企業の技術力の高さを示す裏付けとなるためです。特に官公庁からの案件を多く受注する企業の場合、この国家試験の合格者数が入札条件となっている場合があるため、重要視される傾向にあります。


    3.1.2 基本情報技術者試験の勉強法

    基本情報技術者試験の効果的な勉強法として、まず午前試験では、多くの過去問が繰り返し出題されています。そのため試験範囲を一通りチェックした後は、ひたすら過去問の演習を繰り返す勉強法がおすすめです。

    また午後試験は、出題11問から5問を選択して解答する、長文問題です。特に配点の高いプログラミング言語に関する問題は、5つの言語から出題されます。その中で、今後もプログラミングを行っていく予定のある方は、開発環境の準備が簡単、かつ人気がありWeb上に情報が豊富な、Java選択の受験がおすすめです。

    Javaの知識は基本情報技術者試験以外の資格の受験にも大きく役立ちます。Javaのおすすめ試験については、次の記事も参考にしてみて下さい。

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    3.2 応用情報技術者試験

    応用情報技術者試験は基本情報技術者試験の上位資格であり、ITに関する知識を幅広く、またより深く問われる試験です。こちらも基本情報技術者試験と同様に、SEが職場で合格を推奨されることの多い試験のうちのひとつです。


    受験資格 特になし
    試験時期 春期(4月頃)、秋期(10月頃)の、年二回
    費用 7,500円(税込)
    受験方法 IPA公式サイトから受験を申し込む。 受験票で指定された会場にて、筆記試験を行う。
    公式サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/


    3.2.1 応用情報技術者試験の資格取得がおすすめの人

    応用情報技術者試験の勉強を通して、ITシステムにおけるより広く深い見識を得ることができます。これによって、高度区分試験として挙げられているもの(情報セキュリティ、ストラテジ、アーキテクト、プロジェクトマネジメント、データベース、ネットワーク、サービスマネジメント、エンベデッドシステム、システム監査)について「基本的な知識はある程度身についている」ということの証左になります。

    そのため、最前線でコーディングや上流工程を担当する技術者に限らず「ITコンサルタント」「セールスエンジニアなどITシステム関連の技術営業職」「運用エンジニア・社内SE」などの職種にも適しています。


    3.2.2 応用情報技術者試験の勉強法

    午前試験の試験範囲そのものは基本情報技術者試験と同等ですが、より深く掘り下げた内容が出題されます。過去問からの再出題もありますが、「暗記」ではなく「理解」しながら勉強することが、午後対策にも通じるのでおすすめです。

    午後試験については選択式ではなく、記述式での解答が必要になります。過去問を参照しながら、記述問題を繰り返し解く練習が有効です。応用情報技術者試験の詳しい勉強法については、次の記事も参考にしてみて下さい。

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    3.3 データベーススペシャリスト試験

    データベーススペシャリスト試験は情報技術者試験のうち、高度区分試験のひとつであり、データベースに関する深い知識を問われる試験です。こちらも国家試験であり、データベースの設計や構築を行うエンジニアに人気の試験となっています。


    受験資格 特になし
    試験時期 秋期(10月頃)
    費用 7,500円(税込)
    受験方法 IPA公式サイトから受験を申し込む。 受験票で指定された会場にて、筆記試験を行う。
    公式サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/


    3.3.1 データベーススペシャリスト試験の資格取得がおすすめの人

    データベーススペシャリスト試験は、データベースに関する資格の中で唯一の国家資格。システム開発の上流工程のスキルをさらに高め、専門性を深めたい人にお勧めの試験です。ちなみにドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で星野源が演じたSEのキャラクター「津崎平匡」が、この資格の保有者であるという設定も有名です。


    3.3.2 データベーススペシャリスト試験の勉強法

    データベーススペシャリスト試験の勉強を効果的に行うには、過去問のチェックが重要です。過去問を一通り解き、間違えた問題の分析を行います。なお選択問題の選び方については、「概要設計」がおすすめです。午後1と午後2で出題傾向が似ているため、午後2が解けるようになっているころには午後1が解けるという状態になっているためです。

    データベーススペシャリスト試験の詳しい勉強法については、次の記事も参考にしてみて下さい。

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    3.4 プロジェクトマネージャ試験

    プロジェクトマネージャ試験は高度区分試験のひとつであり、ITプロジェクトのマネジメント手法に関する深い知識を問われる試験です。官公庁案件の入札要件に設定されていることも多い資格でもあり、関連する企業では合格者に資格手当を支給しているケースもあります。


    受験資格 特になし
    試験時期 秋期(10月頃)
    費用 7,500円(税込)
    受験方法 IPA公式サイトから受験を申し込む。 受験票で指定された会場にて、筆記試験を行う。
    公式サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/


    3.4.1 プロジェクトマネージャ試験の資格取得がおすすめの人

    この試験におけるプロジェクトマネージャとして想定されるのは「システム開発計画を円滑に運営する責任者」とされています。いわゆるプロジェクトの最高責任者(PM)のことを指しており、現場のトップに立って指揮し、統括する立場が想定されています。よってプロジェクトを統括する立場の人材や、それに相当するような人材におすすめの試験です。


    3.4.2 プロジェクトマネージャ試験の勉強法

    プロジェクトマネージャ試験の勉強を効果的に行うには、小論文の練習が効果的です。試験範囲の参考書をただ読むだけでなく、自分なりの文章に要約してみる練習を日ごろから行っておくことが重要です。

    プロジェクトマネージャ試験の詳しい勉強法については、次の記事も参考にしてみて下さい。

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    3.5 OracleMaster

    OracleMasterは、Oracleデータベースの提供元(ベンダー)が公式で実施している認定資格(ベンダー資格)です。


    受験資格 Bronze:なし
    Silver:Bronze合格から有効期限内であること
    Gold:Silver合格から有効期限内であること
    試験時期 随時
    費用 32,340 円(税込)
    受験方法 CertView(オラクル認定システム)からピアソンVUEのサイトを開き、希望する会場と日時を指定して予約する。 試験はCBT方式で行われる。
    公式サイト https://www.oracle.com/jp/education/index-172250-ja.html


    3.5.1 OracleMasterの資格取得がおすすめの人

    OracleMasterの取得は、データベース管理者の方におすすめです。特に初級試験であるBronzeは、基礎的なデータベース管理スキルを証明できる資格です。ただし実際に現場の運用管理者として実用レベルの資格としては「Silver以上」が目安です。

    Goldを取得すると、運用管理スキルに加えて、RMANによるバックアップ・リカバリや複製、マルチテナント環境の構成・管理全般、またインストールやパッチ適用といった高度な技術要素を理解していることが証明され、データベース管理者としてのスキルを証明することができる資格です。


    3.5.2 OracleMasterの勉強法

    OracleMasterに合格するためには、実務経験がない方の場合は、まずは無料体験版をインストールしてみるのがおすすめです。実機を触れる環境が整ったら、初心者はOracleの入門書で仕組みを学んでから、試験の参考書や問題集へ進んでみましょう。実務経験のある方はテキストと問題集が一冊にまとまっている参考書が発売されているので、書店でめくってレベル感を確認してみて下さい。なおSilver以上の実力がある方でもBronzeから順に合格していく必要があるため、注意が必要です。

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    3.6 LinuC

    LinuCは、特定非営利活動法人エルピーアイジャパンが実施している民間の認定資格です。これまでのLinux技術者認定試験といえば国際的な試験であるLPICが有名でしたが、このLinuCは日本国内における実務や需要に即した内容であることを目的に作られており、より実用的なものとなっています。


    受験資格 LinuC-1:なし
    LinuC-2:有効なLinuC-1を保有していること
    LinuC-3:有効なLinuC-2を保有していること
    試験時期 随時
    費用 16,500円(税込)
    受験方法 ピアソンVUEのサイトから希望する会場と日時を指定して予約する。試験はCBT方式で行われる。
    公式サイト https://linuc.org/


    3.6.1 LinuCの資格取得がおすすめの人

    Linuxを業務で利用するインフラ系エンジニアや、クラウドエンジニアの方におすすめです。特に未経験からインフラエンジニアを目指す方にも、実践に即した内容であることを重視して作られたLinucは、実用的なLinuxの基礎知識を身に着けることに役立ちます。


    3.6.2 LinuCの勉強法

    Linuxの実務経験なしで勉強を始める方は、まずコマンドを実行できる仮想環境の用意をしましょう。Linuxの仮想環境は、WindowsユーザーであればWSL(Windows Subsystem for Linux)によって簡単に構築できます。

    実務経験者の方は、まず参考書を通して読んで、試験範囲を把握しておくことがおすすめです。なおOracleMaster同様に、上位の実力がある方でも、必ず下位資格から順に合格する必要があるのでご注意下さい。

    参考書の選び方などについて詳しくは、以下の記事をご覧下さい。

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    3.7 Oracle認定Javaプログラマ

    Oracle認定Javaプログラマは、Javaの提供元(ベンダー)であるOracle社が公式で実施している認定資格(ベンダー資格)です。


    受験資格 Bronze:なし
    Silver:なし
    Gold:Silver合格から有効期限内であること
    試験時期 随時
    費用 Bronze:16,500円(税込)
    Silver、Gold:32,340 円(税込)
    受験方法 CertView(オラクル認定システム)からピアソンVUEのサイトを開き、希望する会場と日時を指定して予約する。 試験はCBT方式で行われる。
    公式サイト https://www.oracle.com/jp/education/index-172250-ja.html


    3.7.1 Oracle認定Javaプログラマの資格取得がおすすめの人

    Oracle認定Javaプログラマの取得は、Javaエンジニアやフリーランスエンジニアの方におすすめです。Java資格の中でもっともメジャーなものであり、基本情報技術者や応用情報技術者とセットでの取得が人気です。ITエンジニアの新人研修中に、受験を推奨する企業もあります。さらにITコンサルタントの方や、ヘルプデスク担当の方がとるのも有効な資格となっています。


    3.7.2 Oracle認定Javaプログラマの勉強法

    Oracle認定Javaプログラマの勉強を始める前に、まずJavaのプログラミング環境を構築しておく必要があります。疑問に思ったときはすぐ実機で動かしてみることができる環境は、試験勉強にも重要です。参考書はオラクル認定資格教科書 Javaプログラマ(通称:紫本)が人気であり、おすすめです。ただJava自体の初心者であるという場合は、まずJavaの入門書から始めるのもおすすめです。

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    3.8 システムアーキテクト試験

    システムアーキテクト試験は高度区分試験のひとつであり、システム開発の上流工程担当者向けの試験です。業務ニーズに適した情報システムを的確に分析・設計し、完成に導くための深い知識と経験を問われる試験です。


    受験資格 特になし
    試験時期 春期(4月頃)
    費用 7,500円(税込)
    受験方法 IPA公式サイトから受験を申し込む。 受験票で指定された会場にて、筆記試験を行う。
    公式サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/


    3.8.1 システムアーキテクト試験の資格取得がおすすめの人

    システム開発の上流工程を担当するエンジニア向けの試験であり、ITコンサルタントへの転身を考えている場合などにも有効です。顧客ニーズを読み解いた上でのアプリケーションやインフラなどの設計をはじめ、設計書の記載内容や開発方法における標準化などを行うスキル証明になります。またクライアントに対してシステム開発に関するコンサルティングを行うための、提案力も証明できる内容となっています。


    3.8.2 システムアーキテクト試験の勉強法

    システムアーキテクト試験の勉強方法について、午前試験は他の高度区分試験と同様です。また午後試験についてもプロジェクトマネージャと同様に、論文試験の突破が合格の鍵となります。例えば令和3年春期試験の午後2問題では、設問(ア)が800文字以内、(イ)が800字以上1600字以内、(ウ)が600字以上1200字以内で解答せよとなっています。(ア)も半分は書くと想定すると試験時間の2時間で最低でも1800文字書くことになり、これは原稿用紙4枚半に相当する分量です。とにかく時間が足りなくなることが想定されるため、日頃から破綻なく文章を書きなれておくための訓練が重要です。

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    3.9 PMP

    PMPとはプロジェクトマネジメントプロフェッショナル(Project Management Professional)の略称であり、プロジェクトマネジメントのスキルを認定するための国際資格です。プロジェクトマネジメントに関する経験や知識の確認を目的として、グローバルに実施されています。


    受験資格 ・プロジェクトマネジメントの実務経験(4年制大卒の場合:36カ月、それ以外の場合:60カ月)
    ・35時間のPMI研修の受講
    試験時期 随時
    費用 555 USドル
    受験方法 PMI公式サイトから受験申請を行い、まずPMI研修を受講する。本試験はピアソンVUEのサイトから希望する会場と日時を指定して予約し、CBT方式で行われる
    公式サイト https://www.pmi-japan.org/pmp_license/


    3.9.1 PMPの資格取得がおすすめの人

    PMPは、プロジェクトマネージャやITコンサルタント、部下を持つ社内SEなど、プロジェクトのマネジメントを実際に行っている方におすすめの資格です。世界的に評価の高い、マネジメント知識をまとめた参考書的存在である「PMBOK」を深く理解していることを証明し、グローバルに示すことが可能です。


    3.9.2 PMPの勉強法

    200問の選択問題ですが、その試験時間は4時間であり、一つ一つが難度の高い問題となっています。特に近年では単に知識を問う問題から、プロジェクトマネジメントの実務に即して考える必要のある問題へとシフトする傾向にあります。単なる暗記ではなく日頃のマネジメントの現場に当てはめつつ、よりPMBOKの理解を深める学習が必要となっています。

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    3.10 ITコーディネータ試験

    ITコーディネータ試験は経済産業省推進資格の一つであり、ITコーディネータ協会が運営する民間資格です。ITコーディネータとは、経営者の立場に立った助言や支援を行い、経営へのIT活用を助ける人材として、様々な業種で活躍しています。


    受験資格 特になし
    試験時期 年三回の期間中、随時
    費用 19,800円(税込)
    受験方法 CBTSのサイトから希望する会場と日時を指定して予約する。 試験はCBT方式で行われる。
    公式サイト https://www.shikaku.itc.or.jp/


    3.10.1 ITコーディネータの資格取得がおすすめの人

    システム開発の上流工程を担当するエンジニア向けの試験であり、ITコンサルタントへの転身を考えている場合などにも有効です。顧客ニーズを読み解いた上でのアプリケーションやインフラなどの設計をはじめ、設計書の記載内容や開発方法における標準化などを行うスキル証明になります。また経営系の知識が重視されており、経営へのIT利用に興味のある方にもおすすめの試験です。


    3.10.2 ITコーディネータの勉強法

    ITコーディネータ試験は、主にPGL(IT経営推進プロセスガイドライン)から出題されます。基本は、このIT経営推進プロセスガイドラインをテキストとしての学習が中心となります。なお試験対策用の参考書は高額なもののみとなっているため、参考書を購入する前に、公式に用意されたサンプル問題で出題の雰囲気を確認しておくこともおすすめです。PGLとサンプル問題は、以下のページからダウンロード可能です。

    ITコーディネータ試験 見本問題と解説例(25問)|ITコーディネータ協会

    出題範囲とガイドブック|ITコーディネータ協会

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    4. まとめ

    今回はシステムエンジニアに役立つ資格を必要なスキルや前後のキャリアパスの観点からご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。資格の取得は肩書に追加されるだけでなく、自分の持つスキルや知識の再確認にもつながります。ぜひ興味のあるものを見つけて、チャレンジしてみて下さいね。

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